チャールズ・ポンジー | 正社員からフリーターへ!~飼い猫ryuのノラ猫への道~

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こんばんは、ryuです。



今日はある人物のご紹介です。


1882年。

イタリアで生まれる。

彼の名前は、

【チャールズ・ポンジー】


1903年。

移民としてアメリカに渡り、

国際的な通信販売のビジネスに乗り出します。


ある日、

貿易関係の雑誌を販売しようと考えていたポンジーは、

知り合いのスペイン人に手紙で協力を依頼します。


すると、

そのスペイン人から

「雑誌の見本を送って欲しい」と、

『国際返信切手クーポン』が

同封されて返ってきました。


郵便局で返信切手クーポンを

アメリカの切手と交換をした時、

あることに気が付きます。


スペインで1セント程度の切手クーポン

アメリカでは1セント切手6枚と交換ができたのです!



『スペイン1セント ⇒ アメリカ1セント×6枚ビックリマーク



1920年。

チャールズ・ポンジーはこの切手クーポンを利用し、

ある投資スキームを開発します。


その投資は、当時の銀行預金が5%だった時に、

90日で40%の利回りが得られると謳いました。


数千人から数百万ドルもの大金が集まります。


しかし、ポンジーは切手クーポンの購入はせず、

集めた資金をそのまま配当へ回します。


一種の自転車操業。

出資を煽って新規の投資家を呼び込まなければ

破綻は必至でした。


後の調査で、

破綻させることが前提の詐欺であると判明し、

詐欺罪で有罪となります。


この仕掛けで、ポンジーは数多くの投資家に

現在価値で200億円近い損失を与えました。


【新たな出資者から得た資金を、

  前の出資者への配当にまわす】


この投資詐欺の形態は、

「ポンジー・スキーム」と呼ばれるようになります。


最近ではMRIの破綻が「ポンジー・スキーム」でした。

100年前の詐欺の仕組みは、今もなお現役なんですね。


ポンジー・スキームをする側は、

「配当を長く、しっかりと払う」

という信用がすべてです。

でなければ新規顧客を得られず、

営業は続けられません。

だから、

無理をしてでも配当は続けます。



よくニュースで、

「配当が遅れ始めた」というキーワードがでるのは、

そんな理由があるのかもしれません。


関連して、最近気になるのは、毎月分配型投信。

すべてではありませんが、

年間の運用成績より年間の分配率の方が多く、

元本払い戻し度合が

マイナスになっているのがあります。


つまり分配金の一部として

元本を払い戻しているってことです。

「タコ足配当」と呼ばれたりしますが、

これは

「ポンジー・スキーム」に近いのかもしれません・・・。