どうも、すこっちです。!(^^)!
寒いなあ~、とにかく寒い。って別に心がじゃあなくて、体がね。
暑さ寒さも彼岸までというのだから、あと1ヶ月少々の辛抱なのかしらね~。
だいたい、私の足先がプチしもやけっぽいもん。こんなことは、初めてだよ。
こうなると、朝も布団から抜け出すのが本当に大変だ。
まるで、あのピョンチャンオリンピックのスキーのジャンプ台から決死の覚悟で飛び立つ選手のような心境で毎日、布団から飛び立っているすこっちなのであります。(-_-;)
さぁてね、今日はちょっと重たいネタに触れてみますかね~。
皆さんの会社は新入社員や若手社員、リタイヤせずにちゃあんと勤めていますか?
私が勤める某会社では、昨年に入社5年目が1人、3年目が一人、今年に入って非正規だったけど新入社員がわずか2カ月で1名、正規社員が半年で1名退職した。
ホント定着しないんだよね~、若い人が。(-_-;)
まあ、会社全体でというよりはうちの部所の伝統と言ってもいいかもしれない。
そもそも、私が今の部所に来たのだって、辞めた人の欠員補充のためだった。
もといたセクションでのキャリアを考えたら、「どうして、アタシがそこに行くのよ?」的な人事だったように思う分けで、当時は相当な憤りを感じましたよ。相変わらずの場渡り的な人事しか出来ない不器用な会社なんだなあ~って。
とは言え、カミさんと2人の子持ちの私としてはだからと言って簡単に「ちゃぶ台返し」なんて出来るわけもなく、毎日が「あ~ん、あ~あ、やんなっちゃった。」の牧伸二状態で仕事をしているうちに、なんとなく
擦りむいた膝のかさぶたが修復していくように、仕事にも馴染んでしまっていったような気がする。
そう言えば、私のかさぶたが治っていく間にも、ずいぶんといろんな人が辞めて行ったっけな~。
ある調査によると、大学新卒者の3年以内の平均離職率は31.9%なんだとか。
実にせっかく就職を遂げても、3人に1人が辞めていってしまう。
この割合と言うのは、年を追うごとに上がって来た分けではなく、30年前の1988年でも29.3%だったというから、打率3割はず~っとキープし続けてきたということになる。
でも、ある本で読んだんだけど、昔と今とではこの「会社を辞める」という動機がそもそも違うらしい。
昔は、離職者が会社を去るのは、「辞める理由」があったからだ。
「給料が安いから」、「残業が多いから」、「休みが取れないから」、「上司がパワハラするから」
ところが、今はちょっと違うようです。
今、離職者が会社を去る理由は、「続ける理由」が見つからないから、だと言う。
「給料もまずまず」、「残業もそれなり」、「休みもきちんと取れる」「上司も悪くはない」
待遇や環境に別に不満は無いんだけれど、なんとなく満たされない。
この会社に勤めていて、自分が「続ける理由」が見つからない。
なにか満たされたない心の引っ掛かりが、日に日に増幅して行ってその風船が破裂してしまう。
気が付けば、周りの人が「えっ~、何で辞めるの?」って動機が全く思いつかないうちに、出すものはすでに出してしまっているというパターン。
これって、まあ昔気質の人からすれば、「贅沢な話だ!」と一括されてしまいそうだが、世の中若い人たちの思考を、簡単に計ることがことが難しくなってきたと言えるのかもしれない。
ある意味矛盾なのかもしれないが、せっかく採用した新入社員を「うちの会社の物差しに合わせられないような奴らはいらなーい!」という昔ながらの「むっつけ精神」では今の新人は定着しないのではないだろうか?なだめすかして、褒めて、どこか共存共栄、あなたを1人の会社の1構成員として大事に思っているよ~。というサッカーで言うところの「全員で攻め、全員で守る」コンパクトなサッカーが求められているようにも思うのです。
そういう「いい雰囲気」、「いい関係」が構築できれば、ひょっとして新人に「イイね!」を1票頂けるのかもしれない。その1票が積み重なっていけば、それが「続ける理由」になるのではないだろうか。
つまるところ、人材育成というのも日々進化しているわけで、会社としてそうした部分にも目を向けて
深く掘り下げていかなければ、未来は明るくなっていかないように思うのであります。(-_-;)
さて、皆さんの会社の新人さんや若手社員に「続ける理由」はちゃんとありますか?