もう説明不要の
永井豪さんの伝説コミック『デビルマン』が
連載終了から45年の歳月を経て、
あらたに完全アニメーション化されました。
1月5日からNetflixにて全世界配信が始まった
『DEVILMAN crybaby』(全10話)。
平和をむさぼる現人類と
2万年の眠りから目覚めた先住人類であるデーモン(悪魔)との
壮絶なるサバイバルウォーを描いたこの作品、
スケールの大きさから
過去にはテレビアニメ化(1972年)、
実写映画化(2004年)されたんですが。
実はコミック上の
衝撃的なエンディングを
描き切きっていなかったので。
今回は、
不動明ことデビルマンとサタン率いるデーモン軍団との
最終戦争(ハルマゲドン)が最後まで描いてるみたいです。
今回、完全アニメーション化をなし得たのは
湯浅政明監督。
そうあのクレヨンしんちゃんの劇場版シリーズを手がけ
『マインド・ゲーム』で長編監督デビューを果たしてから、
数々の傑作アニメーションを生み出してきた天才アニメーター。
最近では
アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞受賞作『夜明け告げるルーのうた』等
精力的に問題作を投げかけている。
ボクは『マインド・ゲーム』で
湯浅監督に心を奪われた一人ですが。
ただ。
デビルマンにも
初代アニメの頃から
想いはあって。
最初この話を聞いた時、
やっぱりハテナマーク????でした。
しかし。
実際の映像を見たら
不安は吹っ飛びます。
化学反応。
まさにそれでしょうか。
そして
民放ではなく
Netflixで放送されるのも正解。
デビルマンを映像化する上で、
セクシャル&バイオレンスな描写は
避けられないので
民放テレビでは、
深夜枠であっても流血シーンや
人体破壊シーンの表現は難しいですので。
最近はコンプラ社会の上
CMスポンサーがすぐ降板する業界ですから
今後は
視聴者がスポンサー(有料なので)となる
Netflixのようなストリーミング業者が
優位に立ってくるでしょうね、
放送媒体として。