ある平日、午前中だけ少し伊佐沼に行ってきました。
（仕事上、出社日でもなければ割と出かけられるので）
地元のバードウォッチャーからの情報で
セイタカシギとツルシギが来ていると聞きましたので
旅立つ前に見ておこうと思ったのです。
……というか忙しかったり天気が悪かったりと
この頃は週末にろくなことがなかったため
ちょっとでいいから外出したかった、というのが本音ですが。
ところがこの日は晴天であったものの、とにかく強風。
（暴風といってもいいレベルでした）
写真ではわからないでしょうが水面が波立つほどでした。
これではシギ・チドリも迂闊に水に近づけない……
さて、どうなることやら？
……と思いましたが、
沼の北端付近では水が枯れていたため、
シギ・チドリはこちらに集中していました。
（写真は前回も紹介したオジロトウネンです）
が、それでも風に晒されるのはしんどいらしく
こんなふうに物陰で身体を休めることも（汗）。
多分、イカルチドリだと思います……。
首の輪っかや目の周りの色などからして
シロチドリやコチドリではなさそうですし。
風が強かったためか、食事をしていたのは数体のみ。
といっても個体数が少なかったわけではありません。
詳細は後述。
ナツアカネ……ということにしてしまおう（爆）。
あまり赤トンボは熱心に撮ろうとしないので
いざとなると識別に苦労させられます。
もしアキアカネだったらご指摘くださいませ。
ウズラシギが来ていました。
東部の赤いキャップ状の模様が目立ちます。
羽ばたいたり……。
食事のために屈んで、特徴である頭を見せてくれたりも。
この鳥は飛来数自体が少ないため
上記のオジロトウネンと並び、
ここでは多くのバーダーに狙われていました。
近くにイカルチドリ（？）の集団がいましたが
近づいたところ、追い払われてしまっていました。
チドリにしてみれば、違う生きものに
自分たちのテリトリーを侵されるようなものですし
そう簡単に異種間で「仲良く」とはいかないようです。
しかし、早めの昼食をとって再度戻ってみると……↓
（普段キノコうどんばかりで飽きたのでけんちんうどんにしました）
一応、仲間……とまではいかないものの
ある程度は許容されている様子でした。
（左上の方にちょっとだけ頭を覗かせています）
……にしても鳥が同じ方向を見ているのって
何か毎度気味が悪いんだよなぁ……（汗）
カワセミも近くに来ていました。
何気に伊佐沼周辺ではあまり見たことがなかった気がします。
沼よりも、伊佐沼公園前の小川に割とよく出る模様。
さて、水面はまだ波立っていましたが
訪れた時と比べると大分風が収まっていました。
そのためか、先程まで留守にしていたセイタカシギが
3羽戻ってきていました。
しかもご丁寧に若鳥から成熟した個体まで3段階……。
若鳥であるほど、頭の黒色が濃いと聞きます。
それ以外はほとんどサイズ差もありませんが
わかりやすい見分けポイントなのでありがたいです。
成鳥をクローズアップ。
目が赤く、鋭い視線なのがポイント。
クチバシも鋭く尖っていますので
これだけ見ると邪悪なモンスターに見えてしまいます（爆）
まあ、大抵の鳥はこんな感じなのですが。(;^_^A
【10/20 伊佐沼で撮影した生きもの】
鳥類・・・アオサギ、イカルチドリ、ウズラシギ、オジロトウネン、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、コサギ、セイタカシギ、ダイサギ、ハクセキレイ、ハシビロガモ
昆虫類・・・ナツアカネ（？）
※午前中しかいなかったのでちと少なめです。
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