今や、「杜の都」、「政令指定都市」、「東北唯一の100万人都市」などなど
東北の表玄関として、その存在感は留まるところをしらない「仙台市」
現在では、「楽天イーグルス」、「ベガルタ仙台」、「仙台89ners」に忘れちゃいけない
「仙台ガールズプロレスリング」とプロスポーツの本拠地として存在感も
あったりする。(あと、フットサルとバレーボールもありましたね)
それに、なんと言っても「観光ブーム」伊達政宗人気もありますが、昨今では
仙台駅前のエスパルやパルコなどの商業施設が目白押しです。
(あーそうそう、うみの杜水族館もありましたね)
こんなまあ、イイとこ取りの仙台市なんだけど、じゃあ
「仙台ってどんな街ですか?」と聞かれたら、あなたはなんと答えますか?
「都会なのに緑の多い、自然豊かな街」
「山も海も近くて、温泉もあり、住みやすい街」
「そこそこ都会でそこそこ田舎、便利な街」
お答えは、人それぞれいろいろあるでしょう。
転勤で仙台に来られた方が、口を揃えて言われるのが、
「仙台にないものがないのが特徴」なんだそうです。
都会であると同時に田舎でもあり、食べ物は美味しく、生活上の不便は感じない。
でも、逆に言うと、そう、「特徴が無い」という見方もある。
だって、ある意味「プチ東京化」ってな感じだもんね。
これって、全国的な東京の大資本による植民地化が進んでいるという
見方も出来なくもない。(だから、居酒屋もチェーン店が多いでしょ。)
最近、さくら野百貨店が閉店したけど、私も感じているんだけど昔ながらの
老舗と言うか味のあるお店がどんどん閉店している。
つまりは、昔の仙台らしさは失われつつあるのかもしれない。(>_<)
さらに言うと、今「仙台市民」と言われる人のほとんどは、もともと仙台に住んでいた
「ジモティ」(地元の人ってことね)ではなく、他県から大学を通して就職をしたり、
転勤族として仙台に住んでいる「仙台移民」の割合が圧倒的に増えているということ。
仙台の代名詞と言われている「杜の都」ですが、政宗様が奨励していた屋敷林は姿を消し、
一人あたりの街路樹本数は政令指定都市の中では低い方なんだとか。
おまけに都市型公園の面積は小さい。ケヤキ並木は根本をアスファルトで固められて
いて、樹勢が弱まっているのだそうです。
そんな、時代の移り変わりもあって、変貌を遂げている「仙台市」
良く言えば、「順応性がある街、仙台」という見方もあるのかな。(-_-;)
チャールズ・ダーウィンの言葉に、
「強いものが生き残るわけではない」
「賢いものが生き残るわけでもない」
「変化し続けるものが生き残れる」というのがある。
そうなんだ、変化し続ける「仙台市」なんだね、きっと!!(^^)!