野鳥の楽園!いっそ四季折々に足を運びたい(軽井沢・2日目後編) | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

軽井沢旅行の最終章です。早朝のバードウォッチング後にホテルを出て、

そのままバスで軽井沢駅方面に向かいつつ途中下車。

星野リゾートの近くにある「軽井沢野鳥の森」に足を運びました。

 

今回は本当に写真が多いです。

冗長になりたくないので本当にサクサク行きます。

(と言いつついつも長くなりますが)

 

 

 

 

 

レイクガーデンにもありましたが、ここにもサクラソウが生えていました。

サクラソウは軽井沢の花に指定されており、自生地もあるらしいのですが

これはリゾート敷地の中ですし、さすがに植栽されたものでしょう。

でも都心と違い、自生地そのものは結構多いそうです。

(如何せん都心だと田島ヶ原でしか見かけないもので……)

 

 

 

 

 

一瞬だったのでぶれまくってしまいましたが、ミソサザイ

トップの川沿いに現れました。ちなみにカワセミは見ていません。

 

 

 

 

 

 

星野リゾートの一角にある、ウッドデッキの空間「ハルニレテラス」

貧乏人の私には場違い感がありましたがお洒落で女性受けのよさそうなスポットです。

ショップや飲食店も多いので、長時間滞在もしやすいのではないかと。

 

 

 

 

 

ちょうどいいので、ここでやや早めの昼食をとりました。

オサレなカフェレストランでパスタをいただきます。

……この辺だけ切り取るとリア充のSNSみたいだなオイ

 

この後に入る野鳥の森は、途中に自販機もない自然林。

飲み物は1リットル分確保し、便所も済ませて向かいます。

(トイレもないです)

 

 

 

 

 

生息地として有名な高尾山でさえ、こんな標識は見たことありません。

徒歩客の私としては、むしろぜひ目の前を飛んでほしいものです。

 

 

 

 

 

入口はここです。全国初の国設の野鳥の森なのだとか。

 

 

 

 

 

 

野鳥も多いようですが、野草もまた魅力です。

5月にもかかわらず冷涼ゆえか、スミレの花を多く見かけました。

右はアズマイチゲです。キクザキイチゲとは葉の形が違うのだとか。

逆に花だけを見ていると識別に迷わされます……。

 

 

 

 

 

 

川沿いを山奥へと進む、時間帯によってはちょっと怖くなるエリア。

実際右写真のようにクマが生息しているらしいので、

春~秋にかけてはあまり早朝にふらつかない方がいいかもしれません。

この時は上記で昼食を済ましているように、既に正午を回っていました。

 

 

 

 

 

山道の途中には、数箇所の休憩所があります。

御岳山ほどではないもののアップダウンはありますので

無理せず時折小休止を挟むようにした方がいいかも?

 

 

 

 

 

早朝の散策時からよく見かけたキビタキ。ここでも健在です。

都心でいうシジュウカラと同じくらいのスパンで見かけました。

ところ変われば、メジャーな鳥もガラリと変わるもの……。

 

 

 

 

 

光の関係でくすんでしまったオオルリ

おしかった……せっかく近くまで降りてきてくれたのに……。

 

上方にいる鳥を撮る時は、曇天だと暗くなってしまうので難しいです。

 

 

 

 

 

おっと、これは初めてお目にかかる顔。

どうやらセンダイムシクイのようですね。

都心でもよく出るらしく、日参している鳥ファンの皆さんのブログでも

あちこちで名前と写真を見かけます。私は会ったのも初めてですが(汗)。

 

遭遇率・・・2 (やはり都心でもそこそこ見られるらしい)

インパクト・・・3

美しさ・・・3

俊敏性・・・5 (飛び回ったせいでブレました…)

 

 

ウグイスの仲間なのですが、パッと見だと区別がつきにくいです。

撮影して図鑑でチェックしてセンダイムシクイだと考えましたが

正直若干自信がなかったりもします。もし違ったらご指摘くださいませ。

 

 

 

 

 

早朝にも会ったクロツグミ。やはり地面を歩いています。

初対面時と違って今回ははっきりと全身を捉えることができました。

 

 

 

 

 

