映画「三度目の殺人」観て頂いた方、有難うございました!!! | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

ボクが今回出させて頂いた

映画『三度目の殺人』ですが。

興行成績第二位と

好調な滑り出しです。

 

観て頂いた方、

本当に有難うございます。

 

おまけにベネチア映画祭でも

上映され、

かなりのスタンディングオベーション

だったようです。

 

本日、やっと

この完成版、

やっと観ました。

 

ボクの役は今回、

福山雅治さん、

満島真之介さんらと同じ、

弁護士の役で、

今回は

福山さんと同じシーンにバッチリ

出ております。

前回の映画「SCOOP!」では

見事カットされてましたが(笑)

 

 

初めて

これまで断片的だった

謎の部分がだいぶ繋がりました。

 

ネタバレになるのであまり詳しいこと、

お話し出来ませんが。

 

この映画、

明確な結末がありません。

 

そう、

結末は

観た方が映画館を出たあと、

自分自身で結論つける

という感じなのです。

 

たぶん、

映画を見慣れていない方には

不思議な感覚だと思います。

 

劇中でも登場しますが

中国で盲目の人たちが

ゾウに触る話。

 

鼻に触った人、耳に触った人、

胴体に触った人等

みんなそれぞれ感想が違い、

それぞれ自分が正しいと思っているわけで。

まさに映画自体も

そんな感じの映画、

です。

 

真実って。

 

ひとつの事柄に対して

ひとつじゃないかもしれない。

人それぞれに

真実があって。

 

どれも正しいし、

どれも間違ってるかもしれない。

 

実は人生って

それほど難解な

ものかもしれません。

 

 

ボクは観終わったあと、

色々な思いが

駆け巡って。

感慨深いものがありました。

 

 

それから

同じ殺人でも

強盗とえん恨では

強盗のほうが罪が重いこと、

初めて知りました。

 

なので殺人事件の犯人の弁護士は

犯行動機をえん恨にしたがるのだそうです。

 

 

「誰を裁くのか、誰が決めるんですか?」

 

広瀬すずちゃんの劇中の言葉。

 

山下達郎さんお歌ではないですが、

生きるということは

ある意味

「悲鳴」

なのかもしれません。

 

 

 

もしお時間があれば

この映画

一度観ていただければ。

 

 

ボクの弁護士としての雄姿(?)

も是非。