何を？って、コイツのことです。
（敢えて変な顔をトップに載せるこの仕打ち）
今、あちこちのメディアに登場しております
境川遊水地公園に現れたオオヒシクイ。
私も仕事が落ち着いたタイミングで現地に行き
しっかりと撮影することができました。
この鳥、霞ケ浦の集団飛来地で昨年撮影し
新顔登録しましたが、今記憶を遡ってみますと
何か10年以上前に大池公園（こども自然公園）で
これに似た鳥を撮ったことがあるような気が……。
明らかにカモのサイズではなく、
外見的な特徴もこれによく似ていましたが……。
が、Web検索してみてもそんなデータは引っかからず
自分の記憶力が信じられなくなりつつある今日この頃です。
まだブログを始める前でしたし、撮影技術も稚拙だったので
当時の写真はほとんど保管していないんですよね（汗）
なので確かめようもなく、どうにもこうにもモニョります。
この日は午前中に境川遊水地公園を訪ね
オオヒシクイの出ているという今田遊水地から
順に巡り歩きました。開けた環境ではありますが
身を隠す場所もそれなりに多いので
到着直後にすぐ見つかったのは幸運と言えます。
こちらは隣にある下飯田遊水池の一角。
ここまで草が茂っていると
オオヒシクイレベルの大型の鳥でも
見つけ出すのは困難だったはずです。
もう一度、今田遊水地のオオヒシクイに戻ります。
彼らはいわゆるガン（雁）の仲間になりますが
カルガモよりはるかに大きく、
コハクチョウなんかと比べると小さい、
ちょうど中間くらいのサイズと言えます。
そういうわけで遠距離から観察しても
近くにカモの仲間がいればすぐにわかります。
逆にヒシクイの仲間しかいない中だと
サイズを比較できないのでちょっと識別に
苦労することがある…………かもしんない。
泳ぐオオヒシクイ。
霞ケ浦に来ている集団はかなり警戒心が強いのか
変に飛ばさないよう、農道への立ち入りなどが
厳しく制限されているほど。ただ、この個体については
ビオトープ内に人が入れないということもあるでしょうが
カメラマンの集団にレンズを向けられても我関せず……。
ところでこの個体は一体どこから来たのか？
一番近い越冬地となると間違いなく霞ケ浦なのですが
そちらの集団から逸れてきたのでしょうか？
いつ頃までここに残るのかはわかりませんが
また機会があれば様子を見に行きたいところです。
一応、他の鳥も撮影して回ります。
まずは藪の中に多いホオジロ。
あちこちから声が聞こえてきます。
上空を飛ぶダイサギ×4。
ちなみにチョウゲンボウも飛んでいたのですが
あまりに酷い写りだったので今日はアップしません（汗）
護岸に現れたキセキレイ。
ここの遊水地ではよく出現する常連さん。
鷺舞橋のてっぺんにアオサギが。
下々民を見下ろして悦に入っている様子（爆）
カワセミも何度か出現しました。
ここの公園で一番撮影しやすいのは、
見晴らしがよく、水辺の広い今田遊水地です。
今田遊水地は園内でも一番新しい遊水地ですが
ここが竣工したことで公園の魅力はグンと増し、
生きものの観察数も増えたように感じます。
やや距離がありイマイチな写りですが
クイナの姿も確認できました。
今年も既に方々に飛来している様子。
よく舞岡公園なんかにも出てくるらしいですが
年内中に一度行っておきたいところです。
12月ではありましたが気温が上がったため
ウラナミシジミも複数飛び回っていました。
（右写真でも、右下付近でこちらを向いている個体がいます）
この日は午後から相鉄線でこども自然公園（大池公園）に
向かいましたが、到着後にはより気温が高くなり
昆虫の出も良かったので、そちらにつきましてはまた後日お送りします。
今日は長くなりましたので、一旦ここまでです。<(_ _)>
【12/2 境川遊水地公園で撮影した生きもの】
鳥類・・・アオサギ、オオバン、オオヒシクイ、オカヨシガモ、カイツブリ、カシラダカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、キンクロハジロ、クイナ、ゴイサギ、コガモ、コサギ、シジュウカラ、ダイサギ、チョウゲンボウ、ツグミ、ハクセキレイ、ハシビロガモ、バン、ヒドリガモ、ヒヨドリ
昆虫類・・・ウラナミシジミ
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