こっち見られました。

急に飛んだりはしないですが、刺激しないように動かずに撮影します。

こうして目が合っても、こちらがジッとしていれば意外と逃げないものです。

 

にしてもやっぱり、鳥は正面から撮るもんじゃないよなと(汗)。

 

 

 

 

 

クロツグミのいる風景

道端の小さな石の上に乗っかっています。

 

 

 

 

 

こんなところでまで起動すんなよという気がしますが

意外と野鳥の森の中でも出たりするから困る(汗)。

ポケストップとジムも、多少ですが存在しています。

 

 

 

 

 

シロバナエンレイソウ。似た花を赤城自然園でも見ていますね。

ちょっとイメージが付きにくいですが、これでもユリ科の植物なのだとか。

山野草の中では株が大きいので、この時期の山中では目立ちやすいです。

 

 

 

 

 

大きい山野草といえば、ここにもハシリドコロが。

御岳山に続いて川沿いに集中していたことから、

やはり湿り気のある環境が好きなのだとわかります。

 

 

 

 

 

スギタニルリシジミ

こうした昆虫も、都心より出現時期が遅れるようです。

 

 

 

 

 

枝かぶりで申し訳ないのですが、水中を泳ぐカワガラスです。

よく見ると獲物の蟲をくわえていますね。

あー……枝さえなければ最高のシーンだったのに……。

 

 

 

 

 

食事シーンを撮れなかったのは悔やまれますが、

例によって歴代最高画質で撮影することができました。

でも、なんか頭頂部ハゲてないか? 明らかに傷っぽいものがありますよね。

カワセミの真似してダイブして擦りむいたんだろうか

 

先程まで泳いでいたのに、身体がまったく湿っているように見えません。

カモ類と同じく、羽毛が水をはじくようになっているのでしょう。

 

 

 

 

 

野鳥の森を出て入口近くに戻ってきたところ。

現在は池ですが、冬になると氷が張って天然のスケートリンクになります。

池の中島にベンチがあるのもそのためでしょう。

 

 

 

 

 

池の中に、アズマヒキガエルの卵がありました。

よく見ると左上の方に産んだ本人がいらっしゃいます。

水面が凍りついている間は卵でなく、大人の姿で冬眠するので

恐らく問題はないでしょう。カエル嫌いのスケート客も安心です(爆)

 

 

 

それにしても2日間で、ゴジュウカラコサメビタキクロツグミセンダイムシクイ

名前は知っていても過去一度も会えなかった面々とエンカウントできたわけですが

このままこれを年末のランキングに入れてしまっていいものなのかと

今かなり迷っているところです(大汗)。

 

あーでも、前者3種は群馬県で撮ったからまあいっかな(爆)

 

 

 

 

【5/5~6 軽井沢で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオサギ、アカハラ、イワツバメ、エナガ、オオルリ、カルガモ、カワガラス、カワラヒワ、キセキレイ、キビタキ、クロツグミ、コガラ、コゲラ、コサメビタキ、ゴジュウカラ、コムクドリ、シジュウカラ、シメ、センダイムシクイ、トビ、ノスリ、ハクセキレイ、ヒガラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、メジロ、ヤマガラ

昆虫類・・・アメンボ、スギタニルリシジミ、スジグロシロチョウ、ニホンミツバチ、ビロウドコガネ、ビロードツリアブ、マメコガネ

その他・・・アズマヒキガエル、ニホントカゲ、メダカ

 

 

【5/6 軽井沢野鳥の森で捕獲したポケモン】

アーボ・・・2

アチャモ・・・3

イーブイ・・・4

オタチ・・・3

ガーディ・・・2

カモネギ・・・3

キバニア・・・1

ケイコウオ・・・1

コイキング・・・1

ココドラ・・・3

サイホーン・・・1

シェルダー・・・2

ズバット・・・2

スバメ・・・1

タッツー・・・2

チルット・・・6

ドジョッチ・・・1

ナゾノクサ・・・1

ニドラン♀・・・1

パウワウ・・・1

ビッバ・・・2

フシギダネ・・・1

ホエルコ・・・1

マダツボミ・・・1

マッスグマ・・・1

ムウマ・・・2

ロゼリア・・・2