どうも、すこっちです。!(^^)!
「ゴールデンウイーク」という言葉はそもそも、この時期に映画の興行成績が正月やお盆休み以上の売り上げを記録したことから、「おっ、これイケんじゃね?」と思った映画会社が作り出したキャンペーン用の和製英語なんだそうです。
という本来の趣旨に則るならば、GW=映画週間ってことにもなるのです。最近映画がご無沙汰になっているという皆さんはぜひともこの機会に足を運んで頂きたいのです。
というわけで、私はちゃあんと趣旨に則っていましたよ~。先日の「ペンタゴンペーパー」に引き続き、今日はデイズニーアニメ映画「リメンバーミー」を鑑賞して参りました。(^o^)
ネタバレをしない程度に簡単にあらすじを紹介しますと、メキシコのある一家。その家は代々靴屋さんを営んでいるんだけれど、主人公であるその家の息子ミゲル。彼は音楽の才能があって、音楽が大好きなんだけど、この一家なぜか代々音楽がご法度なのです。
そんな中で、自分はどうしても音楽を志したい!でも、家族は反対。そんなジレンマを感じながら葛藤するミゲル少年が、メキシコの祝日である「死者の日」にひょんなことから、「死者の国」に迷い込んでしまう。早く元の世界に戻りたいと思いつつも、次から次へと困難が彼に降りかかる。果たして、彼は無事に元の世界に戻れるのか、そして彼の一家と音楽を結び付ける重大な出来事とは、、、。
といった感じです。
この映画、前々からかなりの「ウルルン映画」だと聞いてはいたんですが、、、、。
はい、間違いございませんでした。(>_<) もうね、クライマックスのシーンでは館内号泣、号泣、号泣の嵐でした。もちろん、泣き映画好きの私もドストライクでしたね~。!(^^)!
最初のうちは、ディズニー映画にありがちな息をもつかせぬ速~い展開で進行するもんで、なかなか感情移入がしづらい。ところが、観ているうちに「はは~ん、大体こういう展開になるのかな?」ってなストーリーの青写真みたいなものが見えてくるんです。ところが、映画の中盤以降から「名探偵コナン」もびっくりの大どんでん返しが始まる。観ている方は、「あー、あのキャラが実はこうで、こういう関係なのか~。だから、こういう態度だったんだね~。」みたいな試験の後の答え合わせみたいな味がじわじわと出てくるんです。
そして、お待たせしましたkの映画の待望のクライマックスの「泣けるシーン」。水戸黄門で言うところの「これが目に入らぬかー」って印籠を見せるシーンね。ここで、泣けないって人はちょっと、感受性のセンサーの機能が低下しているかもしれないですよ。(>_<) メンテナンスをした方がいいかも。
それにしても、この映画のCG(コンピュータグラフィック)のクオリティは本当に素晴らしい!
まるで、本当の人間が演技しているぐらいリアリティを感じました。
明らかに「トイ・ストーリー」シリーズの時よりも、格段にレベルアップしている。
そもそもこの映画って製作はディズニー社なんですが、もともとはピクサーという会社が作っているんです。知っている人は知っている話ですが、ピクサーという会社はあのスティーヴ・ジョブズがアップル社から追放されていた時期に作った会社なんですね。最初に作成したのがあの「トイ・ストーリー」。その大ヒットでピクサーの評価はうなぎのぼりになった。そうして、ジョブズがピクサーをディズニーに売却したことで、彼は莫大な資金を手にすることになった。それまで「白雪姫」や「美女と野獣」や「アラジン」みたいな正統派のアニメーション映画しか作れなかったディズニー社がピクサーを取り込んだことによって、CGによるアニメーション映画という新たな路線に踏み出すことになったわけです。だから、「ファイディング・ニモ」や「モンスターズ・インク」なんかは同じディズニー映画でも「アラジン」なんかとは全然違うでしょう。(こうして、ジョブズはあらためてアップル社のCEOとして迎え入れられ、i-Podやらi-Phoneを生み出していくことにつながるというわけなんです)
音楽を通して人と人の心をつなぐというテーマもあるんですが、死者に対する畏敬の念というのも決して忘れてはいけないよ~というメッセージを映画を観ていた人達に伝えてくれたような気がしました。
さー、GW=映画週間。この映画も外せないな~。ぜひ見て欲しい、もちろん映画館で。
観終わったあなたの心はきっと、洗い立ての洗濯物のような「純白」になっているはずです。!(^^)!
あ、言い忘れてた。この映画、吹替版よりも断然字幕版の方がgood!ですよ。