---- うまく書けなかったので、一時公開の下書き状態です ---
(まとめ) 雑草は残ってもらわないといけない。
7月末から8月、横浜~鳥取を2往復。8月3日に一度鳥取に帰り、少し雑草が伸びてきたなーという程度メダカ鉢の水はあるし(8月上旬は曇り時々雨の予報で)。また横浜に行き横浜に半月滞在。
横浜の賃貸マンションのベランダでタバコを吸いながら下を見下ろすと隣の広い空き地に背の高い雑草がいっぱい。草を抜きたいナーと思いながらタバコ吸って見ました)。
8月19日頃、鳥取に帰り、庭を見て雑草が大きく伸びていて愕然。
2~3日かけ庭の大きな雑草をボチボチ草とり。何とか目途が立ったと思って、家の前の歩道をみるともっと凄い雑草!。
こりゃ歩道か風で種が飛んでくる、まずいと思ったのがきっかけ。隣家のおば(あ)さんに「除草剤まこうかナー?」と言ったら、「歩道はしゃがんでこうやって草を抜け」とやり方を教わり。 しゃがんで手で抜き、抜けないチガヤは万能ばさみで切り芽がでたらまた引き抜くことを繰り返すと、土日の2日で歩道の雑草をとり終わりました (夏前に一部除草剤を撒いてもらったのか、5m程は草がほとんどなく)。
道を取り終えたら、今度はまた庭の草とりしながら。
庭の草とりは手間で、道の周りの草取りは作業が意外と簡単なのは何故だろう?と、
ああ、道はコンクリやブロックやアスファルトの隙間から出ていて、残す植物はなく、選別なく、ただ全部引き抜くだけだからだ。 きれいにはなるが草を抜いて出てくるのはコンクリかブロックだし、草の選別がないんで草たちの関係がみえない。 コンクリの歩道や道の草取りは手間はずっとかからないけど、土の上のような奥深さがないとこの8~9月に、はじめて感じました。
(東京銀座でも、横浜駅周辺でも雑草は生えるんだろうけど、どうしてるんだろう?と思ったり。やっぱり地がコンクリやアスファルトだと、さびしいなーと思ったり)。
隣町の隣家の道路辺りや川向こうの伸び放題の雑草が目につくが、
とりたいけど・・造園屋さんの廃棄料は個人もちなんでと。。
抜いた草は造園用の数袋、近所の造園屋さんに処分してもらい。
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造園屋さんの親方に道の草とり後の処分の相談にいったためか、(毎年秋なのに)、、
親方が、9月の暑い週に、うちの家の庭に入るといってくださる。
暑い日々の剪定や清掃や下草刈り作業中、邪魔をしながら毎日、話を聞いて邪魔してました。
裏庭は、大方は電動草刈り機で刈ってくださったので、残りを手や鎌で抜いてました。。
庭の剪定がおわって・・ 少しゆっくりして、
9月下旬になると、他所の雑草の勢いがピークを越したのがわかりました。
こちらも疲れがでたのか10日間ほどグッタリ。(10月に入ると草も少々茶色がかったようです)。
8月からすごい伸びた、繁殖力のつよい、人は余り要らない草=雑草、、
今の時期、主にメヒシバ、カヤツリグサ、チガヤ、 エノコログサ、 オヒシバ、
(やっと名と姿が一致した)ブタクサはさすがに存在感あります。
今の時期枯れてるが少し芽を出し始めてるスギナたち。
雑草たち、8月から9月、威勢がよかったのに、
9月の下旬~10月に入ると、もう雑草の勢いはピークを越し。
余談ですが、8月から秋にかけての雑草はイネ科? これらは「夏草」なのか?
「夏草や岩にしみいるセミの声」は新暦の7月13日とか・・・
芭蕉の「夏草」はどんな草たちかな? 今の雑草がまだ若い頃の状態?
今年の7月半ば、家の周りで雑草はどうだったかなー?
今年は6月7月は猛暑で草も雑草も弱ってたんだけどなー。
(「夏草」でないかも知れませんが、日なたのドクダミって盛夏・猛暑の頃は小さくなり
一度 姿を消して、9月下旬~今10月は復活しています)
10月に入ると、雑草たちも盛んな時期を過ぎ、種をしっかり抱え、風が吹くのを待ってる?
冬が来る前に、 次のシーズンに向けて、種を広げる?
「何で8月9月前半の暑い時期に草とりしたの?バカじゃん」ですが・・・
雑草が青々して元気な頃はチャンス、ちょうど草を取る時期と思ったんです。
葉や茎がよく成長して見分けやすく、種がついて広がるようになってからでは遅いと
直感的に思ったのでした。
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草とり作業なんて、何の役に立つの?川の周りや道の草とりなんて金にもなんないし、
一種の趣味だ、道楽だ、暇な年寄りがすることとずっと思ってきてて、
ちびまる子ちゃんの佐々木のじいさん 、川の掃除の川田さんだったか、まるちゃんの気持ちだった。
(俺も佐々木のじいさんと同じになったんかい・・・と)
だけど草とり2年目で、どうも まるちゃんの気持ちとはちがってきたような。
1年目(1年生)、雑草は敵だったし、草取りは、してもしなくてもいい作業。やれといわれてする。やっかいな作業。。
2年目(2年生)、雑草と残す草と園芸植物たちはどこが違うのか?
区別は繁殖力だろうかなと・・とか考えて、草をみたり。 また、
草をとりながら、草たちを見ていると、植物たちに社会があるように感じて。
草たちの社会・関係が、見ていると、 ヒトの社会と似てるように感じたり。
草は脳はないけど何だか意思はある。そういう草の意思はヒトも虫も動物もおなじよう。
ことし2年生で、春から草取りしてて、草たち・草の社会を見ていると、なにかデジャヴ感じる。
草って隣に別の種類の草が生えていて、少し距離は置くが互いに意識してるようで、
ヒトも学校や職場なんかでも、お互い距離はおいてる、しかし水面下(草なら土の下)は、なにか見えないイガミアイがあったり。協調・協力関係とか、力関係なり、テリトリー侵すなと勢力争いとかある・・
草も、ヒトも その社会(世間)どうも似てる。
自分の現役時代を振り返ると、まったくこういう世間の構図みたいなの考えなかったなー
(理系だったからかな)。
でもやっぱりどこの職場にも草同士の構図みたいなのあった。
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ときどき思う、庭とはなにか?人にとって庭とはなにか?
庭とはどういう存在なのか? 家にとって人にとって庭はどういう位置づけなのか?
(時期によって考えは変化するけど)
1.単純にヒト・持ち主が創造する美ではない。
ヒトが思ったようにはならない。草木にはその意思があるから。。
ここ一面この植物を生やそうと思ったって、土壌・水はけ・日の当たり具合・風当り・その他・・
で、その植物が生残って定着し、少し増えてくれないと、頭の中の絵にならない
2.庭とは自然ではない。
自然とは「自ずから然り」なので、草ボウボウ、蔓が伸び放題、落ち葉だらけ、
下の草や雑草がボウボウ・・・それが「自然」なので。(それもよいだろうけど。)
やっぱり手を入れないと庭にならない。
自然ではなく、頭に思い描いた絵画のような美ではなく。 じゃあ
庭にある植物達(雑草も含めた園芸植物に木々)と、土と、石と、砂利と、、
虫たち、エビカニの仲間?ダンゴムシと、クモや、ヘビ、カエル、動物たち、野鳥、コウモリ、
水生植物に水生昆虫にメダカ(トンボとヤゴとスネイルと藻)、
それらにヒトが介入してつくっている場なのかな?
ヒトも加わった社会というか(小さな宇宙?)、
(家はヒトの住処で、そこには草も生えず、めったに虫や動物は入らず)。。
たとえば、9月前半までかかった庭の草刈りの前後で。
草刈り前、裏庭で、秋の虫の音が凄くjしてたのに、
草刈り機で高刈り撫で斬りで、9月15日で草刈りが終わると、虫の音が減った。
ヒトが介入してて、もしかしたら秋の虫も葉をたべる? (先日バッタは食べてた)。
鳴いていた虫たちはどこに行った?
一年365日、 冬、春、夏、秋、そして冬、の一年ってヒトの一生に見立ててもよいだろう。
いやヒトだけでなく、一年に、虫の一生、一年草の一生があり、多年草でも季節で変化。
この一年、草とりやら庭の手入れしていて、
かなり一年の変化・季節をしっかりあじわうようになりました。
昨年とはまったく違ったことしてるし、思ってること感じてることがちがってる自分。
来年も生きてたら3年生。
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今はもう庭の背の高い雑草はほとんどなくなったので、こんなことたまにしてます:
1) これは父が植えて庭のグランドカバーにしてた玉竜の群落ですが・・。
当時はこれが一面生えてたのに、
今は猛暑や勢力争いで負けて隅っこに追いやられて。平家の落人と感じる。
よく見ると(写真で見てもわからないけど、葉を指で触って・根元を見たりすると)
この平家の落人の玉竜たちの中に 雑草(たぶんオヒシバ)が居ます。

