続きです。
けつの靭帯伸びてるマン、八ヶ岳を往く~赤岳~阿弥陀岳縦走その1~
けつの靭帯伸びてるマン、阿弥陀岳をよじ登る~赤岳~阿弥陀岳縦走その2~
【あらすじ】
八ヶ岳にやって来たけつの靭帯伸びてるマン改めけったいマンは、赤岳~阿弥陀岳の縦走を達成、行者小屋に帰還後、翌日のご来光をハンティングするために翌朝3時半起きで地蔵尾根を登ることを決意したのであった。にんにん。
なんとなく思い付きであらすじを書いてみたが、とりあえずご来光狙いで地蔵尾根を登ることにしたのだ。
危ない階段をヘッデン頼りに登るのは心もとないが、去年ご来光狙いで硫黄岳を登った時もそこそこ危ないところもあったし何とかなるだろ!というなんくるないさー精神で進むぞ!
見上げれば阿弥陀に月。
なんと絵になる光景であろうか。(´・ω・`)シミジミ
これといって写真も無く地蔵尾根を登り切ったら、予想通りくそ寒い。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
急ぎダウンジャケットを着用し、日の出に備える。
日の出にはまだ時間があるが、空は随分と白み始めている。
これは変わりゆく空を愛でるにはナイスタイミングではないか!
そして赤岳の脇にはくっきりとマウントフジの姿が。
きっとあの頂にもこちらを眺めている登山者がいるのであろうな。
うーん、よしよし。
お前ら全員愛でてやる!
そうこうしている内にご来光が我らの目の前に姿を――――!!!
\ ヽ | / /
\ ヽ | / /
\ /
_ わ た し で す _
/ ̄\
― |^o^| ―
\_/
 ̄  ̄
/ \
/ / | ヽ \
/ / | ヽ \
出た――――――!!!!
ヽ(゜∀゜)ノ
登りくるご来光を、360度パノラマカメラと通常のカメラで忙しくおさめるわし。
あー忙しい忙しい!!!
この太陽がだるま型に見えるのは、なんか知らんが縁起がええらしい。
何かよくわからんがありがたやーありがたやー!
パノラマ。
本来ならば360度パノラマ画像を貼りたいところなのだが、それはアメブロの仕様では不可能なので仕方あるまい。
外部に貼ったので、よければご覧いただきたい。
https://theta360.com/s/2uMUxMqSgYTntnZDQQlKRx49k
赤く焼ける赤岳・・・と言いたいところだが、去年ほど赤くはなっていなかった。
どっちかというと足元の岩場が一番赤くなっているという。(´・ω・`)
ま・・・まあ、これはこれでええわ!!
あっという間に随分と日が昇って来た。
さあ、道が混雑する前にさくっと下りてしまおう。
後光さす地蔵。
まっことありがたいぜよ!
さくっと行者小屋に戻って来た。
あー、きれいだった。
阿弥陀も日に照らされて眩しくなってきた。
今日もきっと素晴らしい登山日和となるのであろう。(´・ω・`)
ご来光を眺めながら食うつもりであった朝食の弁当を結局小屋で喰らう。
まあ、寒かったしええやないか。
めしを食い人心地ついてから出発するべく表に出たら、山岳救助隊の皆様が準備をしておられた。
彼らのおかげで幾多の登山者の命が救われているのだ。頭が下がるぜ!!
さて、悲しいことに我々サラリーマンは時間に限りがある。
名残惜しいが、出立するとしよう。
ありがとう、八ヶ岳。
後ろ髪をひかれる思いで行者小屋を後にする。
1年ぶりの行者小屋から赤岳鉱泉に向けての道を歩く。
この道、案外嫌いではない。(`・ω・´)
そうそう、この道にはアレがあるのだ。
ヘリポート。
ぷるぷるぷるぷるぷる
ぷるぷる・・・ふわー
無事着地ヽ(゜∀゜)ノ
美しく着地も決まったので先を急ごう。
おっ
1年ぶりの赤岳鉱泉に到着だ!ヽ(゜∀゜)ノ
ここは毎年、冬になるとアイスキャンディーという、アイスクライミング体験施設が作られるので有名で、今はまさにその建設真っ最中であるという。これは見学するべし!するべし!
JI☆MI
まあ、そら建設始まって足場組んでる段階なので地味ですわな。
赤岳鉱泉から眺める南八ヶ岳の峰々。
さらば!また来るぜ!
できたら冬に!
帰りは北沢を歩く。
南沢とはまた違った穏やかな雰囲気の道がとても美しいルートだ!
久々の八ヶ岳で、久々の野生の軍手を発見した。
登山いうたら、やっぱりこのような野生のものを見るのも楽しみの一つであるな。(`・ω・´)
穏やかな森の中をただ、歩く。
これがいかに贅沢なことか。(´・ω・`)
見上げれば美しい空に秋の訪れを感じさせる木々。
もうそろそろ、今回の山旅も終わりである。(´・ω・`)
戻って来たー!
同じころに下山してきた登山者が相当数いるのであろう。
駐車場にはちらほらと空きが目立ち始めていた。
駐車場の黄葉。
何やかんや言うて、今回の山行でこの木が一番きれいかもしれん。(´・ω・`)
今回の風呂はこちらのカフェでいただく。
建物自体が比較的新しいので、もちろん浴室もピッカピカだ!!
入浴後は、これまた1年ぶりの八ヶ岳山荘に立ち寄る。
もちろん、目的があってのことだ。
八ヶ岳タオル(300円)
ヽ(゜∀゜)ノ
このチープな質感が地元感を演出する、土産には最適の一品である!!
きっと八ヶ岳在住の柳生博も使っているに違いない!!
帰りの道すがら、歩いてきた山々をいとおしむ。
あー、楽しかったなー。
一年ぶりの八ヶ岳は、当初テント泊の予定を急きょ小屋泊に変更しての山行であったが、結果的にはそれが良かったようである。
そら、夏用のシュラフしか持ってないので最低気温0度とかのとこで寝たら凍えてしまうわ!!
大部屋での雑魚寝宿泊も初体験だったし、なにかといい経験であった。
楽しいぞ、山小屋。
下山後のお楽しみは、諏訪市民のソウルフード・ハルピンラーメン。
ほんのり甘めの秘伝スープが地元民のハートをガッツリわしづかみなのであろう。げっぷ。
おしまい。