6/10(日)仙台城ガイド活動報告 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

今日は、あいにくの雨模様でしたね。確か天気予報では夜から雨だと思ってたんだけど、離れていても台風の影響力って、やっぱり凄い!と、いうわけで今日は傘を差しながらのガイド活動となりました。

 

本日のアタシのスケジュールは結構忙しかった。午後からメールで連絡をもらっていた親子のガイドを仙台市博物館前からご案内する予約と、旅行会社のツアーガイドの予約もあったのです。

 

でも、午前中から仙台城には観光客を中心として訪れる方が結構多かったりする。そりゃあそうだよね、旅行の計画立てておいて、雨模様だからやーめたっていうひと、そうそういないもん。

 

そういう意味では、こんな雨の中でも仙台城に足を運んで頂けるなんて、ありがたいことです。m(__)m

 

そんなわけで、午後の事も頭に入れつつ、午前中は主に騎馬像前の写真撮影とそれに絡めてのプチガイドを中心に活動してました。ある程度予想はしてたんだけど、雨降りだとアタシの自慢のフリップも雨で濡れるとくっついちゃって、思うように開けない。(>_<)このフリップを使ったガイドってタイミングが命なので、「ここっ!」てタイミングで出すのに手間取っちゃうと、それはそれでお客さんもちょっと冷めちゃう。

 

かと言って言葉の説明だけじゃあ、正直つまんない。これ、自分が逆の立場を想像してもらうと分かるんですけど、人間って興味・関心を持っていることに対してはなんぼでも話は聞いてられるんです。

だけどね、それほどでもないのに熱っぽい話を聞かされるのって、ある意味ウザったいと感じるもの。

それをつなぎとめるには、やっぱり演出が必要なんだよね。アタシの場合はフリップってこと。

 

それでも雨でくっついちゃったフリップを、めくって頑張りました!(^o^)

(お昼休みにはちゃあんとタオルで拭いたんだよ、またすぐ濡れちゃったけどさ)

 

そうして、午後。アタシは本丸からテクテクと仙台市博物館まで、あの坂を降りて行きました。。

その方と合流して、いざ本丸!ってか。まあ、下ってまた登る分けですけど、アタシはこの行程、意外と嫌いじゃあないんです。だって、いい運動になるし、何よりこの仙台市博物館裏の旧登城路を道なりにガイド説明をして来るのって、いい訓練なんだよね~。せっかく覚えていることもあんまし使わないと、忘れるし、しゃべりもギクシャクしちゃうし。実は、物事を覚えるのには2種類あって、大脳で覚えるのと小脳で覚えるってことなんだけど、フツーは大脳で覚えるのね。小脳で覚えるって言うのは具体例を挙げると、「自転車乗り」なんですよ。つまり、何回も転んで覚えた自転車の乗り方って、大人になっても忘れないでしょう。反復練習で体で覚えた感覚って一生もんってこと。そういう意味ではガイドって言うのも、「小脳」をフル活用して覚えたことの方が、意外とジャスト・フィットしているもんだったりします。

 

一通り本丸での案内を終え、アタシはすぐさま団体客の待つ、大型バスの待つ駐車場へ移動。

なんでもこのツアーのテーマは「百名城巡り~」なんだとか。おおー、これはどれほどの城マニアや強者が来るのかしら~と期待半分不安半分。ガイドはアタシのほかにもう一人。いったいどうやってグループ分けをするのかなーと思っていたら、「百名城スタンプを押してから説明を聞くチーム」と「説明だけ聞くチーム」に分かれるとのこと。そんでもって、その内訳が34人中、「押すチーム」が26人、「押さないチーム」が8人という振り分けだった。(物を集めたがるのは、人間の習性ですから)アタシは「押さないチーム」の方を担当。

 

いつものすこっちペースでガイド説明を進めていきましたが、う~ん、やっぱりグループには女性の存在って大きいよね。リアクション芸人じゃあないけど、ちゃあんとこちらの説明に対してリアクションを返してくれるもんね。どっちかっつーと男性はじーっと聞いていて、思いついたら質問して来るみたいな感じかな。

 

そんなこんなで、濡れネズミになった本日のガイドも無事終了しました。声も枯れ、体も適度な疲れを感じてますが、やりきった感を十分に感じられる一日でした。!(^^)!

 

次回は6/24(日)。

 

仙台城でお待ちしておりま~す。♪