今年は… | 行雲流水~へき地の一人病理医の日常

行雲流水~へき地の一人病理医の日常

兵庫県の赤穂市民病院に勤務する病理医です。学士編入学を経て医学部に入学し、2004年卒業。病理専門医、細胞診専門医です。

 三が日もあっという間に終わってしまいました。

 プノンペンから戻って以来、いまだ消化器症状があり、一時期三キロ痩せましたが、何だかんだと食べてたら元に戻りました…。



 横浜の実家に帰省していました。恒例の箱根駅伝を応援に行ったりと、リラックスして過ごすことができました。横浜ではボケとツッコミをする必要がないので、大阪にいる時よりちょっと楽でしたσ^_^;

 さて、2019年のことを書きます。

 すでに書いた通り、近畿大学附属病院を3月末で辞めます。平成と共に去りぬ、です。ただ、まだ全てが口約束なので、手続きなどはこれからです。

 既に辞めることを公にして3ヶ月が過ぎましたが、なかなか長いですね…。辞める予定の人間は来年度のことには関われないわけで、こういう状態を「死に体」とか「レイムダック」というのでしょうが、なかなかにもどかしい。

 とはいえ、プロとして、業務を最後の日まで熱意を失わずやり続けていきます。

 4月からは赤穂市民病院に勤務しますが、病理医の諸先輩方にこのことを言うと、大抵「どうして?」と驚かれ、時に「なぜ俺に相談しなかったんだ」と言う方もいます。

 うん、いい感じだ。だって反対が多いほど常識外だってことですからね。いいチョイスだったと思います。誰にも相談しなくてよかった。

 「常識」からみたら、終身雇用の大学講師を辞めちゃうのもなぜ?だし、僻地で一人病理医やるなんて、普通しない選択です。

 でも、その常識外の選択で「レアカード」ゲットできるんですよ。その先には…。

 おっと、ここからは行動で示しますんで、よろしくです。

 そのほか、昨年立ち上げた一般社団法人カセイケンの活動も順調です。

 今年は異動を契機に人生を整理して、後半生に備えたいと思っています。

 今年もどうぞよろしくお願いします。