Analysis of football data_サッカーデータ・スコア解析ブログ

Analysis of football data_サッカーデータ・スコア解析ブログ

ヨーロッパ7大リーグ出場全選手のデータを使って選手やクラブの解析をしています。

ついでに英語の練習中
key words: football, stats, data, analysis, score, value, manchester united, zone, goal, statistics, formation

key words: football, soccer, stats, status, score, data, analysis, premier league, manchester united, player, statistics, game, zone

どうも、Schusseです

ハッキリ言って、今シーズンは早くも白旗宣言。

単にハルにいきなり負けたから、というだけでは無い。

夏の補強がゼロ点だからだ。

 

 

ラッシュフォードは売れずにまさかのメンバー入り。腐ったリンゴは何とやらなのだが。

ホイルンドはトラフォードより安い値段で売却。

サンチョとオナナは売れずにフリー放出 or レンタル継続。

Vitekは売却(しかも安値。買戻しが付いているから、なら良いのだが)

ウガルテは重症で売却出来ない上に戦力にもならない。

そして補強は(控えGK除けば)CHだけ。他のpositionは一切手付かず

 

そして何より、肝心要のCHがティーレマンス、サントス、バレバという体たらくだ。

勝つ気無いんだね。

 

 

前書いた通りだが、ティーレマンスは25歳の時にフリーで取れたのに29歳で4000万。

サントスはチェルシーが安く買った控えCHなのに5500万。

そしてバレバは、ここ2年ほとんど活躍しておらず、市場価値も5500万まで下がっていたのに7500万。てか5500万でも高すぎる。

 

本来はそれぞれ2000万、2500万、3500万くらいが適正だろう。

 

これで、ライス・ギマランイスのアーセナル、エリオット(となぜかグエイ)のシティ、エンソ・カイセドのチェルシー、トナーリ・マテウスのトッテナム、グラーフェンベルク・マカリスターのリバプールに張り合おうと思っているのだから恐ろしい。

 

メイヌー+ティーレマンスで勝てるとでも思っているのか?

それともまさか、メイヌー+バレバを軸に考えるとでも言うのか? 前々回の記事を見て欲しい。別サイトに飛んでもらうことにはなるが、この二人のprogressive pass(前進パス)のスタッツは壊滅的だぞ。この二人が組んだらボールを前に出すことすら出来なくなるだろう。

 

 

今年CHの頭数が必要だったのは間違いない。ウガルテとラッシュが換金できなかったのも分かる。

だからと言って、使える金額で3人取るとしたら、というところから逆算で補強候補絞るのは絶対やってはいけない行為だった。

チームは長期的に見る必要がある。

シティやアーセナルを見て欲しい。彼らが強いのは、しっかり毎年、2-3人の「絶対強い選手」に絞って補強を行っているからだ。

質では妥協してはならない。

 

今年予算が少ないなら、3人で資金を薄めるのではなく、取る人数を2人に減らして質は維持するべきだった。

確かに今年コンペは多くなるが、人数足りないならどれかを諦めれば良い。それに、マウントやコリアーも頭数に入れることは出来る。

 

ということで、ここからは、前回出したデータをバレバ視点で見に行ってみよう。

今回のデータは、各項目の偏差値がバレバよりどのくらい高いか・低いか、を表示した物になる。

 

 

AccLB:ロングパス成功数

tKP: トータルキーパス数

LKP: ロングキーパス数

SKP: ショートキーパス数

CKP: クロスキーパス数

oAss: セットプレーなどを除いたアシスト数

Dri: ドリブル成功回数

ADW: 空中戦勝利回数

ADW%: 空中戦勝率

Tck: タックル成功数

IC: インターセプト数

Clear: クリアランス回数

PB: パスブロック数

SB: シュートブロック数

 

