どうも、Schusseです。
最初に、非常に残念なお知らせをしなければなりません。今年から、fbrefがほとんどのデータの無償提供を終了してしまった模様です。私の解析は大部分彼らのデータに依存していたので、これは私の解析がほぼ終了することを意味します。
なので、これからはかなりレポートの質や頻度が落ちざるを得ないでしょう。非常に残念です。
ただ、考えることは継続中。
今年のユナイテッドの命題はセンターハーフの補強であり、かなり動きがあったのでちょっとそこについてまとめてみよう。
まずは前回の記事をご参照頂きたい。
https://ameblo.jp/schusse/entry-12967971529.html
結論は以下。
必要なPositionは下記の通り
Position1: メイヌーの相棒。メイヌーは8番型なので、6番が理想。
Position2: メイヌーの相棒のサブ。つまり同様に6番が理想。
Position3: メイヌーのサブ。マウントでも良いがちょっと守備に不安
Position4: ゲームクローズ要員。つまり4番型。
次に候補選手を見て行こう。
Pot1; 最優先選手。つまりアンダーソン or ウォートン。どちらも6番だが、前者は8番寄りの6番、後者は4番寄りの6番
Pot2: Position1の次善策。つまりトナーリ or ギマランイス。前者は純然たる6番だが、後者は6番寄りの4番。
Pot3: Position2の候補。ガーナー、スコット、ネベスなど。そこまでお金を掛けずに、でもクォリティにはこだわりたい。
Pot4: Position3の候補。エデルソンなど。
Pot5: Position4の候補。バレバなど。
理想はPot1とPot2から1人ずつ獲得することだ。だがお金が間に合わないだろう。
なので現実的には、Pot1とPot3から一人ずつを獲得したい。その上でPot4 or 5にも手が出せれば理想的だろう。
ではどうか。
最優先のアンダーソンはシティに取られ、トナーリやマテウス・フェルナンデスはトッテナムへ。
そしてなぜかユナイテッドはアンドレイ・サントスを5000万ユーロ、ティーレマンスを4000万ユーロで獲得。
エデルソンはメディカルで破談。
もう一人取るらしいが、バレバが最有力で時点がベルゲとかいう体たらく。
まず言わせてもらうがどちらも30点だ。
今回、まだ自分で解析出来ないので、皆様はDatambのページとかで比較して頂きたい。
https://datamb.football/midfielders/
彼らのCHの指標で重要なのはProg PassesとPoss Wonだ。
前者はライン間を通したような、チームを前進させたパス。
後者はタックルやインターセプトなどボール奪取の指標だ。
次に重要なのがKey passes, Duels %(これは守備、攻撃(ドリブルとか)、空中戦などすべてのDuelのTotal)。
次がCarrying、最後がFwd Passesと%。
まずカゼミロ、ウォートン、メイヌー、サントスを比較して見て欲しい。
カゼミロはProg Passesもそこそこ高い上にPoss Wonも強い。
WhartonはPoss WonそこそこでProg passesが強い。Key passesも最高レベルだ。
一方メイヌーはどちらもそれほど高くなく、特にProg Passesは期待できない。つまりパスでチームを前進させる能力に乏しく、相棒に強力な6番が必要だ。
(ちなみに今日の私の記事においては、
4番=守備的MF、カンテのようなイメージ。
6番=守備も出来るがビルドアップに特徴のある選手。クロースのようなイメージ。
8番=Box to Box。マクトムネイのようなイメージ。
と記載する。)
ではサントスは、というと、Prog Passes, Poss Wonどちらもそこそこと言ったところだ。つまり、スタメンレベルではない。チェルシーでも基本控えだった選手だから当然だ。
また実際試合を見ていても、ボールの扱いが上手いという印象も受けなければ、カイセドやバレバのようにどこにでも現れてトラップの瞬間を鋭敏に狙い続けられるわけでもない。
無難なCHと言うイメージを越え切らない。そこに5000万は高すぎる。2800万ユーロくらいだろう。
では次にティーレマンスを比較して頂きたい。
彼はProg Passesには優れているし、Poss Wonも悪くない。
何が問題かと言うと、「26歳の時にFreeで取れた選手を、29歳になってから4000万で取るのは戦略失敗と言わざるを得ないのではないか」という点だ。
もちろん状況は異なるが、3年前我々のセンターハーフはエリクセン+カゼミロ基本、そこにフレッジだったのだから、当然取りに行っても良かった(と当時書いた記憶がある)。まぁ獲らなかった分メイヌーが経験積めた、とも言えるが。
こちらも年齢考えたら2800万ユーロだろう。
最初のPositoin1-4の話に戻ると、ティーレマンスはギリPosition2も出来るがメイヌーとのコンビだと守備に不安あり。基本はPosition3枠だろう。
サントスは4/6/8全てにおいてサブのサブくらい。Position4にしておこう。Position4は守備特化の予定だったが、とりあえず自由枠という扱い。色んなことが幅広く出来て層を厚くするための人員。
つまり一番大事なPosition1、2が埋まっていない。
あと二人は不可だろうから、Position1を考えなくてはならない。誰をここに据えるか。つまりメイヌーの相棒となる6番だ。
では、バレバと比較してみてくれ。
いかに壊滅的かがお分かり頂けるだろう。ついでにカイセドとも比較してみても良いかもしれない。
バレバはビルドアップで何の役にも立たない。メイヌーとバレバで見てくれ。このコンビで誰がProg Passを出すんだ?
理想はエリオットだった。彼を見て欲しい。パーフェクト超人だ。
今シーズンの出来はウォートン以上。
他も見ると、マテウスもそこそこ良い。トナーリとギマランイスはそれよりちょっと落ちる。
ちなみにスコットもそこそこくらい。
では他に誰が良いか、というと、そう。ガーナーである。ガーナーはエリオットレベルでパーフェクトであることがお分かり頂けるだろう。
まだ残っているのだからウォートンとガーナーに行って欲しい。ガーナーは契約延長しちゃったけど…。
他の候補としては、
マンザンビ:年齢的に悪く無いが6番ではない
パブロビッチ、バリオス:守備は不十分だが配給役としては良い。だが獲得は不可だろう
エデルソン:6番ではないが能力は申し分ない(比較してほしい)。取れなかったのは残念だ。
ラミン・カマラ:リーグアンということを除けば悪くない
シュティラー:良い。ただ、プレミアに適応できるかが課題
チョアメニ:良い。ただ、取れないだろう。
結論としてはとにかくウォートン or ガーナーだ。
バレバはやめてくれ。ティーレマンスとのペアなら機能するだろうが、メイヌーやサントスとは厳しい。
何でウォートンの噂ほとんど出ないんだろうなぁ。まだ残っていて能力的にも最適で現役時代のキャリックに最も雰囲気も近く顔もスマートでおまけにワールドカップにも出ていない。
金積む価値は十分にあるのだが…。
あともう一つ誤算だったのがウガルテの怪我だ。
移籍期間中には治らないだろうから、放出も出来ないだろう。そうなると使える移籍金やサラリーも限られるし、かと言って頭数には数えられないから補強は必要。そうなると一人当たりに掛けられる金額が減るので、結果中途半端な戦力を数取らなきゃいけなくなる。
サントスとティーレマンスがまさにそれだ。
もう一人取ることは明言されているので、それがウォートン(次善はガーナー)でありますように…。