先月に続き、浮間公園の冬ガモを改めて観察。
数が増えてきたように感じます。
ほとんどはホシハジロかキンクロハジロ、
あとはスズガモがキンクロryの中に時折交じり、
オナガガモが数羽岸辺に浮かんでいる……という感じ。
やはりまだヒドリガモが来ていません。
例年集団で来ていたのですが、どうしたのやら？
どこか違う場所に移動したのでしょうか？
バードサンクチュアリの前。
アオサギやバンなどのお馴染みの水鳥は
この日も当たり前のように観察できました。
で、そのサンクチュアリの上方に目を向ければ……。
前回と同じ木にオオタカの姿を確認。
時刻もほぼ前回と同じで、14時過ぎでした。
もちろん同じ個体でしょう。
枝被りでしたが、クローズアップ。
やはり精悍な顔つきです。
この日もコイツが頭上にいるというのに、
サギもカモも気にした様子がありませんでした。
やはり不戦協定（？）のようなものがあるのか？
オオタカ「俺、ハトしか狙わないんで」
カモ他「承知！」
園内ではジョウビタキ（左）が見られたほか
今冬初のツグミ（右）の姿も撮ることができました。
異様にツグミを見る機会が少ない昨今
一体何が起こっているのか？気になるところです。
リニューアル中の花壇もチェック。
クリスマス仕様と思われる飾り付けが見られた他
これからのデザイン構想などが掲示されていました。
次の春にどんな花壇になるか、期待したいところです。
浮間公園を後にし、土手を歩いて移動中。
この日は戸田公園に向かう前に、東京都側にある
もう1つの公園 荒川生物生態園に立ち寄りました。
上の写真の奥に見える緑地帯がその公園。
ただ、水場にゴミが浮いていたり
水そのものが淀んでいたりと、
浮間公園と比べてあまりよい環境ではありません。
なので、バードウォッチャーもこちらには
ほとんど足を運ばないようです。
水環境はイマイチですが、
緑地については自然公園さながら。
荒川流域ゾーンによくある風景です。
一応、アオジ（左）やコゲラ（右）などの
一般的に見られる鳥はそこそこ見られました。
アオジは恐らく集団で飛来しています。
そういえばこの近くに生息していたチョウゲンボウが
少し前に埼京線（または新幹線）に撥ねられて
死ぬという痛ましい事故があったそうです。
通常であれば電車で轢殺されることなど
滅多にないはずなのですが、残念なことです。
順調に都会進出しつつあるチョウゲンボウですが
それに伴い、どうしてもこうした事故は起こりうるもの。
対策もなかなか難しいみたいです。
さて、戸田公園のボートレース場へ。
前回見たヨシガモたちはこの日も健在でした。
（多分今もあそこに浮いています）
相変わらず人慣れしているのか、
ボートが来てもサッとかわします。
（ボートの方も少しスピードを落としているようですが）
これからサクラの咲く頃まで
しばし戸田公園に留まるであろうヨシガモ。
引き続き、様子を見守りたいところです。
最後に、日没前に戸田市内の水路にて
浮間公園で会えなかったヒドリガモを見かけました。
この時見かけたのは2羽だけ。
浮間公園にここ数年訪れていた個体群とは
恐らく違うものでしょう。
ヒドリガモの飛来の有無が気になりますので
浮間公園からこちらにかけては
引き続き状況を見ていきたいと思います。
【12/15 浮間公園→荒川生物生態園→戸田公園で撮影した生きもの】
アオサギ、アオジ、オオタカ、オオバン、オナガガモ、カイツブリ、カルガモ、カワウ、キジバト、キンクロハジロ、コゲラ、ジョウビタキ、シジュウカラ、スズガモ、ダイサギ、ツグミ、ハクセキレイ、バン、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホシハジロ、メジロ、ヨシガモ
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