「ドイツ表現主義」をこの映画「カリガリ博士」で知ることができ。
私は、50年近く前に観た「将校たちの夜」(The Night of the Generals , 1967年)の中の短いセリフをふと思い出したのです。
ピーター・オトゥール演ずる将校 (異常な連続殺人犯?の容疑者の1人) が、
「私は”退廃芸術は大嫌いだ」というセリフがあったのです。
このセリフの意味は「ナチスが、徹底的に、前衛的な芸術を弾圧した」ことなのだと「カリガリ博士」でやっとわかったような。
(上記から引用) ”アドルフ・ヒトラーは近代美術を嫌った。彼が好んだ芸術は近代美術以前の伝統的な絵画であり、身体のゆがんだ表現主義的な芸術や抽象芸術は理解できなかった。近代美術を担っていた芸術家や画商にユダヤ人が多かった点もヒトラーにとって気に入らなかった。
そうして、前衛的な表現や非ドイツ人的な表現を「退廃芸術」と名付け弾圧を始めた。”
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この「カリガリ博士」は1920年に公開の前衛的・デフォルメされた映画・結末が怪しい。
これが公開され、10年ちょっとでナチスが政権を取るのですが、
ドイツ表現主義の映画に出演した役者さんたちはナチス時代どうなったのか?」が、、
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この中で重要な4人の役者さん達ナチス時代をどう生き延び戦後、どうなったか
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コンラート・ファイト(Conrad Veidt) as Cesare
チェザーレ(夢遊病で催眠で連続殺人した?、しかし最後の場面では病院の平穏な患者):
非常に個性的な役者さんです。
ファイトはナチス政権に激しく反対し、英国に定住。
1940年代、彼はハリウッドへ移住し、ナチス党員とその兄弟の二役を演じた『Nazi Agent』(1942)などのアメリカ映画数作に主演したが、最も有名なのは「カサブランカ」の小役。
(参考) Conrad Veidt のプロフィール (youtube)
この役者さんは『カサブランカ』(1942)でハインリッヒ・シュトラッサー少佐を演じてた!
『カサブランカ』 1942年11月26日(北米:公開)、北米:1946年6月20日(北米:公開)
ドイツの兵隊たちの愛国歌に対抗し、
フランス国家(ラ・マルセイエーズ)を演奏させ皆が歌うシーン。
負けて怒り「営業停止」命じるドイツ軍将校を演じています。
ドイツ兵は、die Wacht am Rhein という歌を歌っていたらしい・・・
(ラマルセイエーズ vs ドイツの愛国歌、日本語字幕入り)
↓は、3分の動画で、ファイト(Conrad Veidt)演ずるドイツ将校のセリフしっかり。
(はげたオヤジより、イングリッドバーグマンに目が行ってしまいますが・・)
(参考)
Die Wacht am Rhein (愛国歌)
ラインの守り、またはラインの護り(ドイツ語:Die Wacht am Rhein)はドイツの軍歌・愛国歌としての要素が強い民謡。
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話しが趣味的に大きく脱線しました、、元に戻します
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ヴェルナー・クラウス(Werner Krauss)
as カリガリ博士 / 精神病院のDirektor
ナチスに協力。ナチス時代の映画に多数出演。
(Wikipedia 英語バージョンを自動翻訳(一部書き加え)。
Nazi Germany(ナチス時代)
1934年、クラウスは Staatsschauspieler ('State Actor', i.e. an actor of national importance)(「国家俳優」つまり国家的に重要な俳優)に指定された。
ゲッペルスとヒトラーはクラウスをナチスドイツの文化大使として評価した。
(戦後) そのため、戦後は、ドイツ国内で舞台も映画出演も禁止される。
オーストリアに逃れたり。晩年は、復権したが、戦後の活動は少なかったようです。
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リル・ダゴファー (Lil Dagover) as ジェーン。
1931年ハリウッド映画に出演(グレタ・ガルボより年上)。ドイツに戻ったダゴヴァーは、第三帝国時代にはあからさまな政治的関与を避け、第二次世界大戦中は無害な衣装ミュージカルやコメディに集中した。 同時代の多くの人々とは異なり、彼女は戦後もなんとか名声を維持した。
*) The New York Times, Movies & TV, actoress Thursday, May 19 (2011)より
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フリードリッヒ・フェーヘル as フランシス、
最初から最後までの語り部・主役の1人、まともなのか? (この映画の主役級の1人)。
Friedrich Fehér as Francis
(オーストリアで) 役者の後、映画監督に転向。
映画監督として「マタ・ハリ」 1927年・ドイツ映画などの監督として活躍しました。
(第一次世界大戦のスパイとされるマタ・ハリは1917年に銃殺刑でなくなる。
マタハリの最初の映画の監督をした)
後に、グレタガルボ(1931)、ジャンヌモロー(1964) のマタハリ映画が出ます。
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おわり





