仙台の卸町に「10box」という小さな演劇用の小劇場があるのを知ったのが
2年ほど前。どうやら、空き倉庫を劇場に転用しているらしい。
もともと、演劇鑑賞も嫌いではなかったが、演劇って意外と値段が高いのです。(>_<)
その点ここは2,000~3,000円台とお手頃。
それいらい、こまめに情報を調べては、足を運ぶようになった。
そんな、にわか演劇ファンの私の心をわしづかみみしたのが、
この「短距離男道ミサイル」。(劇団名からは?なんのこっちやだよね)
彼らは東日本大震災後に結成された劇団なのだが、彼らの何がスゴイのかと
言うと、彼らのコンセプトは「裸(はだか」である。
所属する劇団員はみんな男性のみ。出演する方のほとんどは上半身裸。
(出演する女性はもちろん服を着ているし、男性も下半身は身に着けている。)
つまり、自分たちが伝えたい演劇のメッセージを体(裸)を通して表現しょうと
している。(これは毎回一貫している)
最初に観たときには、その世界観に本当に圧倒されてしまった。((+_+))
「何なんだこいつらは?」
「何かものすごいものを見せてくれそうだ!」
「阿鼻叫喚の地獄絵図!」
とにかく、そこには間違いなくアナザーワールドがあった、と言いたい。
そこで、今回2回目の鑑賞が昨日の土曜日。
まず、受付を済ませて、演劇が始まる前までの時間を実に楽しく
演出している、物販も単なる物販で終わらせないんですよね~。(^○^)
そして、いざ開演!
いやあー相変わらずみ~んな裸、でも今回は夏真っ只中。会場は見ている方も
相当熱い。(天井扇風機が4個のみ)でも、演じている方達は真剣そのもの。
冒頭のダンスが、一挙手一投足が乱れることなくきれいにそろっていて見事!
お芝居に関しても、とっても熱い演技に加えて、裸の演者たちの熱がホントに
伝わって来ました。また、楽しませて頂きました。
会場は100人ぐらいの会場だったのだけれど、超満員。
熱心なファンの方に支えられているようでした。
今日、日曜日が最終公演だったのですが、Uストリーム放送が決定したとのこと。
う~ん、ハンパじゃない勢いを感じます。
興味を持たれた方は、ググってみるもよし、公演を見て見るもよし。
女性人にはちょっと刺激が強すぎる?かなあと思ったけど、
実は、女性の観客の方が意外と多かったりする。(>_<)
あーそうそう、誤解の無い様に一言付け加えておきますが、
私にそういう趣味があって、それ目的では無いですので、念のため。(-_-;)