介護環境がイチョウ葉エキスで向上される可能性
介護環境がイチョウ葉エキスで向上される可能性
出展: MMW Fortschritte der Medizin Originalien III, 2005; 147: 127-133.
物忘れとそのケア環境の向上
ドイツのある研究者が次のような研究を行いました。
「物忘れとそのケア環境に影響するイチョウ葉エキスのメリット・デメリット」
これにより、イチョウ葉エキスと物忘れ・そのケア環境の実態について明らかになりました。
上記の表が物忘れに苦しむ人々とその特徴を表しています。
「物忘れに苦しむ人」は、65~80歳の男女、自宅で家族のケアを受けている人、またMMSTという物忘れの程度を測るテストにおいてある範囲内のスコアーであった人等を対照にしました。
ある一定期間イチョウ葉を摂取したあと、ケアをしている人(家族など)を対象に「生活の質」についてアンケートを取ったところ、以下のような結果が出ました。
※クリックすると大きな画像で見ることができます。
このグラフから分かるように、イチョウ葉エキスを摂取した「物忘れが進んだ方」をケアする家族は行動力・積極性・社交性などが明らかに高まり、ケアする側の日々の生活が良くなったと感じる家族が増えたということが表されています。
この研究から、「物忘れが進んだ方」がイチョウ葉エキスを摂取した場合、その本人の状態(気持ち)が満たされることで周囲のケアをする人の生活自体も良くなっていく、という仮説を満たすことがわかりました。
しかし、物忘れが進んだ方のケアというのは容易なものではありません。
ここでケアする上で大切な心構えの例をご案内します。
ケア(介護)する上で重要なこと
☆ 介護は抱え込まない!
物忘れが進んだ方の介護は容易なものではありません。
介護は主な介護者が一人で抱え込みやすい傾向がありますが、介護の期間は平均7年といわれ、ひとりで介護を乗り切ることは不可能です。
介護にあたっては介護保険を上手に利用するほか、専門医やかかりつけ医との協力、本人の友人、隣近所の方、ボランティアなどの多くの人々の理解と協力が必要です。
☆ 悩みや愚痴を話し合う!
介護者が精神的・身体的に元気でいることは、介護をされる方のためにも大変、重要なことです。また、ご家族が身内の状況を受け入れるまでには大きな葛藤があり、周囲の支援が必要です。
長期にわたる介護を乗り切るためには、家族や友人、共に介護する仲間などに、悩みや愚痴を話したり、情報交換をし合える場が欠かせません。
悩みや辛さを抱え込まないように心がけましょう。

