どうも、すこっちです。!(^^)!
連日の如く報道されている「モリ・カケ問題」。国会ではやれ証人喚問だの、参考人招致にして追求してはいるが、「晋三いちみ」は一枚岩なのか、いっこうに尻尾を出さない。
アタシもたまたま佐川前理財局長の証人喚問をテレビで見ていたんだけど、彼は凄いね、頭キレるよ!
あれだけの答弁をするような人では簡単には落とせないわな~。(>_<)
安倍晋三も相変わらずの「朝ごはん論法」で支離滅裂な答弁なんだけど、アタシが思うにいい加減野党の方もちったぁ頭を使ったらどうなんだろうか?と最近は思ってしまうのです。
みなさんは、イソップ童話にある「北風と太陽」を知っていますでしょうか?
知らない人はいないと思いますが、簡単に説明をしますと、旅人のコートを強硬にはぎ取ろうとした北風は全然駄目で、太陽が暖かく照らしたら、旅人はすんなりとコートを脱いだって話ね。
つまりアタシが何を言いたいのかと言うと、「お前がやったんだろう!」、「もう、証拠は挙がってんだぞ!」
「シラを切るのもいい加減にしろ!」こうしたイケイケ・ドンドンで相手を追求すればするほど、見ている方はさ、「おおっ、野党頑張っているね~。」って面白がるけれど、実際のところ相手は貝のように口を閉ざして、どんどんガードが固くなってしまうものではないだろうか?
いっそのこと、「北風」みたいな追求は止めにして、「太陽」の如く安倍晋三君や麻生太郎君の気持ちに寄り添って、「あなた方の気持ちもよく分かる。」、「今のこの国にはあなた方が必要ですよ。」、「総理夫人がやろうした理念は素晴らしい!」と言った具合に「褒め殺し」ではないけれど、ある意味追求されている側の気持ちにまずは寄り添って、共感する意思表示をして、距離感が縮まったところで、徐々に核心を突くような質問をして言ったら、ひょっとしたらけっこう本音に近い発言を引き出せるかもしれないのでは?
どうせ、ガードが固くて口を割らないんだったら、ダメもとでもこうした手法を使っていかないと、いつまでたっても平行線じゃあないのかな。ほら、刑事ドラマなんかでよくあるでしょう!最初はどぎつい言葉で自白させようとしているコワモテ刑事が登場!しかし、いっこうに口を開こうとしない。次に登場した年配のベテラン刑事が容疑者の家族の事や気持ちに寄り添って話をする。しまいには「腹減ってないか?」と言って、定番の「カツ丼」を差し出す。その「カツ丼」を貪り食う容疑者。しばらくして、彼の口から、、、
「すみませーん、私がやりました。」
ってこれは、ドラマの1シーンなんでしょうが、心理学的もこの「北風と太陽」の手法によって相手の本心を引き出すということはちゃあんと立証されている。
ほかにも嘘をついている人は、「自分の鼻や顔の周りをやたらと触りたがる」とか「まばたきが多くなる」とか、心理的に追い詰められている人はちゃあんとサインを出しているんです。つまり、見る人が見れば証拠はないけれど、嘘つきなのかそうでないのかは分かるもんなんですよね。
だから、野党の皆さんにも、そうした心理的手法なんかも総動員して追求して欲しいわけですよ。
押すばかりが能じゃないって。時には引いて、相手の様子を伺って、相手のペースに合わせてみて、そして最後に切り札のクロスカウンターをおみまいするんでしょ!
これって、なにも国会だけじゃあない!すべての交渉事にも言えますね。
あなたも「北風と太陽」戦法、使ってみてはいかがですか?