伊達政宗名言「仁に過ぎれば~」ってほどほどが良いということ? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

歴史上の人物と言うのは数多くの名言を残している。

 

当然、我らが伊達政宗公も数々の名言を残しているんだけど、その名言の中でも有名であり、アタシも「うん、うん、なるほど。と共感できる言葉がこの言葉。

 

仁に過ぎれば弱くなる(人を大切にし過ぎると、相手のためになりませんよ)

義に過ぎれば固くなる(正義を振りかざすと融通が利かなくなりますよ)

礼に過ぎれば諂となる(礼儀正しすぎると、嫌味になり失礼ですよ)

智に過ぎれば嘘をつく(頭が良すぎると嘘をつくよ)

信に過ぎれば損をする(他人を信じすぎると損をしますよ)

 

「五常訓」とも呼ばれるんですけど、かなり物事の核心を突いていると思いませんか?

 

「仁・義・礼・智・信」は儒教の教えの中で、人が常に守るべき5つの項目として、武士道にもこの考え方は取り入れられているんです。まあ、いわば武士の掟みたいなもんですかね。

 

でも、それをあんまし純粋に守りすぎると、やけどするよ!と政宗は言いたいんだと思うんです。

「火」だって、上手に使えば暖を取ったり、食べ物を温めたり、灯りになったりいいことばっかだけど、

度を越せば、やけどもするし、火事になって全てが灰になってしまう。

 

私がよく使う「程度問題」って言葉もこれに通じるところがあります。

 

何事も人間のセンサーをフル回転して、臨機応変に対処していければたいがいの事はなんとかなるものです。そういう思考回路と心の余裕を持って行動しましょう、という意味なんでしょうかね。!(^^)!