どうも、すこっちです。!(^^)!
ふと気づけば、映画好きである私がかれこれずいぶんと映画鑑賞からご無沙汰してしまっているではないですか!いかん、いかん、こうやって日常の喧騒に流されていってしまったのでは、せっかくの映画と向かい合うという大事な時間を喪失してしまっている。
映画を観るということは、私にとって、単なる娯楽では無く、感受性や感性を鍛えるためのトレーニングでもあるのです。だから、疎かにすると、どんどんと感性が鈍っていく気がしてならないのです。
さて、今回は「ペンタゴンペーパーズ」を観てきましたよ~。(^o^)
この映画前からずーっと観たいと思っていたんだけど、、、。気が付けば上映時間が2回しかない。
やっぱり、映画っていうのは早いタイミングで見たいものですね。
映画のあらすじをネタバレしない程度に簡単に説明をしますと、こんな感じです。
ベトナム戦争に参戦したアメリカ。しかし、それは底なし沼だった。最初は共産主義打倒とか東南アジアの平和を守るみたいな格好いいことを掲げていたけれど、途中から「アメリカ合衆国」いう国が「敗戦国」というレッテルを貼られては一大事!というプライドを維持するためだけに何十万、何百万人という若い兵士をベトナムに送り込み、ベトナム人を殺戮していったというのが真相だったりする。
しかし、皆さんがよく御存じのどこかの国のどこかの総理大臣と夫人と取り巻きみたいに、アメリカもこのベトナム戦争に関する報告書を絶対に国民には見せたくなかったのですね。だから、その報告書も厳重に保管していた。けれど、正義の味方というのは、少なくとも当時のアメリカには存在していたようでありまして、それを盗み出してコピーした連中がいたんです。
これをいち早く、スクープとして新聞記事にしたのが「ニューヨークタイムズ」だった。ところが、当然この記事に合衆国政府は大激怒!新聞差し止めを強引に飲ませる。しかし、タイムズ紙に比べると規模が小さかった「ワシントンポスト」もこのコピーの入手に成功するんだけど、果たして国民のために記事にするべきか?それとも、流行の忖度でもって、封印して保身に走るべきか?
といった内容なのです。
いやーどう見ても、今のどこかの国の政府の状況とほとんど丸かぶりなんじゃないの、これって?
とついつい思ってしまうのはアタシだけでしょうか?
まあね、若者が無意味な戦争に送り込まれて、死んでいく当時の状況と今のアタシがよく知るどこかの国のドタバタ劇とでは、同じ物差しでは計れないかもしれないけれど、、、。
やっぱ、自由の国アメリカですから、最終的には報道の自由が「肝」になるというわけです。
皆さんが良く知るどこかのナントかという国の厚顔無恥な連中が伏魔殿に居座っている状況に、はっきりいってうんざりしているというあなた!
まずは、この映画を観ようではありませんか!(上映回数が少なくなってきているので早めにね)
「歴史は繰り返す」という言葉がありますが、実際にこういうことがアメリカであったんだということをまずはしっかりインプットしておいて、それからどこかの国のトンデモ首相&夫人の議論に入りましょうぜ!
アタシ的にはとっても楽しめた、良い映画でしたよ。(トム・ハンクスがいい味出してるね~。)
最後はアメリカらしく、スカッとさわやか「コカ・コーラ」ってな締めくくりだったりしますんで。!(^^)!