友人に質問されたんですよ、「ひょっとしてサイバー社は未成年の切り捨てに走ったんじゃないですか?」と。
私は「いやいや、それはないでしょう。だって、ピグパの課金のかなりの額が15歳までの未成年によるものですよ。」と返答してました。
でも、どうやらそれは間違いだったようですね。
こちらの公式サイトの発表をご覧ください。
【iOSアプリをご利用の方へ】Amebaアプリの利用対象年齢変更について | Amebaスタッフブログ (ameblo.jp)
ここまであっさりと未成年を切り捨てるとは思いませんでした。
サイバー社(というよりはアメーバ運営部)は時として致命的な営業ミスを犯しますが、今回のこの未成年切り捨てはピグ終了以来最大の間違いでしょうね。
ピグの終了後、ゲーム部門はいくつもの制限を課せられ、やりたくとも開発も勧誘もできない環境ながら頑張ってきました。
だから、ゲーム部門はこの四半期はなんと8割減!!!
サイバーエージェント、過去最高の四半期決算。ゲーム営利8割減も、広告・メディア売上で2桁成長 | Business Insider Japan
いかにアメーバピグが稼ぎ頭であったかがよくわかりますよね。
しかし、ゲーム部門とひとくくりにされてはいますが、減収と増収ははっきりとわかっているんです。
その細かな部分をサイバー社が発表しないのは、自分たちの判断ミスを隠したいから。
私が調べた分だけですが、アプリ版ライフとピグパーティーは増収しているんです。
わずか5%ながら、これから先の希望が見えてくるくらいの増収なんです。
ダメなのは他のスマホゲーム。
例を挙げると、2016年よりサービスの始まったドラクエモンスターズスーパーライト。
開始年度は130億円以上の売り上げがあったものの、たった2年で58億円まで下がっています。
つまり50%減!!
他にも、戦国炎舞、グランブルーファンタジー、シンデレラガールズ、シャドウバースなど、開発に50億円近くかけている新作ゲーム陣が、初年度はそこそこ売り上げているのに次年度では半分以下に下がるという情けない展開の繰り返し。
これを見ると、サイバー社は作ったゲームをどんどん伸ばす能力は皆無なんだなと判断せざるを得ません。
昨今のスマホゲームはマスミックスと呼ばれる映像や書籍、ゲームや実写などを織り交ぜた展開が一般的で、それでもコレる時はコケるというもの。
サイバーのようにちょっとCMながして売ろうとしても、飽きるのも早いし開発も追いつかないのは当たり前。
おまけに、サイバー社に対する信頼も低いのでみんな課金しないんです。
そりゃそうですよ。
あれだけ巨大で会員数も多かったアメーバピグを終了させただけではなく、発表するゲームのほとんどが2年待たずにサポート終了している開発会社のゲームに誰が課金したいですか?
利益率ではなく、遊ぶ方々の信頼こそが商売成功のカギなんですよ。
このあたりの信頼を回復しない限り、アメーバのゲーム部門はだめでしょうね。
ついでにアベマTVですが「売り上げ1.6倍!206億円!」なんて自画自賛してますけど、営業利益は39億円の赤字。
そりゃ、馬鹿ほど開発費をジャブジャブつぎ込んでるんだから、売り上げは上がるでしょうけど、儲かってないのは当たり前。
このあたりをもうちょっと見直さないと、今にサイバー社の株は急落することになるでしょうね。
ってことで、ここらで1曲。
Once I lived the life of a millionaire
かつての私は富豪の暮らしぶり
Spent all my money, didn't have any care
お金を全て使い果たしても
気にも留めなかった
Took all my friends out for a mighty good time
お友達みんなを引き連れて
最高のひと時
Bought bootleg liquor, champagne and wine
密造ウイスキーを買って
それにシャンパンとワイン
Then I began to fall so low
間もなく私は落ちぶれ始めて
Lost all my good friends, I did not have nowhere to go
いい友達をみんな失くして
行き場もなくなって
If I get my hands on a dollar again
もしも再びお金を手にできれば
I'm gonna hang on to it till that eagle grins
あの鷲(1ドル札のこと)がニヤけるまで手放しはしないのに
やり直すなら、まだ資産がある今のうちだよ?
ゲーム部門を立て直し、ライフとピグ2をPCで♪