サラリーマンが会社と上手く付き合っていく方法とは? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。

 

まだ、喉の「エヘン虫」さんが居座っている感が残るものの、私もようやく風邪が抜けるまで

もう少しってところまで回復しました。m(__)m

 

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

私みたいに風邪をひいてしまうと、長引くのでくれぐれもご自愛ください。

 

さて、ずいぶんと「売れ筋本」みたいなテーマを思い切って載せちゃいましたが、

わたくしが最近特に感じていることを、ここで述べてみたいと思います。

 

まあね、確かにこれっていう「得意技」というか、「切り札」というものに出会えない、

見出せないまま、学生時代を過ごしてきちゃった私を含めた一般ピープル達は、

学生という治外法権の場から、ところてん方式的に世の中に送り出されるわけです。

 

そうして、なんとなく親の目、周りの目、世間の目を気にしつつ、結局「切り札」を

持たない種族の「駆け込み寺」として、「就職」、「サラリーマン」という、

なんとなく座り心地の良い(!?)ようなクッションにゴロンと横になってしまうことを

選択してしまう。

 

「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ~。」というのは植木等の唄の文句にありますが、

それは、たぶん昔話のおとぎ話のような世界。

だって、その時は携帯電話もパソコンも無かったわけで、、、。

 

現代のサラリーマンは、携帯電話に追われ、メールに追われ、一日中パソコンとにらめっこ。

拘束時間もやたらと長いし、たぶん、カミさんや家族の顔を見るよりも、パソコンの画面を

見つめている時間の方が圧倒的に長い。これって、昭和30年代くらいの社会人が見たら

さぞかし、異様な光景に映るのでは?

 

そうして、この「パソコンにらめっこサイクル」に嫌気がさしてきたとたん、なんですか?

昨今では「長時間労働の是正」だの「働き方改革」だのいかにも学校の先生が

「大変よくできました(^o^)」をあげたくなるような言葉が大手を振って歩くようになってしまった。

 

最近じゃあ、私のいる会社でも時間外を減らす目的で「時間外は○○時間内に抑えろ」

的な「一大社内キャンペーン」をやらかし始めた。じゃあ、そのキャンペーンと言う

「君の名は」? はい、私の名は「圧力」で~す。(>_<)

 

だからと言って、決して管理者は「仕事をブン投げて帰っていいから。」とか

「じゃあ、サービス残業をしなさい。」と、あからさまには絶対に口には出さない。

 

かと言って、人を補充するわけでもなく、業務量を減らすなんてこともしない。

 

まさに、「こなさなきゃない仕事は減らないのに、早く帰れ」ってこの矛盾、

いったいどうしろってぇの? 

 

これじゃあ、まるでついこの間の解散・総選挙の矛盾と一緒じゃんか!

 

矛先をどこに向けろというのか本当にやりきれない思いが募るわけですが、

果たして皆さんがお勤めの会社では、健全な運営が成されているのでしょうか?

 

そうは言っても、それと上手く向き合って行かなければいけないのがサラリーマンの

宿命、なんですよね~。「いやだったら、辞めれば?」との問い掛けに、

 

「あ~そうかい、分かったよ、こんな会社辞めてやるよ~。」と声高らかに「ちゃぶ台返し」が

出来ないのもまた、サラリーマン。 いや、「サラリー難」と言うべきかな。

 

おひとり様ならいざ知らず、カミさんや子供がいる身であればなおさら、「ちゃぶ台返し」など

そう簡単に出来るものではありません。

 

なんでも、サーカスで飼われている象は子象の時に重い重りとチェーンを足にはめて

逃げ出さないように訓練されるそうです。逃げようとすると、チェーンが足に食い込むので、

次第に逃げようとしなくなるのだそうです。

 

この象が大人になって、重りを外してチェーンだけにします。

 

そうすると、自分の力でチェーンを引きちぎることも出来るのに、どうせ逃げられないだろうと

諦めて、もう逃げようとはしなくなるのだそうです。

 

まさに、今の私たちサラリーマンも同じ境遇なのです。

 

サーカスで曲芸をして、エサをもらって生きていく人生。

チェーンを引きちぎれるのに、自らチェーンにつながれることを選択する人生。

 

でも、サーカスを逃げ出したとして、一人でエサを探して生活して行けるの?

なんだったら、危ないからあっという間に銃殺されるかも?(実際には麻酔銃かな)

 

どちらを選択するかは、もちろん自分次第なのだけれど、

こればっかりは簡単に結論が出せない問題だわね~。

 

たぶん、この袋小路の難題にぶち当たった時には、私の中では高杉晋作の辞世の句に

行き当たるような気がするのです。

 

「面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」

 

いつの世も、「メンタル」、「マインド」が大事ってことかなあ~。(-_-;)