今月初めにちょっと気になる記事が。
こちらです。
もともと藤田社長は見捨てるのが早く、スマホゲームでも1年で終了したものが非常に多いんです。
これは頭のいい方法に見えて、実は逆みたいですね。
なぜなら、いつ終了されるかわからないゲームに課金する方などいらっしゃらないからです。
なので、最近のアメーバゲームに課金する方は少なく、前回の株主総会でも以前300億円以上あったゲーム部門が200億台の利益に。
もちろん人気ゲームを出せれば話は別でしょうけど、ピグを終了させた今、アメーバに軸となるゲーム産業はありません。
思えば1年半前に「広告部門とゲーム部門が好調だ。この利益を新しい動画部門につぎ込む。」と藤田社長が宣言して生まれたアベマTVも不調。
にもかかわらず、今回は1年で終了させずにまだ頑張ろうというのが不思議です。
2018年度には6000円以上あったサイバー社の株価も今や4000円を切る勢いで、資本総額にして1780憶円の損害になっています。
さてさて、ここからが今回の本題です。
じゃあ、これからのアメーバはどうするつもりなの?
ここからのかじ取りを失敗すると、会社自体が危ないよ?
この答えがこれらの事実の中に含まれています。
1:サイバー社の新事業、インスタショッピング開始。(2019年10月11日)
タレントインフルエンサーとともに広告や販売業をトータルサポートする会社を設立しました。
これより、「amebaブログと同じく人気あるタレントさんの影響力を利用する」方針(他力本願)は変わらないようです。
2:技術者の大型募集
今までは隠れて募集していた技術者の獲得を大っぴらに始めたようです。
日本最大のヘッドハンティング会社であるプロフェッショナルバンク社に400人規模の募集を依頼したようです。
400人といえば、過去のアメーバの乱のときにクビにされた技術者さんたちの数に匹敵する大人数。
ここから、「ゲーム部門の立て直しを図る」方針が明らかになりますね。
スマホであればここまでの大人数は不必要(開発ツールさえ使えれば制作は割と楽)なので、やはりPCに特化した開発と考えるのが筋でしょう。
3:売上高が伸びているのに経常利益が減っている。
2007年には760億円の売り上げだったサイバー社は、2019年には4400億円の売り上げ(およそ5.7倍)になりました。
にもかかわらず、経常利益は55億円から200億円で4倍くらい。
つまり無駄な投資(人件費を含めず:amebaの人件費率は低いから)が多すぎることが浮き彫りになります。
ここから、「不採算部門の切り捨てと新部門投資の凍結」が急務と言えるでしょう。
技術者を雇い入れようということは、それ以外の部門の縮小。
つまりアベマTVへのこれ以上の投資はなくなると考えてもよいでしょうね。
広告部門は減収とはいえ、まだまだ業界一位の売り上げ。
とすれば、立て直すべきはゲーム部門。
最近伸びているスマホゲーム(年間50本発表で現在人気ゲームが8本)を主軸にゲーム部門を立て直すことになるでしょう。
ならば、会員数1000万人以上をほこったアメーバピグをこのままにしておくはずはない。
年を超えて200ポイント以上も下がった株価を見るに、立て直しが急務であると考えれば、早い時期にamebaの復活もしくは再出発が発表されても不思議ではないでしょう。
あくまでも希望的観測にすぎませんが、あらゆる事実がその方向を示していると考えるのは私だけでしょうか?
ご意見があればどんどんコメント欄にお書きくださいね。
最後に、まじめすぎてギャグがいれられなくてごめんねー。(笑)
では、こんな曲はいかがかな?
かええってきてよー、かええってきてよー、あめーーーばーーーぴぐぅーーーー♪
私たちはいつまでも待ってます♪