徒然草に学ぶ、「木登り名人」の話! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

今日は、徒然草の「木登り名人」の話を紹介します。

(けっこう深イイ話なんですよ~。)

 

木登り名人がある人を木に登らせた。

 

危険なところでは何も注意はしなかった。

 

ところが、地上2メートル足らずの高さに降りてきたときに、

「けがをするな 用心しろ!」と名人が注意したので、

 

「これぐらいの高さなら飛び降りても平気でしょう。」と答えたら、

名人は答えた。

 

「目がくらんで枝が折れそうなところは誰でも用心するが、

けがは簡単なところで起こる。」

 

「蹴鞠(けまり)でも難しいところをうまく蹴ってから、簡単なところで

蹴り損なうからな。」

 

どうです?とても短い話なんだけど、的を得てますねえ~。

 

なにごとも、間違いというのは心の油断から起きるものかもしれないですね。!(^^)!