2) かき分けて、カメラを下に向けると雑草(オヒシバ?)がはっきりして。抜きます。

3) 周辺を同じ作業くりかえし、雑草(オヒシバ?)を見つけ引き抜いたのを集めてみると

オヒシバ(と思う)と、玉竜ってなんでこんな同じ所に植わるの? 小さいときは、そっくり。
オヒシバも、玉竜も意思はあって。一種の草同士の関係あるんでしょう(人間関係みたい)。
これはオヒシバだと思うのですが、
ネットで調べると、オヒシバって、2タイプあるようで(農地のタイプ?と都会のタイプ?)、
放っておくと凄くデカくなって、小さな玉竜を押しやって。
玉竜は、背は伸びず小さなままで、威勢よく株も増えないし、
(たまに小さな芽がでたか・・って感じ)。
玉竜は地味にコツコツやってて、15年程前は玉竜が一面生えてたのに今では隅に逃げて隠れて細々の隠居か落人。。じぶんを例えれば、オヒシバか玉竜かといえば、どっちかといえば・・・でしょう。
(一か所だけ、玉竜が何故か元気な場所があって、それについてはいつか)
15分くらい採って集めるとこんな感じに
こんな辛気臭いことよくやるなー よっぽどの暇人の時間つぶしとか言われそう。
一昨年や数年前までの自分なら、こんな辛気臭いことせん!やらんでいい!と思っていたが、、
もし誰かに見せて話したら、「あんた、何で今年はこがいに辛気臭いことしてるん?」 「もっと他にすることないん? GPD上がらん、ムダ、高齢者も働け」と言われる。
(ここだけで写真だして語るだけ)
勤めにしても、自営業にしても、なりわい、まいにち食っていくこと食っていけること、
恋愛、 子育て、
なにかに思い返し、人生、辛気臭いことの積み重ねじゃないかな 妄想か・・。。
そういえば、親方が、草刈り機で高い草を刈りはらったあと見ると、花をつけたヤブランが現れて。
ああ、ヤブランがあんなところで生きてたんだ!と、
「これって お花、華道だ」と、親方に語ったのです。
雑草があって隠れていたのを取り払うと花が映えて。。
雑草も残ってもらわないといけないなと・・