鎌倉から… -8ページ目

鎌倉から…

神奈川県鎌倉市に住む大学生のブログです。

まさかのニュースでした。

けいおん!!が映画化するそうです。


時々友達と映画化してほしいアニメの話をしたことがあるのですが、さすがにけいおん!!だけは映画化したらグダグダになりそうなのでこの映画化は無いだろうと話してたら!まさかの映画化です。


内容や公開時期は未定とのことですが、非常に楽しみです。映画館で大迫力の放課後ティータイムの演奏を見てみたいところです。多分大ヒットするのは既に確定事項なんだろうな…。
どうも、日常記事はかなり久しぶりです。最近は読書とアニメのことしか書いてませんでしたから。


ペタ返しもけっこう不定期になってました。


で、何故かと言うとですね、9月になってから少々忙しくなったからです。


大学受験のための塾に通い始めたり、学校でも明日からは生徒会の会計監査の仕事が始まるし、所属している弁論部の原稿書かなきゃと思ったり(試合の練習はしてないけど)、インターアクト部というボランティアの方は地元ケーブルテレビの取材を受けたり。


で、今日はパシフィコ横浜で行われる大学進学フェスタに行くために電車に揺られてます。もう高校二年生の秋だからそろそろ本腰入れて勉強しようと思ってますけど、どうなることやら…。ただ、絶対に浪人だけはしたくないので、頑張ろうと思ってます。


近況報告でした。
さて、『マンチュリアン・リポート』です。


マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)/浅田 次郎


¥1,575

Amazon.co.jp



この本は『蒼穹の昴』から続く中国歴史シリーズの第四弾となります。『中原の虹』完結から三年、そして著者としては実に14年振りとなる書き下ろし小説です。



爆殺――その朝、英雄の夢が潰えた。
昭和3年6月4日未明。張作霖を乗せた列車が奉天郊外で日本の関東軍によって爆破された。一国の事実上の元首を独断で暗殺する暴挙に昭和天皇は激怒し、誰よりも強く真実を知りたいと願った…。
混沌の中国。張り巡らされた罠。計算と誤算。伏せられた「真実」。昭和天皇の密使が綴る「満州報告書」。その知られざる内容とは?



浅田さんの中国歴史シリーズは毎回素晴らしいのですが、今回も最高でした。


前作『中原の虹』で浅田次郎は張作霖をとてもカッコいいヒーローとして描きました。小さな馬賊の長だった彼はわずか10年ほどで中国満州の覇者となったのです。しかし、『中原の虹』を読んでいる最中、私は少し不安に陥りました。それはこの張作霖という人物の行く末がはっきりと分かっていたからです。日本史でも習う通り、張作霖は満州の覇権を狙う日本の関東軍により、暗殺されます。一人の英雄が私たち日本人によって暗殺されてしまうシーンを見るのは怖い感じがしたのです。


しかし、そんな事件を浅田さんは美しく描いてくれました。悲劇的な英雄の死を強調するのではなく、夢半ばで死んだ男の姿を悲劇として強調し過ぎず、サラリと描く。これが浅田さんの力量なのでしょう。


で、設定も非常に興味深いものとなっています。昭和天皇が陰で満州に密使を送っていたという設定。さらに、今回は人間ではなく張作霖が乗っていた汽車の“語り”が挿入されています。人間ではない無機物が語ることで、不思議な感覚を生み出しています。


そして、シリーズの登場人物たちの“その後”を読むこともできます。既に『中原の虹』から時間軸的には10年以上が経過しています。年を経た春児や吉永将、岡圭之介たちが張作霖爆殺事件の証言をしていくのです。彼らの近況を読んだとき、胸がジーンときました。


皆さんも是非読んでみてください。シリーズファンはもちろん、この本はかなり独立しているので、このシリーズに初めて触れる人にもお薦めです。
さて、『反撃のレスキュー・ミッション』です。



反撃のレスキュー・ミッション (ハヤカワ文庫NV)/クリス ライアン


¥903

Amazon.co.jp

著者のクリス・ライアンは1996年に小説家としてデビューしました。彼は小説家になる前、イギリス陸軍の特殊部隊(SAS)に所属していました。軍での経験や知識を駆使して描かれる迫力ある冒険小説を次々と送り出しています。





