バスで経験、大衆劇場 | ココロはかき卵

ココロはかき卵

良いも悪いも思い切りてんこ盛りの東海岸の街で日々、ホームレスやmental illness、薬物依存症と向き合う日々の徒然。

仕事であちこちに出向く足に利用してるのは公共交通機関。

車なんて持ってないし、フィラデルフィアは公共交通機関で結構、何処へでも移動できる都市なんですわ。

バスや地下鉄、トローリーなんか乗ってると良いも悪いも街の顔が良く見えます。
庶民の足やからね。

地域によって乗客の雰囲気が全然ちがったりするし。

私はそういうのを見るのは楽しむ人ですねん。
夫君はダメなんですけどね。

フィラデルフィアも含めてアメリカの都市は結構、人種の住み分けが出来てしまってるところが多い。
行くエリアによって、それがハッキリ見えますのん 。

車内のドラマも時折起きる。
アメリカ版、派手ですでー。びっくり

車内で乗客どうしの言い合いなんかがあってエスカレートした時は、理不尽な文句を垂れてる乗客の方に皆がヤンヤと

 "もーヤメロ!"
 "バス降りてやれやー!"

、って文句を言う事もあったりして。

だいたい、そういう乗客が居たらオバチャンが物申すことが多いかな。特にブラックのオバチャンは黙ってはれへん。強いですよー。カルチャーが現れてます。

そんなオバチャン達が陽気に赤の他人と車内でひょんな事から会話を始めて止まらんようになって、私の持病がどーたらこーたら、娘がどーたらこーたら、とプライベートな事まで話に花を咲かせてるのも見るし。

この人らお友達なんかな、と思って見てたら、

"お喋り出来て楽しかったわー。お名前は?  じゃあね。Have a good day!"

って言って、颯爽とバスを降りて行くので、赤の他人やったんかい、とわかるワケ。びっくり

フィラデルフィアもオバチャンパワーはすごいかも。大阪に負けんな。

ま、私もバス待ちの時にオバチャンが "どれくらいバス待ってはる?" とか話しかけてきたら、勢いでしばらくsmall talk (軽い世間話) することあります。
いいですよ。ウインク



フィラデルフィアでは数年前にあちこちのバス停を新モデルにしたんです。
屋根付き、ベンチ付きのシェルターというのは一緒やけど、そのシェルターに新機能が付いてた。


次にどのバスが何分後に来るっていうデジタル表示付き。びっくりびっくりびっくり

ここは大阪か! 爆笑

昔に信号があと何秒で変わるっていう機能を交差点に付けたんは大阪から始まったと記憶してるけど。
イラチの大阪人用ですかね。

フィラ人もイラチか。
それはあるあると思うシーンも見ますけど。

フィラ人と大阪人は似てるところがあるんかもしれませんな。爆笑

これがそのバス停。
屋根にある番号はバスルート番号。
デジタルスクリーンの上部にバスナンバーと到着分数が表示されてるでしょ。
随時、アップデートされてます。
GPSのデータを使ってるな。結構、正確ですよ。ウインク