私、すこっちは以前ブログにも書いたのですが、大の「ラジオ党」。
なので、時間があればラジオのスイッチを付ける。
ラジオフリークの人はたぶん、共感できるかもしれないですけど、
とにかく、ラジオは「トリビアの宝庫」なのです。
昨日まで、なんだったらさっきまでこんなトリビアなネタを知らなかった自分がいたのに
次の瞬間には、あっという間に「学者」か「評論家」みたいな知識を一瞬にしてインプットが
出来てしまう。この快感を知ってしまうと、それをゲットしたときはまさに至福の時、、、。
実はそんな、瞬間が今日の朝も訪れたのです。!(^^)!
ちょうど、ラジオを付けたのは5時40分くらいでしょうか?
(締めの時期なので、私、自主的に早朝出社だったのです)
聴いた内容はこんな内容でした。
子供の教育には、勉強より何より子供に家庭の手伝いをさせることが一番大事なことだと
いう信念を持ったお母さん。
たぶん、自分の親に良い教育を受けてこられたのでしょう。
彼女は周りに何と言われようと、その信念を曲げる事は無かった。
彼女は自分の子供がお手伝いをしやすいようにと、キッチンを改良したり、
掃除も一緒になって、懇切丁寧に時間を割いて教えていったのだそうです。
そうすると、子供は学校から帰ってくると、もはやルーティンのように当たり前に
お手伝いの習慣が身についていったのだそうです。
だから、「いやだなあ~」という苦痛を感じることもないわけです。
そうしていくと、周りの子供達とは明らかな違いが見えてきたのだそうです。
まず、自主的に取り組むという姿勢、そしてそれを肯定する気持ちがあるわけですから
学習に対する意欲や取り組み方がまるっきり違う。
そして、目の前のことを克服しようという意欲が芽生える。
いつの間にか、成績はグングンとアップ!
ある時、子供の友達からこんな話を聞いたそうです。
仮にその子を佐藤君としましょう。
友達A 「僕は佐藤君の家に生まれてこなくて良かったあ~。」
佐藤母「え、どうして?」
友達A 「だって、お手伝いばっかりさせられて遊ぶ暇がないし、疲れるし、大変じゃん!」
佐藤母「、、、、。(-_-;)」
さて、皆さんはこの会話をどう感じとりますか?
佐藤母(仮名)にしてみれば、実はしてやったり、なんですよね。
子供と言うものは正直なもので、どんどん楽な方に誘導すれば、
どんどん楽な方に行ってしまう。ちょうど、水が低いとこ低いとこ流れていくように。
一見すると、幼い我が子に苦行や試練を毎日与え続けているような佐藤家ですが、
長い目で見ると、自分が将来世の中に出た時に、誰に頼らずとも生きていける
「自活力」を小さい頃から、英才教育をしてきたという点ではもう、脱帽です。m(__)m
ここで、大事なことは「目に見えない学力」ということ。
最近の親にありがちなのが、なぜか目先のテストの点数、成績に目が行ってしまい、
やれ「勉強はどうしたの?」とか「ゲームばっかりしていつ勉強するの?」という
罵声を、我が子に浴びせかけてしまう。
だけど、本当に大事なことは子供が小さい時、幼い時、なんだったら、物心もへったくれもなく
動物と変わりが無いような頃から、ただ、「猫かわいがり」をすることではなく、
本人のために「良い習慣」だとを思えることだったら、心を鬼にしてでも、
植え付けてあげることなんだよね。
実は、そうした「植え付け」が結果、成績向上、勉強を苦に感じず、むしろ面白いものだと
肯定的に受け入れられるような人間に成長していくことにつながる、わけです。
う~ん、私も人の親ではあるのですが、これがなかなか出来ないのですよね~。(-_-;)
話はちょいと変わりますが、私たちの周りにはあるこの「見えないもの」って、
見えないけれど、その存在感って実はとっても大きい。
だって、電気は見えないでしょ!でも、無いと困る。ガスもそうだね。
空気も、臭いも、風も当然見えない。
音楽だって、目には見えないけれど、私たちの生活に多大な影響力を及ぼしている。
パッとしない、朝の気分もラジオから自分の気に入った曲が流れてくれば、
それだけで気分は(^o^)⤴ なわけで、、、。
テレビ、ラジオ、インターネットの電波だってそう、目には見えない。
だけど、その影響力は無限大である。
宗教的な崇拝も仏像を拝んだりはするけれど、そもそもそこには本人の神への
信仰心しかない。当然これも目には見えないわけだけれど、その宗教と言うよりどころがあるだけで、救われる人がどれほどいることか。
何より、私たちの「心」が目には見えないわけでして。
サン・テクジュペリの「星の王子さま」の有名な言葉に
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
いちばんたいせつなことは、目に見えない」
という一節があります。
これが、全てを物語っているような気がしますね~。
日本の俳句や短歌って、まさに見えない力を感じ取れた人だけが
入り込める境地、なのかもしれませんし。
野村克也さんも、「無形の力」って本も出していますし、
読書も立派な「見えない力」でもあるわけです。
さあ~、あなたも「見えない力」と向き合ってみませんか?
心を鍛えないと、見えないものが見えるようにはならないですよ。!(^^)!
まずは、「星の王子さま」を読むところから始めようかな。