1989年、SASがレバノンで行った人質救出任務で、三人の隊員が死亡した。その責任者と見なされたSAS隊員ジョン・ポーターは、やがて除隊し、17年後の今では路上生活を送っている。そんな折、レバノンで英国人女性が誘拐された。それは17年前の悲劇に深い因縁を持つ事件だった。汚名をそそぐ機会を得た彼は政府と交渉し、困難きわまりない救出任務に単独で挑む!男の再生を描く冒険アクション。




まず、SASとは何かを説明しなければならないでしょう。SASは“Special Air Service”(特殊空挺部隊)の略称で、イギリス陸軍が誇る最強の特殊部隊です。第二次世界大戦中に組織され、現在までに様々な戦闘に投入されています。最近だと1982年にフォークランド諸島の領有をめぐってイギリスとアルゼンチンの間に起こったフォークランド紛争、91年の湾岸戦争、さらに2003年のイラク戦争に派遣されています。その数々の実戦経験から特に対テロ作戦の分野では非常に評価が高く、アメリカ政府が公式には存在を認めていない対テロ特殊部隊“デルタ・フォース”や警察の特殊部隊“SWAT”のモデルとなったとも言われています。


この本の舞台は中東の国、レバノンです。レバノンはイスラエルとシリアと国境を接する小さな国。しかし、国内にはイスラム過激派が多数存在するとみられ、“中東の火薬庫”とも言われています。9.11テロやその後のイラク戦争などでさらに治安が悪化しています。


この本のテーマは“男の再生”です。一度失敗し、挫折してしまった男がある事件をきっかけに再び立ち上がる姿を描いています。主人公のポーターはほとんど武器を持たずにたった一人で敵の真ん中に飛び込んでいくのです。ちょっと有り得ない気がしますが、その姿は本当にかっこよくて、男の中の男!って感じです。クリス・ライアンの小説にはこのような超人的な肉食系男子が多いです。世の男たちはだれもが憧れるでしょう(笑)。


そして、この著者の魅力は毎回敵や戦場を様々に変えて描いてくれるところでしょう。今回はイスラム過激派のヒズボラが敵ですが、過去の作品ではIRA(アイルランド義勇軍)の工作員やイギリスの特殊部隊、さらにアルカイダが敵の時もあります。戦場も様々で、イギリス国内や地中海、さらにはイラクで冒険が繰り広げられます。クリス・ライアンは過去の経験を生かして“現代の戦争”を描き続けているのです。


皆さんも是非読んでみてください。素晴らしい冒険小説です。

さて、第10話です。段々やっつけ仕事になっている気がしますが…。




新たな作戦が行われることになる。そして、その作戦のために新たなウィッチが501基地に派遣されてくる。彼女の名前はハンナ・マルセイユ。舞台の垣根を越えたトップエース同士の戦いを演出するために連合軍上層部が送り込んできたのだった。そして、マルセイユとのパートナーに選ばれたのはハルトマン。しかし、マルセイユの自由奔放な性格は場をかき回し、中々二人の息が合わない。そして、ネウロイの中にたった二人で突入すると言う困難な作戦の日を迎える・・・。




今回は突然の新キャラ登場でしたね。オープニングの後すぐに登場して、ラストのエンディングテーマも歌っていました。今回のサブヒロインって感じでした。

で、今回の主役は、エーリカでした。ある事情からバルクホルンとハルトマンといういつものコンビではなく、マルセイユとハルトマンというコンビが結成されます。この二人、全く上手くいかないのです。勝負に勝つことが全てだと言うマルセイユと勝ち負けには興味がないハルトマン。二人は対立し続けるのです。


そして、今回の見せ場はハルトマンがバルクホルンの頼みを叶えるために自らマルセイユに勝負を挑むシーンでしょう。普段はいい加減でバルクホルンと喧嘩してばかりのハルトマンですが、本心はバルクホルンのことを大切に思っているんですよね。二人の深い友情に感動しました。