Name Casemiro EA Garner Wharton Scott MF
Age 34 23 25 22 22 21
Goal 13.0 4.5 1.3 1.5 3.9 4.1
AccLB 10.2 12.3 -2.0 4.9 -1.5 15.2
tKP 4.2 5.4 7.4 5.9 2.0 4.1
LKP 3.4 10.8 12.5 7.4 3.0 6.2
SKP 3.9 3.1 4.9 4.7 1.5 3.0
CKP 1.7 10.2 14.2 6.4 2.3 2.8
oAss 1.7 1.3 1.6 3.4 1.5 3.2
tAss 2.6 4.0 8.4 6.5 1.2 4.9
Dri -5.4 8.6 -1.2 -1.5 3.3 2.6
ADW 4.1 2.1 -8.1 -7.2 -4.0 -10.2
ADW % -4.1 0.6 3.6 -8.9 -2.2 -7.6
Tck 14.0 10.0 18.9 5.7 -1.4 14.2
IC -10.6 -10.0 3.2 -13.4 -9.4 -10.3
Clear 10.3 -5.2 3.5 -3.2 10.4 -7.3
PB 12.9 5.8 8.7 0.5 2.1 5.5
SB 13.8 2.4 -0.0 -4.9 3.3 1.6

 

EAはエリオット・アンダーソン、MFはマテウス・フェルナンデス。

カゼミロとの比較で分かる通り、バレバの強いポイントはドリブル、空中戦、インターセプトだ。逆に言えば、それ以外の全てでカゼミロが(それも大きく)上回っている。

バレバはインターセプトは多いが、タックルは意外なほどに少ない。

アンダーソンはまさに無敵超人で、ほぼ全てでバレバを上回っている。

ガーナーもほとんどの項目で上回っており、特にバレバの得意領域であるインターセプトですら、ガーナーの方が上である。ロングパス成功数が低いのは意外ではあるが。元々得意なハズなので、チーム的にあまり使わなかったのかもしれない。

 

ウォートンはそれよりは攻撃的な選手なので、守備局面ではバレバを下回るが、攻撃面ではあらゆる性能で比較にもならない。開幕節を見ていると、こういう選手が必要だと痛感させられただろう。

マテウスも傾向は似ている

 

スコットは印象の割にスタッツは伸びていない。

 

 

一先ず、バレバではカゼミロの穴は埋まらないことは良く分かって頂けるかと思う。

 

 

 

では次に既存戦力と比較しよう。

 

Name Casemiro Mainoo Mount Ugarte Éderson
Age 34 21 27 25 26
Goal 13.0 2.3 11.1 0.0 3.4
AccLB 10.2 -5.7 1.7 -4.5 12.3
tKP 4.2 3.9 3.7 -1.0 2.9
LKP 3.4 -1.2 6.7 -1.2 -0.3
SKP 3.9 5.0 2.3 -0.8 3.5
CKP 1.7 2.0 1.1 0.0 0.5
oAss 1.7 5.3 0.0 0.0 2.0
tAss 2.6 4.0 0.0 0.0 1.5
Dri -5.4 4.8 -0.4 0.8 -0.0
ADW 4.1 -7.4 -9.4 -4.4 -6.7
ADW % -4.1 -12.1 -15.3 -9.7 -10.2
Tck 14.0 -0.5 1.5 33.5 4.7
IC -10.6 -10.4 -16.8 10.3 -9.5
Clear 10.3 -4.7 -11.9 4.0 -1.0
PB 12.9 -0.5 -0.5 1.6 -1.9
SB 13.8 5.0 -5.3 4.2 -0.9

 

何気にタックルはマウントの方がバレバより多い。

そして、守備で言えば空中戦以外はウガルテの圧勝であることもお分かり頂けるかと思う。地上戦であればウガルテで良い。もちろんウガルテには攻撃面やプレス耐性に大きな問題があるわけだが、バレバがそこで優れるわけでは無い。

バレバは囲まれた場合はフィジカルを活かした持ち上がりがウガルテよりは出来るが、それは特色としてはメイヌーと似ている。そしてドリブルはメイヌーの方が良く、かつ2CHが二人ともパスではなくキャリーに頼るようでは、バランスが悪いと言わざるを得ない。

