あなたは加点式?それとも減点式?国民性の違いかな。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さて、今日はもう皆さんは忘れているかもしれませんが、「プレミアムフライデー」だったんですね。

いやはや政府主導でスタートしたはいいが、これほど一般ピープルとの間にかい離があるイベントごとも珍しい。月末の金曜日と言えば、何かとやることが多くて、休み前の追い込みで残業をする人が多いというのに、、、。厚顔無恥なトンデモ首相がトップだもん、結局、国民の空気感なんて一生分かってもらえないんでしょうなあ~。(-_-;)

 

最近のアタシがワインにハマっていることは、ブログにも書いているので分かっている人は多いと思いますが、ワインに関する本を読むと、これまた「目からウロコ」気づかされることが多いのです。

 

この前読んだ本にはこんなことが書いてあった。

 

ワインの本場フランスでは、当然ワインの品評会がある。その審査員が審査する方法と言うのが、「加点式」。つまり、このワインのこんなところが良い!というところを見つけてポイントを加算していく。

なので、ワイン業界では「マイナスの表現」を使うことはタブーとされているんだそうです。

 

例えば、「単純」=「複雑でない」とか「においがきつい」=「芳香な香り」とか「派手すぎる」=「色鮮やか」と言った具合に常にプラス思考の言葉しか使ってはいけない。だから、「デブなやつ」=「ふくよかな人」だし、「ガリガリな人」=「スマートな人」だし、「変わった人」=「個性的な人」となる。

 

それに引き換え、わが日本においてもワインに全然負けていない「日本酒」という切り札があるんですが、こちらの品評会の採点方式って、ついこの間まで「減点式」だんですね。

 

つまり、「香りが10点満点中8点かな」とか「爽快さが10点中6点かな」と言った具合にある一定の基準に対して足りない分を減点していく方式だったのね。う~ん、これってやっぱ国民性の違いなのかなあ。

 

「お前はまだまだ半人前だ!」とか「青二才の分際で」という言葉がフツーに使われているってことは、日本という国は経済大国になって肩を並べているようでも、欧米諸国と比べるとまだまだなんだろね。

 

同じテーブルでいっぱしに会食をしているように見えても、その立ち居振る舞いや心の内は、熟成がされていないお酒みたいなもんなのかもしれないです。

 

良い悪いは別にして、最近のマスコミだってどちらかというと報道のコンセプトは「減点方式」だもんね。

せめて、このブログを読んだ方々にはちょっとは「人生加点方式」という考え方を持って欲しいのです。

 

誰だって、「デブ!」って言われるよりも、「あら、ふくよかな方ね。」って言われる方がいいんだからさ。

実はこれって、「上手な褒め方」の訓練になるかもしれないですね。!(^^)!

 

さーて、明日からあなたも始めてみましょう!「加点式」な表現方法ってえやつを。