ガイドの7つ道具?私の場合は「指し棒」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

仙台城のガイドをやっていく中で、瑞鳳殿とか大崎八幡宮、陸奥国分寺跡

北山、松島その他いろいろなガイド活動を見学して来ました。

 

一番のポイントは説明の内容がどうこうと言うよりも、語って聞かせる相手に対しての

接し方であったり、どうやったら自分の話がより伝わるかということに対して

意識を持って話をしているかということ。

 

そうした時に、「この人なかなかいいじゃん!」って思うガイドに共通していたのが、

いわゆる歴史に関する案内板などがあった時に、それを指すための「指し棒」

(ポインタ)を持っていること。

 

その方達は当然、その「指し棒」で案内板の字をなぞって自分の説明をしていたのです。

 

この点について、私も本で調べて見たら、とても重要なことが分かった。

 

例えばあなたが勉強するとき、蛍光ペンで大事な単語にマーカーを引きますよね。

 

あれって、脳の中で「字を読む作業」と「手にペンを持って線を引く作業」は

実は、脳の別な領域を使って行われているのです。

(さらに「字を書きこむのはまた別な領域を使っている)

 

つまり、案内板を「指し棒」を使って説明をするということは、話を聞く側に

脳の2つの領域を使ってもらう「ツィン・カム」の状態で話を聞いてもらっている

状態なのです。

 

それだけ、説明も頭に入り、認識も深まるということなんでしょうかね。

 

それを悟ってから、私も早速買いました~。「レーザーポインター」を!

う~ん、だけど失敗だった~。レーザーポインタだとわかりづらい。

(屋内の教室みたいなところならいいんだろうけど、、、。)

 

もう、仕方がないので普通の「指し棒」と言われるやつをあらためて買いました。

これが、なかな使い勝手が良いのです。(^○^)

 

これ、わたしなりのガイドの7つ道具の一つです。