クリスマスはキライ、には理由がある | ココロはかき卵

ココロはかき卵

良いも悪いも思い切りてんこ盛りの東海岸の街で日々、ホームレスやmental illness、薬物依存症と向き合う日々の徒然。

ホリデイシーズンになって来ましたな。

街はクリスマス色が急に増え出してます。

お店もクリスマスオーナメントやお菓子、ギフトが店頭にいっぱいで、感謝祭の事、忘れてません?って感じ。

いや、スーパーには感謝祭用のデッカイ七面鳥がどーんと沢山、精肉コーナーに積まれてますけど。ニコニコ

街が煌びやかになってワクワクのホリデイシーズンでしょ。

でも、皆がワクワクするするわけじゃない。

この季節は鬱になる人も多いんですわ。
自殺率も上がる。

だって、家族の無い人やシェルター暮らしの人にはクリスマスや感謝祭を祝うなんて状況に無いし、キラキラしてる人達を見て落ち込むだけですやん。

この間ミーティングした若いクライアントは家族の味を知らん子。
クリスマスは嫌い、悲しくなる、って言ってましたわ。

そんなんクライアントから聞くのはよくあります。

感謝祭やクリスマスシーズンにはあちこちの教会やノンプロフィットが無料七面鳥やホリデイ用の食事を配ったり、スープキッチンもホリデイミールを提供したり、一生懸命です。

アメリカはチャリティ精神旺盛なので、教会は低所得者やホームレスへのスープキッチンなんかのサービスを展開してるところも多い。
ボランティアも活発。

私も夫君がメンバーだった教会のそういう活動を手伝ってたこともありますねん。
提供する食料は地域のスーパーなんかが寄付してくれたりしたものも多かった。

余談やけど、話題のトレジョや大型チェーンのWhole Foodsなんかも売り切れなかったお花や惣菜なんかを地域のシェルター等に寄付してます。
女性のみのシェルターに行った時に、トレジョからのお花がいっぱい華やかに飾られて、やー綺麗!と驚いたこともありましたわ。

話を戻して、、、

せやけど、そういうホリデイ仕様サービスは感謝祭前、クリスマス前、で当日はほぼ何処も閉まりますやん。

だから、やっぱり寂しいでしょ。ショボーン

社会の明暗やね。
貧富の差がさらに拡がってる今のアメリカでは特に。

アメリカでの命の電話ラインに電話が増える季節です。ショボーン