次回は、『私であるために』です。もう見てますけどね。
さて、『ストーム・ブリング・ワールド』です。


ストーム・ブリング・ワールド1(MF文庫ダ・ヴィンチ)/冲方 丁


¥580
Amazon.co.jp



ストーム・ブリング・ワールド2 (MF文庫ダ・ヴィンチ)/冲方 丁


¥580
Amazon.co.jp




またもや沖方丁さんの作品です。最近このブログ、沖方丁の登場頻度が高くないか?と思ったあなた。それは正解です。私は完全に沖方ワールドの虜になっています。




変えられるのは強い自分ー。創造の女神カルドラが手にしていた〈創造の書〉。神々の争いで砕け散った断片は〈カルド〉と呼ばれ、それに秘められた力を駆使できる者を〈セプター〉と呼んだ。少女・アーティは父に愛されたい一心で嘘をつきセプター候補として神殿で学んでいた。そんな彼女のもとに転学生の少年・リェロンがやって来たとき、運命の歯車が大きく回り出す!リェロンの真の目的とは?そして巻き起こる事件。アーティたちは街を守ることが出来るのか?SF大賞受賞作家が描く、傑作ファンタジー!



著者に言わせるとこの本は大河ロマン的ファンタジー青春ボーイ・ミーツ・ガール小説だそうです。出会ったばかりの頃は反発し合っていた少年と少女が段々とお互いに大切な存在になっていくところとかは王道な展開です。


しかし、そこは本屋大賞も受賞した沖方丁。ありきたりなファンタジーではありません。



この本の主人公は2人の少年少女です。一人は、ありあまる魔術の才能を持つ少年・リェロン。彼は過去に家族を失っています。もう一人は、魔術の才能が欲しいのに持っていない少女、アーティ。彼女は家族に愛されたい一身で自分は魔力があると嘘をつき、神殿で学んでいました。この対照的な2人が出会うとき、物語が始まるわけです。



どちらかというと読者が共感できるのはアーティの方でしょう。彼女は勝気な性格なのですが、心の中で隠し事をしていることで葛藤して苦しんでいます。自分には何も出来ないとくじけそうになりながらも立ち上がる彼女の姿には胸を打たれます。誰もが一度は経験したことがあるような感情です。もちろんこの本はファンタジー小説ですが、現代の私たちと通じるものがあります。



そして、敵との戦闘シーン。魔術を駆使した胸躍る展開が繰り広げられます。しかし、そんななかにも何気ない二人の学童としての日常が描かれていたりもするのがかなり良いです。



皆さんもぜひ読んでみてください。あと、この本、続きがありそうな終わり方をしたので、続編にも期待です。

ゲーマーズで買ってきました。




シトロンの雨(初回限定盤)(DVD付)/田村ゆかり



¥3,600

Amazon.co.jp

声優として活躍する田村ゆかりさんのNewアルバムです!田村さんは魔法少女リリカルなのはシリーズの高町なのは役やB型H系の山田役などで知られています。既に30代になるのにキュートな声が魅力的な声優さんです。


さて、今回のアルバムにはシングルの表題曲が多く収録されています。『You&Me』や魔法少女リリカルなのは The movie 1stのエンディングテーマ『My wish My love』、B型H系のオープニングテーマ『おしえて A to Z』などです。どれもオリコンランキングを賑わせた曲たちです。


全体的にはバラード調の曲からラップ調の曲まで幅広く入っています。一見すると合わないんじゃないかというような順番で収録されていたりする曲が上手くまとまっているので、アルバムとして聞く価値はあります。


個人的には最初の『Heavenly Stars』と最後の『LOVE ME NOW!』がオススメです。『Heavenly Stars』は歌詞が良い感じです。聞いてると自分が励まされるような曲です。一方の『LOVE ME NOW!』はバラード系で締められることが多いアルバムのラストには珍しく明るく元気な曲。多分ライブでは大盛り上がりの曲になることでしょう。


そして、初回版には約40分のDVDが付いています。こちらは『You&Me』から『おしえて A to Z』までのシングルの表題曲+『LOVE ME NOW!』のミュージックビデオが収録されています。さらに全てのミュージックビデオのメイキングがしっかり入っているのです。あと、田村さんのプライベート映像も付いています。この特典は大きな魅力です。

皆さんも是非聞いてみてください。

さて、第9話です。もう10話も放送されていますけどね。




ペリーヌは悩んでいた。故郷ガリアの子供たちの願いを叶えてあげられていないからだ。そんな中、芳佳たちは訓練のために海に行くことになる。訓練の合間、ルッキーニが海底で宝箱のようなものを見つける。お金があれば子供たちの願いを叶えてあげられると考えたペリーヌは芳佳たちを巻き込んで宝探しを始めることになるのだが…。