CBが二人ともパス出しに優れるならそれでも良いが、開幕戦見て分かるように、その役割が期待できるCBはリチャだけだ。

 

メイヌーは攻撃面では当然バレバよりはマシだが、ロングパス、ロングキーパスはまさかのバレバ以下で全く使い物にならない。よって組み立てはメイヌーの相方に頼ることになり、つまりその役割でバレバは使いにくいということだ。

少なくともカゼミロ以上にこれらの指数が良い選手が理想的だ。

 

 

 

ちなみに他の高額候補選手はこんな感じ。

 

Name Casemiro Wharton BG Tchouaméni Tonali
Age 34 22 28 26 26
Goal 13.0 1.5 13.7 1.4 0.0
AccLB 10.2 4.9 10.1 3.8 6.0
tKP 4.2 5.9 6.4 2.1 3.6
LKP 3.4 7.4 8.6 1.1 4.3
SKP 3.9 4.7 5.0 2.1 2.9
CKP 1.7 6.4 6.7 0.4 5.2
oAss 1.7 3.4 5.4 0.0 1.7
tAss 2.6 6.5 6.8 0.0 2.6
Dri -5.4 -1.5 0.1 -6.7 0.3
ADW 4.1 -7.2 -10.8 8.9 -10.9
ADW % -4.1 -8.9 -12.9 11.0 -5.0
Tck 14.0 5.7 3.4 4.2 -9.4
IC -10.6 -13.4 -22.1 1.0 -10.2
Clear 10.3 -3.2 -5.2 2.0 -5.4
PB 12.9 0.5 0.8 -1.7 3.3
SB 13.8 -4.9 -4.8 2.7 -1.7

 

チョアメニはあらゆる面でバレバの上位互換。トナーリとギマランイス(BG)はより攻撃的。例えばギマランイスと組ませるなら相方はバレバでも困りはしないのだけど…。

メイヌーと組ませるとなるとかなり不安が残る。

 

 

 

実際の候補ではこんな感じ。(ASはアンドレイ・サントス)

 

Name Casemiro Wharton Tielemans AS Kone
Age 34 22 29 22 25
Goal 13.0 1.5 0.0 3.0 3.1
AccLB 10.2 4.9 9.5 -7.4 -4.9
tKP 4.2 5.9 5.9 0.5 2.4
LKP 3.4 7.4 6.3 -1.2 -0.4
SKP 3.9 4.7 5.0 0.9 2.9
CKP 1.7 6.4 5.3 0.0 0.0
oAss 1.7 3.4 4.7 0.0 3.6
tAss 2.6 6.5 7.1 0.0 4.1
Dri -5.4 -1.5 -2.6 -6.2 5.1
ADW 4.1 -7.2 -5.0 -5.6 -5.3
ADW % -4.1 -8.9 -1.0 -8.0 -4.4
Tck 14.0 5.7 10.0 8.1 -2.5
IC -10.6 -13.4 -15.1 -2.9 -19.7
Clear 10.3 -3.2 -10.3 -5.6 -9.0
PB 12.9 0.5 3.5 3.8 0.1
SB 13.8 -4.9 7.9 2.4 -4.8

 

空中戦は強い。まぁ守備ではこの中で一番信頼できるのはそうだろう。

でも攻撃では話にならない。ただ、サントスはそれ以上にロングパスが話にならない。コネも候補に挙がっていたが同様。

つまり、メイヌー、サントス、バレバ(そしてウガルテ)いずれも、相方はティーレマンスかマウントでなければボールが回らない。

しかし、一枠はメイヌーで確定だろうから、そうなると相方はティーレマンスで自動的に決まり、バレバは控えだ。そこに7500万ユーロかけるのは血迷い過ぎていないだろうか。

ウォートンやガーナーだったら組み立ても出来るから、メイヌーとの組み合わせで1st choiceとして使えるのに。

まぁ個人的にはメイヌーはまだまだだと思うので、ティーレマンス+バレバを1st choiceにするつもり、というのであれば理解は出来る。

 

 

