すこっち探検隊が行くin「昭和の暮らしを五感で巡る旅多賀城・塩竈」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

ここ2日間は寒かったですね~、雪もチラついていたし。

こんな日は本来であれば、じっとしているのがベターな過ごし方なのかもしれないけれど、

好奇心が旺盛な私目は寒い2月であっても、「アクティブ派」で生きたいと思うのです。

 

今回のすこっち探検隊は「多賀城市」と「タガの柵」さんが主催のコラボ企画である。

「昭和の五感で巡る旅 多賀城・塩竈」に参加をして参りました。(^o^)

 

この企画への参加も、まあー勢いっちゃあ勢いなんですが、相変わらず自分で外堀を埋めていかないと

重い腰が上がらない私、すこっちなのであります。

 

この企画のコンセプトは多賀城・塩竈の古き良き昭和の風景と今の風景を写真を通して比較して

理解を深めましょう、という企画なのです。

 

さらに、美味しいスイーツと昼食付きという大変ありがた~い企画だったりします。!(^^)!

 

まずは、現在の多賀城駅前に集合して、昭和32年頃の多賀城駅と今を比較します。

この頃の多賀城駅の駅舎って、ホント小さかった。まあ、電車に乗るためだけの停留所だよね。

 

私が物心着いた時の駅のイメージは写真の頃からあんまし変わっていなかった。

思えば、再開発とか、駅舎をリニューアルなんてぇ発想は昔は皆無だったのかもしれないですな~。

 

私が専門学校時代、実は多賀城駅の隣に「ドムドム」というハンバーガーショップがあって、そこでバイトをしていたことがありました。今思えば、いい思い出で、自由な環境だったなあ~。

 

ガイドの方にそんな話をしたら、「へぇ~そうなんですか? ありましたね、ドムドム!」と話の盛り上がりに一役買ったすこっちでありましたよ。

 

さて、まず我々が向かったのが、歌枕でもある「野田の玉川」。

 

 

なになに、なんでも全国6玉川のひとつなんだとか(ほかの5つは調べてみてください)

 

そして、分かりづらいんだけど、この野田の玉川の向こう側に小さい橋が見えます↓

 

 

これが、「おもわくの橋」と呼ばれるのです。

 

なんでもこの橋は平安時代中期の武将、安部貞任(あべのさだとう)が一目惚れしちゃった美女

「おもわく姫」に会いにいくために掛けた橋がこの「おもわくの橋」なんだとか。

当時、橋を架けるのは小さい橋でも一大事業。それを女性との密会のためだけに、橋を掛けちゃうなんて、貞任さんはよっぽど力を持っていたんでしょうな。興味のある方はググってみてください。

 

続いて向かったのが、多賀城市民プールの近くにあるこれまた、超レアスポット。

な、なんとここには「井戸」があるのです。

 

 

 

 

 

 

これには、参加者一同の「好奇心センサー」がビンビン反応しました。

 

なんでも、太平洋戦争の戦時中、飲み水の確保が難しくなったのでこの地域の人達が掘った井戸なんだとか。そして、もちろん現在でも現役続行中で、東日本大震災の時は大活躍したんだとか。

一同、自分で実際に水を汲み上げてみたり、出てきた井戸水を飲んでみたりと、これでもかと貴重な体験を満喫してました。!(^^)!

 

続いて向かったのが、日本みつばち専門店「はちみつ屋」

 

私もここの説明を聞くまで全然無知だったのだけれど、はちみつを集める蜜蜂には西洋蜜蜂と日本蜜蜂というのがあって、今、ほとんどの蜂蜜は西洋蜜蜂なんだそうです。

 

西洋蜜蜂は育てやすいし、もう業務用に飼いならされている。それに引き換え日本蜜蜂は「気まぐれオレンジロード」でせっかく飼育していても、家でしちゃったりするんだそうです。

そんな、気まぐれな日本蜜蜂の「野武士軍団」を取りまとめてるのがこのお店の店主さんなんです。

 

お店の中には、「スズメバチの巣」や「蜂の焼酎付」もあったり、

 

 

このお店、近くに来た時にでも、足を運んでみるに越したことはないです。

 

続いて向かった場所は、待ってました~(^o^)今回のスイーツスポット!「梅月堂」さんです。

 

なんとも、年輪を感じさせてくれる木製の看板じゃああーりませんか!

 

ここって、今では国道45号線の裏通りでお店も僅かしかありませんけど、実はこの伝上山商店街は

昭和30~50年当時、多賀城のメイン商店街ストリートだったのですよ。

この商店街には銭湯まであって、ほとんどこの商店街で用が足せたんだとか。

 

その老舗中の老舗「梅月堂」さんの看板スイーツ、早速ご紹介しましょう!「カスタードケーキ」です。

 

 

 

 

もうね、そとはフワフワだし、中のカスタードクリームが絶品!(>_<)

私自身、これを食べちゃってから、しばらく「スイーツ」はいらないって思っちゃったぐらい超美味しい。

 

くしくもこの日は羽生君の金メダルが掛かった大事な日。だけど、私先にスイーツの「金メダル」頂いちゃいました。(^o^)あーだから、羽生君も金メダルが取れたのかなと勝手なこじつけでスミマセン、m(__)m

 

このカスタードケーキ、毎週火曜日と金曜日に限定500個作るんだそうですが、予約殺到でほぼほぼ

午前中11時頃には完売しているんだそうです。

 

でも、今日は土曜日!そうなんです。このツアー参加者のために特別に作って頂いたんだそうです。

いやあー、これだけでも参加して良かったぁ~。!(^^)!

 

このツアーの「多賀城編」はここでおしまいなのですが、「塩竈編」も申し込んでいた私。

ここから、電車で塩釜まで移動することになりました。(しかし、めっちゃ寒いんですけど、、、。(-_-;)

 

さて、本塩釜駅に到着してまず向かったのが、鮮魚店兼仕出しもやっている「松野鮮魚店」

 

 

お店の前では、お店で売ってる魚の切り身を直に焼いてくれるサービスもあって、食欲がそそられるー。

 

実は、ここって新鮮な魚介類を使って、お食事も提供してくれるのです。

ここで、一同「昼食タイム」となりました。

 

どうですか?このランチ!魚介類のちらしずしに白魚の御吸い物ですよ。

 

これが、新鮮で美味しいのなんのって。今日一日で相当カロリー摂取し過ぎだわね。

 

次に向かったのが、お味噌屋さんの「太田屋」さんです。

 

 

こちらでは、外が雪舞い散る天気の中極寒にいて冷えた体を温めるために、太田屋さん特製の

古代米を使った「甘酒」を頂きました。(ちょっと画像がないんですが)

 

こちらも、味噌のジェラードや藻塩のジェラード、味噌のスコーンなどなど気になるスイーツが目白押し!

ペリーが浦賀に来た時ぐらいの創業だというから、まあ結構なもんです。

 

塩竈に来たら、ぜひとも訪れてみて頂きたいスポットの一つです。

 

ちょっと、駆け足でしたが、今回のすこっち探検隊、いかがでしたでしょうか?

 

「街歩き」は今、けっこうなブームではありますが、参加者には年配の方が目立っていたのも事実。

やはり、「街歩き」をすることで新たな発見は間違いなくあるわけですから、確かにせっかくのお休みとか寒いとか、引きこもる理由はいろいろ出てくる今日この頃ですけど、どうにかあのピョンチャンのジャンプ台から飛び降りるつもりで、参加してみるのも悪くはないですよ~。!(^^)!