最初の3、4か月ほどは、水を混ぜるだけのアイシング用シュガーを使っていました。
去年の夏に義母から乾燥卵白を分けてもらって試してみてからは、
乾燥卵白+コーンスターチ入り粉糖
でずっとロイヤルアイシングを作っていました。
アイシングにはコーンスターチ入りでいいのか?純粉糖がいいのか?
と疑問に思ったこともありましたが、どこかで
「コーンスターチ入りでもかまいません」
と書いてあったのを見て、さらさらしていて使いやすいコーンスターチ入り粉糖を使っていたのです。
ちなみに私の持っている3冊の日本のアイシングクッキー本では、コーンスターチ入りか純粉糖かという点には触れられていませんでした。
ところが、1,2か月前だったかな、setsukoさんのブログで
「コーンスターチ入り粉糖は乾くのが早すぎて使いづらい。オリゴ糖入りがよい」
という趣旨の記述を発見しました。
へえー、そうなのかあ、今度はオリゴ糖入りにしてみよう、と思っていたところでしたが…。
オーストラリアに滞在中、義母はアイシング作りに純粉糖を使っているため、私もオーストラリアでのアイシングクッキー作りにはすべて純粉糖のアイシングを使いました。
これが、普段うちで使っているアイシングと全然違う!!
確かに乾くのが遅いです。
乾くのが早いほうがいいときもあるかもしれないけど、私としてはやっぱり
純粉糖のアイシングがきれいに作りやすいのでは
と思いました。
具体的にいうと、以下のような点でメリットがあります。
①ラインや模様をパイピングするとき
たとえば、丸などのアウトラインを引くときに、はじめと終わりのつなぎ目も、きれいにつながりやすいです。
コーンスターチ入りアイシングでは、ラインの引きはじめはすでに固まり始めていて、濡れた筆でなでたりしないとつなぎ目が一体化しなかったりしますが、純粉糖のアイシングなら爪楊枝でツンツンするだけで一体化します。
(言っている意味わかっていただけるでしょうか?)
純粉糖のアイシングでは、アウトラインの角・つなぎ目などのデコボコ感が、ずいぶん解消されやすくなる気がします。
②wet on wetのとき(ゆるいアイシングにすぐゆるいアイシングを載せて模様を描くとき)
ドットその他の模様を描くとき、コーンスターチ入りではさっさとやらないとうまく沈まないことがよくありますが、純粉糖のアイシングなら相当ゆっくりやっていても大丈夫。
引っ掻いてマーブルを作ったあともデコボコしたりせずに、時間を置くとなじんでくれます。
去年も同じくオーストラリアでは純粉糖のアイシングを使っていたのに、こういうことにはなーんも気づかなかったわ…。
純粉糖はしけて固まりやすくて、ロイヤルアイシング作りには合わないのでは?
と思う方もいらっしゃるかと思います。
義母は、純粉糖をふるって使っています。
(森ゆきこさんの本にも粉砂糖はふるっておくと書いてあります)
しかし私は今回はフォークで固まりを適当にほぐしたあと、濾した卵白液をそのまま入れて、フォークで力いっぱいぐるぐる混ぜてみました。(3分から5分くらいかな?)
結果的には、全く問題ないロイヤルアイシングができました。
ちょっと手が疲れますが、電動ミキサーでなくてもバッチリ。
(海外の本だと、電動ミキサーで10分混ぜるとか書いてあるものもありますが)
純粉糖でもふるわなくても大丈夫なのです。
ちなみにcottaさんだと、純粉糖よりオリゴ糖入り粉糖のほうが安いんだから、さらさらしているオリゴ糖入り粉糖を使えばそれがいちばん簡単なのでしょうけどね。
私のようにずっとコーンスターチ入りを使っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ純粉糖ないしオリゴ糖入り粉糖もお試しくださいませ。
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