知っているようで、知らないボーリングの話! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

今では、それほどやる人も減った感のあるボーリング。

 

つぶれてしまったボーリング場もあったりで、プレーする施設自体が

少なくなってしまった。

 

私が社会人になりたての頃は、手軽なレジャーと言えばボーリングだった。

会社や組合の行事としてボーリング大会なんかもあり、コンピューターによる

自動採点機能の普及もあり、ボーリングはまさに王道だった。

 

しかし、である。私はこのボーリングが大の苦手だった。

だいたいプレーすると男の子でありながら、1ゲーム100を超えることが無かった。

 

こうなると、例えばこんな展開になる。

 

だいたい1レーン4人ぐらいのグループでプレーがスタートする。

始めのうちは、わたしみたいなのがいたとしても、

「どんまい、どんまい。」とか「まだ、始まったばかりでしょ!」

ってな感じで応援してくれる。

 

ところが、ゲームが進むにつれて、ストライクやスペアがどんどん出だすと

ハイタッチやら、ガッツポーズが出だし、スコアも凌ぎを削る。

当然、プレーもエキサイトして盛り上がりも最高潮!

 

そんなところに、一人、100に満たないちんたらプレヤーがいると

そう、どんどんと蚊帳の外。周りの気遣いで掛けられていた声も、どんどん遠ざかる。

本人もそうとうに気まずい。もう、「誰か代わりに私の分も投げてよ!」と言いたくなる。

(実際に、投げてもらったことある私、、、。(-_-;)

 

ボーリングと言う遊びは、人の世の残酷さを見事に表すゲームである。

 

このままでは、イケない!

 

たかが遊びとは言え、そう、私が良く使う「程度問題」である。

このまま、毎回毎回ボーリングの度に「蚊帳の外人生劇場」を送って

いられるわけがない。(>_<)

 

一念発起した私の目に、ふと新聞の「ボウリング講座」の記事が。

「これだ、もうこれしかない!」速攻で申し込みを手続。

 

そうして、当時の勝山ボーリングクラブでボーリングのいろはを

懇切丁寧に教えて頂いた。

 

ここで、すこっちの「ボーリングのいろは講座」をちょっとだけ。

 

1.ボーリングは4歩で投げる。(または、2歩足して6歩)

 

2.投げる時はピンを見て投げない。(レーンの床にあるスパットという目印を見て投げる)

 

3.スペアも残ったピンによって、投げる場所、狙う場所が決まっている。

 

4.マナーとして右隣の人が投球動作に入ったら、左の人は譲る。

 

5.力ではなく、振り子の原理を利用してバランスよく投げる。

 

どうでしょう!?知らない人にとっては、「へえ~ボタン」を押したくなったのでは?

 

詳しい説明は省略させて頂きますが、こうした「いろは」を知って練習するだけで、

スコアは劇的に変わっていった。

 

調子の出ないときでも1G=130ぐらいは出るようになったし、良い時で140~150は

行くようになった。(まあ、人前で恥はかかなくなった。)

 

ようやく、私の中で「程度問題」の「程度」=「人並み」を達成した充実感である。(^○^)

 

そして、あらためて二つの事を悟った。

 

1.何事も基本て大事なんだなあ~。

 

2.誰もこんなことは教えてはくれなかったけど、実はみんなも知らないのかな?

 やっぱり、お金を払って教えてもらうのって全然違うものなんだね。

 

今となっては、その勝山仕込みの腕前を披露する場もないですが、

若い頃の私を救ってくれた「ボーリング講座」に感謝のイイね!です。!(^^)!