最近、日々仕事に忙殺されている毎日である。
当然、長時間の拘束時間の中、仕事に関することしかしないわけで、
パソコンを使ってはいるが、それは業務に関することばかり。
こんなふうに、日々、脳を酷使していると、どうなるか?
はっきり言って、思考能力と言語能力が低下する。(-_-;)
パソコンもそうなんですが、ユーザーの指令を消化しきれなくなってくると、
パソコンの動きが遅くなりますよね。
あれって、自分が積んでいるメモリだけでは容量が不足してしまっているので
一時的にハードディスクに逃がして、手伝ってもらっているんですね。
ところが、ハードディスクはメモリよりも処理能力は遅いので
「フリーズ」と呼ばれる業務の停滞が発生してしまう。
最近のパソコンは高スペックのものが多いので、
そういうことはずいぶんと解消されているんでしょうけど。
さて、人間にもまったく同じ現象が起きます。
人間の場合、ハードディスクに手伝ってもらうという仕組みが無い。
あえていうなら、「気合と根性」という呪文で頑張るしかない。
(コンピューターには無いものですね。)
この「気合と根性」大変便利なものでもあるが、実は「諸刃の剣」でもあるのです。
分かりやすく言うと、「気合と根性」はドラゴンクエストの「MP」みたいなもの。
だから、減ってくれば当然弊害が生じる。
つまり、多くの事を我慢することで仕事を進めることは出来るけれど、
後から多くの副作用がついて回ることになる。
「お通じがない」、「食欲不振」、「睡眠障害」、「頭痛」、「目の疲れ」
「肩こり」、等々まさに疲れから生じるあれやこれや。
下手をすると病院送りである。(私の結石もそのひとつなのかな?)
さらに、怖いのが、、、。
はっきり言って、思考能力と言語能力が低下する、ことなんです。(-_-;)
いわゆる、今までだといろんな方向から物事を考えて、いろんな発想が出来ていたのに
それが出来ない自分がそこにいる。(こんなの私じゃない!)
そう、これは単なる脳の燃料ともいうべきブドウ糖が不足しているから、
だけではないように思う。(エルさんみたいに、ケーキ馬鹿食いするかい)
そして、今まで頭で考えたことをいろんなバリエーションで言語に置き換えて
表現をすることが出来ていたのに、それが出来なくなる。
これって、まさにパソコンの「フリーズ」に近い状態!
心にも脳にも余裕が失われているということから生じる弊害だと思うのです。
人間のエネルギーには限りがあります。
いろんな症状が出るのは、体からのサインです。
それを無視し続ければ、どうなるのでしょう。
世の中のみんながみんな、スーパーサイヤ人では無いのです。
でも、なぜか今の世の中は「一億総スーパーサイヤ人社会」を
強要しようとしているように、私には思えてならない。(-_-;)
クリリンにもヤムチャにも亀仙人にもブルマにもミスターサタンにも
それぞれの役割というものがあるから、ストーリーは成り立つのに、、、。
「腹八分目社会」に戻す術は無いものでしょうか?(-_-;)