悩みは側弯症だけじゃない | 側弯症や日常のあれこれ

側弯症や日常のあれこれ

側弯持ちの母ちゃんです。
側弯症になってのこれまでのことを書いていこうと思います。
ピーク時上104度下47度
術後現在47度

 

私自身の持病は側弯症だけじゃない。

 

慢性蕁麻疹

慢性副鼻腔炎

気管支炎

 

 

どれも20歳ごろから。

 

 

この間お客さんから

 

「機械から変な臭いがするんです!嗅いでください!」

 

 

 

って言われた時の私の焦りよう。

 

聞いてくださいお客様。

私我が子のうんちのにおいすらわかりません。

無臭です。

 

今のところこの鼻が役に立ったのは、子どものおむつ替えの時とつわりの時。

 

 

においづわりとは無縁でした。

なぜなら匂いしないから。

 

 

 

 

鼻バカタレなので嗅げません

 

 

 

と、言えなかったので後輩を召喚しました。

 

 

 

「鼻、貸してくれない?」

 

 

 

 

後輩は優しいので鼻を貸してくれました。

 

機械はめっちゃ臭かったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この3つの疾患で一番悩んでいるのは慢性蕁麻疹です。

 

 

かーゆい。とにかくかゆい。

 

 

 

蕁麻疹が発覚したのは18歳の頃。

 

受験勉強中に、なんとなく鉛筆で自分の手の甲に自分の名前を書いてみました。

 

 

するとなんということでしょう。

 

徐々に私の名前がうかびあがってくるではありませんか。

 

 

私はこれに感動し、これを特技とすることにしました。

 

 

特技は披露してなんぼです。

 

 

 

友人たちを驚かせたくてお披露目しました。

 

 

 

 

 

結果、友人たちは驚きました。

 

そして一言

 

「病院に行け」

 

 

 

頭の方ではありません。

皮膚科です。

 

 

 

 

 

 

 

 

皮膚科で診断されたその病名は慢性蕁麻疹。

 

 

 

私が感動した特技は特技ではありませんでした。

 

 

 

 

あれから14年。

 

 

いまだに自分の名前を書くことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

大学生の時、私のアルバイト代がどれほど病院代に消えたかわかりません。

 

 

気管支炎の薬は特に高くて目ん玉飛び出ました。

 

 

 

蕁麻疹のために毎日薬を飲みました。

 

 

薬を飲むと嘘のように痒みがひきました。

 

 

無意識に体をかくので常にどこか赤いです。

 

重いものを持つと、負荷がかかった部分が赤く腫れ上がり痒いわ熱いわ。

 

買い物かごなんかを肘で支えようものならその後10分くらいは地獄です。

 

 

 

地獄はちょっと盛ったけど。

 

 

 

 

 

 

薬を飲んでかゆみを抑えるしかない。

 

そんな私がカナダに10ヶ月留学しました。

 

 

薬どうしよう問題です。

 

 

でも安心してください。

 

カナダでは日本じゃお医者さんの診察がないと処方してもらえないような薬が普通に薬局で手に入りました。

 

 

なのでカナダでもほぼ毎日蕁麻疹の薬を飲みました。

 

 

 

 

 

時々、忘れていたり、お金が足りなくて買えないことがありました。

 

 

 

 

 

 

そう。

問題は薬が手元にない時です。

 

 

初めて蕁麻疹の薬を飲み始めて3年。

 

 

ほぼ毎日飲んでいたら知らぬ間に薬に依存していたようです。

 

 

 

 

薬がない

 

 

 

 

それがわかった途端、口の中まで痒くなるのです。

 

不安からかゆみは増すばかり。

 

 

 

カナダにいた頃、ひどい時は痒みで夜中目が覚めました。

 

 

蕁麻疹は痒かったら冷やすしかありません。

 

 

 

カナダは身体を冷やすには絶好の地域でした。

 

 

 

 

一歩間違えれば凍傷さよなら命。

 

 

 

 

適度に身体を冷やしながら、痒くない痒くない痒くない

 

と精神を落ち着かせることでかゆみを引かせるというパワータイプな対処法を編み出しました。

 

 

 

 

 

 

薬に依存している自分が嫌で、肝臓も心配で日本に戻ってきてからは少しずつ、少しずつ薬の服用間隔を空けました。

 

 

 

 

 

気がついたら社会人になっていました。

 

 

2年目までは学校みたいで毎日楽しく過ごしました。

 

 

そんなある日気がついたのです

 

 

「最後に薬飲んだのいつだろう?」

 

 

 

 

どうやら学生時代の方がストレスフルで無茶なスケジュールで生活をしていたらしく、社会人になると暇になりました。

 

そして毎月の電気代に怯えることなく、クーラーも使いたいだけ使える生活に心の余裕ができました。

 

 

 

 

休みよりお金が欲しすぎて上司に土曜日も出勤させてくれ。残業代稼がせてくれと訴えました。

労働時間に関してはとてもホワイトな我が社の上司は私が喋り終わる前にダメと言いました。

 

 

 

 

 

薬に頼らなくなった=慢性蕁麻疹は完治したのか?

というとそんなことはありません。

 

 

毎日かいてます。

 

ボリボリしてます。

 

どうしたの首?!

って驚かれるくらい首もすぐかくのでしょっちゅう首真っ赤です。

 

 

 

でも別に薬!薬!薬!

と急激に不安に駆られて痒みが増すようなことは無くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

そんな私は中学時代から悩まされているフケについてこの間皮膚科を受診しました。

 

 

そこで蕁麻疹も関係あるからと痒み止めの薬を処方されました。

 

 

 

久々に飲むとあらびっくり。

 

 

本当に身体が痒くないのです。

 

 

2週間飲みました。

 

 

痒くない。

 

 

 

フケも治りました。

 

ちなみに今はまた再発しています。てへぺろ。

 

 

 

 

2週間後。

 

 

ヤクが切れました。

 

 

 

するとどうでしょう。

 

 

かゆい。

 

 

 

 

めっちゃかゆい。

 

 

 

いつもかゆいなぁ〜くらいだったのにめっちゃ痒く感じるではありませんか。

 

 

 

 

薬欲しいなぁ

 

 

 

って思うじゃありませんか。

 

 

 

 

 

ヤク切れで困っているしがない会社員でございます。

 

 

 

 

 

痒みのない生活はそれはまぁ快適なので薬欲しいのは本音なのですが、またここで定期的に処方されると以前のように依存して大変なのではないかと心配する私もいるのです。

 

 

 

 

 

いやぁ〜健康に勝る宝はないですね。

 

 

 

みなさまも健康にはお気をつけください。

 

 

 

 

最後に私のフケ写真でも載せて本日のブログの締めくくりといたします。

 

何度坊主にして頭の皮張り替えたいと思ったことでしょうか。

どなたかフケ対策の名案お待ちしております。