鳥居ってなんだろう? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

私達が神社に行くと、お参りする前に必ず通過するのが「鳥居」である。

 

まあ、日本に生まれた人ならば、生まれてこの方鳥居をくぐった事の無いという人は

そうそういないんじゃあないでしょうか?(キリスト教徒とイスラム教徒ぐらいかな)

 

思えば、この「鳥居」そもそも何で神社にあるんでしょうか?

 

実は、鳥居というのは神社と人間の住む俗界の境界に建てられていて、神の住む

領域の入口を示しているのであります。

 

あなたが一度鳥居をくぐるとそこは「神の国」なんです。

もう、これは「精神と時の部屋」で修行するしかないですかね。!(^^)!

 

なんでも、鳥居は本殿などが建てられるよりもさらに前のだいたい8世紀頃には

成立していたとみられるのだそうです。

 

じゃあ、なぜ「鳥」なのかと言う語源については、はい、古事記が絡みます。

有名な話ですが、天照大神(あまてらすおおみかみ)がスサノオノミコトの

暴れっぷりに嫌気がさし、天の岩屋(岩戸)にお隠れになりました。(早い話がむつけたのね)

 

太陽神がお隠れになったわけだから、当然世界が暗黒の闇に包まれてしまいまして、

1日中夜っ放しの日々になってしまいました。(イェーイ!夜遊びし放題だぜ!って

言っているのはどこの誰だい?)

 

さすがにお困りになった神々が「常世の長鳴鳥(ながなきどり ニワトリのこと)を

鳴かせて岩戸を開こうと、止まり木を作ったのです。

それが、鳥居の始まりと言われている。「鳥の止まり、居るところ」で「鳥居」ってなわけです。

 

つくづく神社と言うのは奥が深いね~。(>_<)

 

以前、ブログにも書きましたが(私のブログを「神社」で検索してね)神社を「ジャラジャラパンパン」(鈴を鳴らして、お賽銭を投げ入れて、願い事をすることね)するところと決めつけてしまうのは、大変もったいないことなのです。(神社の魅力は他にもいっぱいあるのです。)

 

さて、これを知って神社に行ったあなたは、まず鳥居から盛り上がること間違いなし!

神のご加護がありますように m(__)m

 

でも、私の場合「鳥居」よりも、鳥居さん、鳥居さん鳥居、さん鳥居、サントリー!!

そう、ウィスキーの方が好みかなぁ~。!(^^)! お後がよろしいようで~。(-_-;)