映画「ファウンダーハンバーガー帝国の秘密」を観てきました | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

生まれてこの方、ハンバーガーを食べた事のない人と言うのはおそらくいないだろう。

 

それだけ私達日本人にとって、ずいぶんとお付き合いの長~い、そして身近なフードとして

定着した「ハンバーガ」。

 

今回観てきた映画は、そのキングメーカーであり、誰でも知っている「マクドナルド」

に関するお話なのです。

 

そもそも、なんで「マクドナルド」って言うのかというと、マクドナルド兄弟が始めた

ハンバーガーショップだから、「マクドナルド」なんですね。

 

ネタバレになるんで、内容についてはあんまし書かないようにはしますが、

このマクドナルド兄弟が始めたハンバーガーショップのシステムと言うのが、当時としては

とにかく斬新な発想で、超革新的だった。

 

・メニューは厳選し、最低限のものだけ

・注文はお客が自らカウンターで注文

・食器も無し、紙袋に入れて持ち帰るか、その場で食べる

・ハンバーガーの製造方法のサイクルが決まっていて流れ作業

 

etcなどなどとにかく、今までのようなお客の注文を聞きに行き、料理が出来るまで長時間

待たされるというムダや非効率な部分を徹底的にそぎ落とした画期的なシステムだった。

 

これが、最初から上手くはいかなかったんだけど、試行錯誤の末、軌道に乗り

順風満帆になり、一部フランチャイズシステムもやっていた。

 

そこに、登場するのが「レイ・クロック」という人物。

 

ようは、田舎町で細々とハンバーガー屋をやれていればそれで十分と言うスタンスだった

マクドナルド兄弟にレイ・クロックが「これのフランチャイズをやらせてくれ!」と持ちかけ

全米にマクドナルドを広めて大成功をしていくというストーリーなんですね。

 

いやあー私もマクドナルド兄弟のことは知っていたけれど、こんな苦労をして

画期的なハンバーガー屋にたどり着いたことも初めて知りましたけど、

 

肝心なのはそこから先、今や全世界のどこにでもあるのが当たり前のような

マクドナルド。だけど、そこに行きつくにはこの「レイ・クロック」と言う人が外せない

パズルのピースとして存在したから、今日があるんだね。

 

よく、「生みの親より育ての親」という言葉があります。

何を持って成功とするのかというのは、個人のものさしにもよりますが、

「これは、こうすれば、もっと売れる!」 「もっと、ヒットする!」というのは、

「生みの親」には意外と気づかない場合が多い。

 

その点、この「レイ・クロック」のようにいろんな事業に失敗し、いろんな業界を渡り歩き、

それでも「何とか成功したい!」と思っている人というのはたぶん、嗅覚が発達している

ということなんでしょう、成功の匂いが分かるとでも言うのか。

 

だから、このマクドナルド兄弟と出会った時には、おそらく砂の中にダイヤモンドを

見つけたような心境だったんでしょうね。

 

この映画の中で彼が繰り返し言っている言葉に、成功するために大事なことは

「根気と信念」。これさえあれば、無敵だ!と、とにかく言い続けている。

 

スティーブ・ジョブズにしても、ビル・ゲイツにしてもコンピューターと言うものを使って、

世界中の人たちを自分の手の掌の上に乗せてしまったわけだけれど、

別に彼らは「生みの親」だったのかというと、そうではない。

 

彼らが世に出したものというのは、実は、すでにアイデアとしては存在していて、

それをより、売れる、お客に受け入れやすい方向にプロデュースしたに他ならない。

(まあ、当然そこには彼らが苦労したアレンジの手が加わってはいるんだろうけどね)

 

たぶん、そこにはこの「根気と信念」があったんでしょうね。

 

それと、ところどころでこの「レイ・クロック」が窮地に陥った時に、まあ突如として

そのピンチを救ってくれるお助けキャラが登場するんです。(^o^)

 

まるで、日曜日の朝07:30からやっている「ヒーロー戦隊もの」で主役の「○○ジャー」が

ピンチに陥った時に、現れる救世主のようなやつですね。

 

のちのち、この「お助けキャラ」が彼の優秀なブレーンになるんだけど。

 

う~ん、頑張っている人には必ず助けてくれる人が現れるの法則ってやつなのかな。

 

まだまだ、この映画は上映をしているようなので、興味をお持ちになった方は

ぜひとも映画館に足を運んでご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

きっと、マクドナルドのハンバーガを噛みしめる一味がちょっと変わってくるかも

しれないですよ。!(^^)!