どうも、すこっちです。!(^^)!
最近、日曜日の新聞の本を紹介するページを見ていて、気になった本を衝動買いしてしまっている
すこっちであります。
まだ、全然読書は消化できていないんだけど、その中でこれは秀逸だなあと思った本を思い切って皆さんに紹介しちゃいます。
その本の題名は、「ヘンテコノミクス」。はぁ?なんて変な題名なの?と思う方もいるでしょう。
これ、チャンとした行動経済学の本である、しかも「まんが」なのです。
だから、お堅い本ではありませんので安心してください、サクサク読めます。
この本の何がそんなに凄いのかと言うと、当然のことながらまんがなので読みやすいし分かり易い。
でも、読者の方々に伝えたい内容は、すんごく深い!
どれぐらい深いのかと言うと、大金を掛けて掘り出そうとした「徳川埋蔵金」ぐらい深いかもしれない。(>_<)
1つだけ話を紹介させて頂きます。
ある頑固なおじいさんが一人暮らしをしていました。(仮名をオバQに出てくる「雷さん」としましょう)彼の屋敷には家を取り囲んでいる壁があるんだけど、毎日毎日いたずらっ子が壁に落書きをして困っていました。当然、「コラー!!」って撃退するんだけど、逆に面白がって落書きをやめようとはしない。
そんな時、知人のある方から秘策を伝授されます。
その秘策とは、落書きをした悪ガキ達にお小遣いをあげるという策。「?」と誰もが思うでしょう。
もう、彼らは「お小遣いももらえるし、ガンガン行こうぜ!」的なノリでどんどん落書きはエスカレートしていきます。
しかし、ある時仮称雷さんが、彼らに言います。
「ごめん、お金が無くなってしまったから、もう小遣いをあげることが出来ないんだ。」
「ええっー。」と落胆する悪ガキ達。でも、ここから異変が生じます。
「お小遣いがもらえないんだったら、もう落書きしてもしょうがないや、や~めた。」
次の日から、壁に落書きをされることは無くなったそうです。
これって、なかなか面白いとおもいませんか?
初めは自分たちが面白がって落書きをしていたのに、いつの間にか落書きをする目的がお小遣いをもらうことにすり替わってしまったんですね。
結果的に、仮称雷さんがお小遣いをストップした途端に子供たちは落書きを止めて、雷さんはドロンパとの静かな暮らしを取り戻したと言う分けです。(あれ、雷さんは仮称じゃなかったんだっけか?)
こうした現象のことを、「土台を壊す・弱体化させる」と言う意味の言葉で、
「アンダーマイニング効果」と呼ぶのだそうです。
いやあ~、すこっちのブログは勉強になるねえ~。(^o^)
こんな、「へえ」ボタンを押したくなるような行動経済学の話がまんがで書かれているんです。
ぜひとも、買って読んでみて頂きたい。ビジネスをやられている方には必見かも知れないです。
そんな、1冊です。