どうも、すこっちです。!(^^)!
開幕から31試合目で楽天イーグルスの自力優勝が消滅した今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?巷では、チーム創設当時の負け数を超えるのでは?という憶測も出ているんだとか。
あのねーまだ5月だよ。これから先のシーズンのチケットを持っている人はどうすんのよ?っていうか、この先、試合を観戦に足を運ぼうかなって気がおきます?(まあ、よほどのファンなら行くんでしょうけど)
つーか、大敗が多過ぎ。大変失礼だけど、中には「大阪桐蔭の方が強いんじゃね?」って言う人が出てくるよ、きっと。誰か、いないのかい?チーム立て直しにキャプテンシーを発揮するようなやつって。
あー、この話をし出すとキリが無いので、そろそろ本題に入りましょうか。
GW最後のお休みである5/6(日)アタシは「城下絵図風呂敷発売記念 城下絵図の愉しみ-実大正保絵図に迫る」という企画に参加して参りました。
これ、何かと言いますと以前私のブログにも書いたんですけど、仙台城下の絵図を風呂敷にしたものが発売されたんですね、もちろん私も購入したんですけど、要はこの絵図をどうやったら愉しめるかという、風呂敷を持っている人対象の絵図のお勉強会です。
講師はもちろん、「ブラ木村」こと「ブラタモリ」で案内役を務めた木村浩二さんです。(^o^)
会場は金港堂書店の2F、受講者は20人ぐらいだったでしょうか。
いやー木村さんの話を聞くのは2回目なんだけど、やっぱタメになるわ~。
仙台城ガイドをやっている私もそれなりに仙台城に関する知識はインプットしているつもりだし、木村イズムの遺伝子も自分なりに吸収しているので、「以前聞いた話の焼き直しかな?」的な気もしてたんだけど、すみませんでしたm(__)m。まだまだ、木村さんには開けていない引き出しがいくつもありました。
そして、凄いなあ~と思うのが、以前聞いたことのある話であっても必ず違う切り口の話を肉付けしてきている。これって、深く掘り下げていないと出来ないことだよね~。あらためて脱帽です。
インパクトがあったのが、城下絵図に書かれている石垣。この石垣の絵を見ると、「野面積み」なんですね。だけど、現在の石垣は「切り石積み」。一見見逃しそうなんだけど、この部分を見るだけでも次のようなことが分かるんですね。
①今私たちが見ている仙台城の石垣は、この正保2年の絵図とは明らかに違うものである。
②絵図に書かれている櫓は当時の石垣の上に建てられていたもので、今の石垣の上には無かった。
ほかにも懸け造りが描かれていなのは、地震で倒壊した直後だったからとか、城下からもはっきり見える櫓は三重の櫓(やぐら)だけど、見えないところは二重櫓だったとか、とにかく次から次へと繰り出される話はガイドをしているアタシにはありがたや、ありがたや。新興宗教の教祖様みたいな存在だ。
こうしてみると、やっぱり「餅は餅屋」専門家に足を運んで、時にはお金を払ってでも教えを乞わないと本当の知識というものは吸収できないですね。木村さん、ありがとうございました。
あとは、こんなアタシの気持ちにリスペクトをしてくれるようなお仲間がいれば、もっとブラッシュアップされてガイドにもいい影響を及ぼしてくれると思うんだけど、、、。(-_-;)
やっぱりね、これからの仙台城ガイドの目指すところってさ、あれだけ「ブラタモリ」の反響が大きいってことは、単なる仙台城や伊達政宗の歴史ネタを話すだけじゃあなくて、「ブラタモリ」で紹介されたような地形や江戸時代の痕跡なんかを紹介してね、お客様に話と実物をつなぎ合わせてもらって、「ガッテン」してもらうような、そんなところを目指さないとマンネリになってしまうと思うのです。
せっかく、木村さんたちのようなレジェンドがいるんだから、そういう人たちに学ぶ姿勢って大事なことだとアタシは思うんです。
あーそうそう、その金港堂からの帰り道にあり得ないような奇跡がありました。
私は南町通りから帰るか、中央通から帰るか迷っていたんですね。そんで、たまたま南町通りの方から帰ろうと思って、そちらに向かったら「あーどうも。」って私に声を掛けてきた男性がいたんです。誰だろうと思ってよくよく見たら、それはナ、ナント、あの伊達武将隊の「支倉常長」さんじゃあ、あーりませんか?
私も「あ、どーも。」って挨拶をして、軽く話をして別れたんですけど、いやー凄い偶然だわー。(>_<)
私も仙台城でよくお会いしてはいたけれど、今日はお互い私服だからね。それに支倉さん、アタシのことちゃんと覚えていてくれたんだね~、うれしいなあ~。支倉さんに「あっぱれ!」あげちゃいます。!(^^)!
さぁて、今日覚えた「ブラ木村」の闘魂は「闘魂ビンタ」でもってちゃんとアタシに注入されましたよ。
次回からのガイドにきちんと活かしていかなければ。