他の候補で言えば、やはりサンガレ(ノッティンガムじゃない方)は非常に良かった。

 

Name Casemiro Wharton Sangaré Stach Cásseres Bouaddi
Age 34 22 24 27 26 18
Goal 13.0 1.5 4.8 6.8 3.0 0.0
AccLB 10.2 4.9 12.2 -2.2 9.6 -5.2
tKP 4.2 5.9 5.5 11.6 4.9 2.2
LKP 3.4 7.4 -1.2 20.6 6.8 0.7
SKP 3.9 4.7 6.7 7.5 3.7 2.3
CKP 1.7 6.4 0.0 18.5 7.9 1.0
oAss 1.7 3.4 5.7 2.0 1.8 2.0
tAss 2.6 6.5 5.7 4.5 4.0 1.5
Dri -5.4 -1.5 7.3 1.6 -0.9 6.9
ADW 4.1 -7.2 -3.6 3.1 -10.5 -6.0
ADW % -4.1 -8.9 -1.0 4.2 -8.0 2.6
Tck 14.0 5.7 16.5 6.6 10.1 2.7
IC -10.6 -13.4 -0.4 -18.9 -6.6 -12.2
Clear 10.3 -3.2 -7.7 4.0 -5.0 -8.2
PB 12.9 0.5 2.8 5.0 -3.2 6.9
SB 13.8 -4.9 -2.9 1.0 0.0 -0.7

 

開幕戦見たが、かなり当て感も良い選手だ。ボールをしっかりと、狙った通りに力を伝えてけることが出来ている。機動力もある。

データで見ても、ロングパス成功数の多さで抜けているし、それ以外の数値も全体的に高く、ドリブルもバレバを優に超える。

守備では若干バレバに劣るようには見えるが、タックルは大きく上回り、インターセプトもほぼ同等なので、実際にはそれほど差は無い(むしろ守備もサンガレの方が良いかも)。唯一懸念だったのがリーグへの適応だが、開幕見ている限り問題無さそうだ。

これだったら、サントスやバレバよりサンガレの方が良かっただろう。個人的にも欲しかった選手だ。

 

Stachもほとんどの項目で上回っている。

ウォートン(or ガーナー)、サンガレ、シュタッハとかで取れたら凄い良かったのになぁ。

 

 

何度も書いているが、長期的な視点に立ってチームを強化しようと思う場合、移籍市場において重視すべきは量より質が重要であることは間違いない。

 

毎年3人ずつ質より量重視で取っていくよりも、毎年1人質の良い選手を獲って、後の2人を妥協した方が、3年後には良いスカッドを揃えることが出来る。

 

シティがやっているのがまさにそれだ。

 

 

今年であれば、3人必要でも、まずはアンダーソン一本釣りにトライし、給与面で無理であれば次に有望と思われるウォートン、ガーナー、チョアメニ辺りに行くべきだった。

5年前(4かも)にカゼミロに行ったのがまさにその戦略だ。

その時は正解の道筋を歩めたのに、なぜ今回は同じ道を行けなかったのか。

(というかそもそもカゼミロ延長しなかったのが明らかに謎だが)。

 

そこでお金をある程度使い切ったとしても、例えばこの夏はゴレツカ、ベナセル、セバージョスがフリーだった。彼らで数を賄うことは出来た(セバージョスはそんなに評価高く無いが個人的には評価している。プレミア経験もある)。

 

バレバはとにかく去年のパフォーマンスは酷かった。

それなのに、どういう理由でこの金額を払ったのだろうか。

どうしてもマウントと重なる。彼も、チェルシーで明らかにパフォーマンスが低下していたのに、良かった時のパフォが出せる前提の金額で獲得してこの体たらくだ。

2年後には今のウガルテと同じ評価にバレバもなるのではないかと非常に危惧している。

 

もちろん、取ったからには全力で応援しているし、パフォが改善することを祈っている。

選手を批判したいわけでは無い。フロントの意思が全く見えないところに問題がある。

まぁでも賽は投げられたのだ。後は黙って見守ろう。