私、すこっちもかれこれ大人歴が20数年になる。(こういう表現するんかい!)
当然いろいろな方と接する機会、話をする機会というのがあるわけなのですが、
最近、特にひしひしと感じるのが、人と会話をする時に、物事を「~に例えて」といった
この「例え話」が出来るって凄く大切なことのように感じている。
時として会話をする相手というのは、子供から老人、男性と女性、知識が豊富で博学な方も
いれば、そういう知識には疎いけれど、世の中のゴシップネタやミーハーなネタには感度が高い方もいる。スポーツネタなら任せてよと言う人もいれば、車のネタが好きな人、そして、これまた多いのが食べること、フードに関することに敏感な人。
そうした時に大事になるのが、やはり相手の趣味・思考を会話の中から感じ取り、
「この人ならこのネタを話すにしても、これに例えて話をした方がもっと伝わるかも?」という
アンテナを張って、会話を構成するということ。
これは、仙台城のガイドをしている時にも効果を発揮する!
例えば、「伊達政宗の身長って159.4センチだったんですよ~、意外と小さかったんですね。」
といったくだりで説明を終わらせるのか、
「伊達政宗の身長って159.4センチだったんですよ~。これって、芸能人で言うとAKB総選挙で史上初の2連覇を達成した指原莉乃さんと同じくらいなんです。タモリさんが161センチだから政宗様よりちょっと高いかな。」
ちなみに、わたしはこれを自作のフリップに写真比較で紹介しちゃっています。!(^^)!
まあ、サッシーの世の中の方の認知度がどの程度なのか不確かなので、一応保険として
万人が知っているタモリさんも連れてきているわけですが、、、。(-_-;)
こうすることで、お客様の「へえ~」度合いが格段にアップするし、ただ身長を言葉として発するだけよりも知っている芸能人に例えた方が、親近感が湧くし、面白味を感じる。
人間と言うものは、ある程度自分の興味・関心を持っていることに対しては注意深く人の話を聞いてくれるものだし、そういう話をしてくれる人とは距離感を縮めてくれるものです。
そして、「この話は使える!」と思ってもらえれば、ツイッターのリツイートみたいに、家族や
友人、会社の人などなど、どんどんと拡散をしてもらえちゃうのです。!(^^)!
きわどい突っ込みを入れてくるような人には、野球を例に例えて
「今のって、危険球じゃないの? 退場!」
自分の自虐ネタが意外にウケた時には、サッカーを例に例えて
「ちょっと、私のオウンゴールひょっとして決勝点?」
なんとなく会話で丸め込まれたような時には、プロレスを例に例えて
「今のって、ひょっとしてスモールパッケージですか?」(ググってみてね)
二人の息がぴったり合って物事がウマくいったときには、
「今のって、スカイラブハリケーンの立花兄弟みたいじゃね~?」
「今のって、明らかに翼君と岬君を超えたでしょ!」
こんな表現もなかなか悦に入ってますね~。(^o^)
ただし、こうした表現というか発想を豊かにし、感度を維持するためには、
やっぱり読書は欠かせないということ。この下積みというかストックが無いと、
とっさにいろいろな表現や思考が、目の前の起きていることと瞬時に結び付かない。
いくつになっても、活字を読むという習慣を疎かにしては、人間としての味が
どんどんと低下してしまいます、賞味期限は長く保ちたいものです。(>_<)
さて、皆さんも日々の出来事を「~に例えて」表現してみませんか?
きっと、もっと、相手に伝わりやすく、そして面白味が感じられると思います。
そう、私のブログも目指すところは「ウィスキー」ですかね。
シングルモルトあり、ブレンデッドあり、種類も銘柄も豊富、味も香りも、多種多様
ちょっとアルコール度数は高いけど、その飲み方は飲む人の自由。
それでいて、全世界の人に長年愛されている。
私のブログもかくありたいなあ~。(-_-;)