今回はまあ、サービス回でしたね。水着回にトレジャーハンター的なノリ。そして極めつけは坂本少佐が酔っ払うという衝撃的なシーン。普段は真面目で厳しい坂本が訳の分からない性格に。面白かったです。


で、ペリーヌが今回のエピソードの中心でした。いつもツンツンしてるペリーヌの素直な一面にちょっとグッときちゃいました。


あと、もう一つ付け加えるならミーナ隊長がまた悲劇に見舞われていましたね。「モゾモゾするの」でもそうでしたが、最近ミーナは災難続きみたいです。


次回は、『500 overs』。エーリカが主役かな。

さて、『ブレイズメス1990』です。

ブレイズメス1990/海堂 尊
¥1,680
Amazon.co.jp


大学病院にまた革命児が!外科医研修生・世良の任務は海外から天才外科医・天城を連れ帰ること。そして、東城大学付属病院が初めて挑む公開手術の結果は?海堂ワールドでもっとも派手な手術が展開する。『ブラックペアン1988』に続くシリーズ第2弾。

今作の魅力はなんといっても最高にドラマティックな手術シーンでしょう。手術の中でもかなり負担が高い公開手術に挑戦する外科医の姿が鮮烈に描かれています。                                                                                         

                                                                                                                              ちなみに公開手術というのは文字通りの意味です。普段は隔離された空間で行われる高度な手術を衆人環視の元で行うのです。もちろん手術と言うのは医師にとっては常に緊張を伴うものです。それを他人に公開しながら行うのですから、その緊張は想像以上でしょう。たいていの場合、手術室の天井から見下ろすような感じで観客席が作られます。さらにそれだけでは手元が見えにくいので、ビデオカメラなどで手術部位を映し出すのです。その上、執刀医は観客からの質問にも答えます。それらの質問には好意的な質問もありますが、明確な悪意を持って行われる質問もあります。これらの状況で失敗せずに手術を成功に導くのは並大抵のことではありません。相当な技量と精神力が要求されます。この公開手術が行われるシーンには私も手に汗を握っていました。

                                                                     そして、すべての作品が同じ世界で成立していると言う海堂ワールドが今作でも生かされています。『チーム・バチスタの栄光』でバチスタ・チームのリーダーだった桐生恭一がラストでちょっと出演しています。こういうのを読むと、流石だなと思わざるを得ません。

                                                                      ただ、ひとつだけ共感しにくいなと思ったのは今作で初登場した外科医・天城です。海堂さんの作品に出てくる医師はキャラクターがぶっ飛んでいる場合が多いのですが、今回はかなりすごいです。こんな医師がいていいのかという感じです。

                                                                     皆さんもぜひ読んでみてください。いつもとは全く違う価値観に出会えるはずです。

さて、『ICO~霧の城~』です。


ICO-霧の城- (講談社ノベルス)/宮部 みゆき


¥1,334

Amazon.co.jp



この本は宮部みゆきさんが初めてゲームのノベライズに挑戦した作品です。


「ぼくが君を守る。だから手を離さないで。」頭に角の生えた生け贄の少年、鋼鉄の檻で眠る囚われの少女。2人が運命を変えることを、“霧の城”は許さない。
何十年かに一度生まれる角の生えた子。イコはしきたりに従い、“霧の城”へ。そこで檻に囚われた少女を発見したイコは彼女を助け出すのだが…。不思議な力を持つ少女・ヨルダは何者なのか?彼女と共に城を脱出するため、イコは城主と対決する。
同名コンピューターゲームに触発され、宮部みゆきがすべての情熱を注ぎ込んだ渾身のエンターテイメント!


私はこのゲームをやったことがないので、上手くノベライズされているのかは分かりません。しかし、ファンタジー小説としては中々面白かったです。


謎の城に送られて、囚われの少女を助け、その城の女王と対決する。これはRPGゲームにありがちなストーリーですね。しかし、そこは宮部みゆき。様々な脚色を加えて正統派ファンタジーに仕上げています。


なぜ、生け贄という儀式が生まれたのか?“霧の城”とはいったい誰が、何のために作ったのか?そして、少女・ヨルダはなぜ囚われの身になってしまったのか?その国の成り立ちなどの小ネタや回想シーンなどが挟まれつつ、それらが次々と解き明かされていく展開は圧巻です。


皆さんも是非読んでみてください。