Analysis of football data_サッカーデータ・スコア解析ブログ -23ページ目

Analysis of football data_サッカーデータ・スコア解析ブログ

ヨーロッパ7大リーグ出場全選手のデータを使って選手やクラブの解析をしています。

ついでに英語の練習中
key words: football, stats, data, analysis, score, value, manchester united, zone, goal, statistics, formation

どうも、Schusseです。

今回は23-24シーズン解析シリーズ最終回。右利きのWBを探っていってみよう。

と言っても、前回書いた通り、「WBとして出場経験がある選手」をリストアップするのではなく、あくまでも「アモリムシステムでWBとして機能する可能性がありそうな選手」をリストアップしている。

そして、右利きの場合、チームに既にマズラウィとダロトがいるので、「攻撃面により特徴があるが守備も出来る」選手がターゲットとなる。

 

それでは見ていこう。

 

 

まずこちらが去年のセット。

 

 

去年、ダロトはテンハーグの元で、中に絞ってビルドアップに関与するような仕事を任されることが多かったので、ドリブル、キャリー、クロスなどの値は軒並み低い。ただそれでも、xA(アシスト期待値)はもっと頑張ってもらう必要がある。特にクロスの精度には課題がある(アントニーと比べるとそんなに低く見えないが、それはアントニーに問題があるから)。ワンビサカは守備以外はほとんど何もしていない。

 

 

ランキングで見ると、意外と評価が高かったのがヴァイスハウプトとフロレンツィ。二人ともキックは上手いし、フロレンツィは守備もある程度出来る。もうちょい評価されても良いと思うんだけど。というか、ローマ戻ったら良いのに。ファイスハウプトについては、ちょっと出場時間は短いので参考程度か。

 

 

右サイドバックなら毎年トップの成績を出すトリッピア。最近はリブラメントにスタメンを奪われている感があるし、取れないだろうか…。

カミンスキは出場時間が短すぎるので参考程度。

 

 

コマンは怪我が多すぎるが、出ればさすがの仕事量。スピナッツォーラはデータにすると割と良いんだけどね、結局大覚醒はしないまま30になってしまった。もっと評価されて良いと思うんだけど。左右両サイド出来るのも強み。

 

 

ヴァスケスは毎年いぶし銀。ポゾはちょっと出場時間が短すぎるかな。ドリブルが尖り過ぎていて、計算しづらい。

 

 

ハキミは当然文句なく優秀。WBとしての適性も間違いない。まぁ獲得出来ないだろうけど。ニコは一応入れてはみた物の、彼はWBにはなり得ないだろう。

 

 

常にトリッピアと世界最高右SBの座を争い続けているTAA。守備が云々とか言われるが間違いなく優秀だ。飛び抜けて優秀。数値上は守備も悪くない。ソラはそれと比べちゃうとかすむが、クロスの成績は良い。

 

 

伊東君は非常に良い選手なのは間違いないが、WBではちょっとゴールから遠くなっちゃうし、年齢的にも難しい。他の選手はクロスの成績だけ尖っている一方、彼はしっかりとxAの値が高い。これは非常に注目すべきポイントだ。ただクロスを上げるのではなく、ゴールにつながる可能性の高い、質の高いパスを数多く出せる、ということだから。

リケルメもアトレティで出場時間を伸ばしたが、バランスの取れたスタッツを残している。だが、xAはそれほど高くない(アントニーも高くない)。

 

 

テラは今まで出て来た選手とはちょっと違い、WBからゴール近辺まで一気に侵入していくようなプレーを得意とする。そのため、クロスの成績はそんなに高く無いが、ゴールとxAは非常に高い。だが、守備はもうちょい欲しい。

それと真逆なのがクラウスで、彼は純然たる「高性能サイドバック」だ。非常に良い選手なのは間違いないが、役割はマズラウィやダロトと被る(クロス精度はクラウスの方が上だが)。

 

 

セナヤは守備的過ぎて採用しづらい。ベラノヴァはもうちょいドリブルも使えるイメージだったが、データ的にはクロス偏重。夏に移籍したので、当面候補にはならないだろう。

 

 

シティ関連銘柄。どちらも悪くは無いが、そもそも候補にはならない。

 

 

グストは是非欲しい選手だった。攻撃力もあるし、守備もしっかり出来る。ただ、今欲しい選手は、これよりさらに攻撃面で特色のある選手、だ。そういう意味ではフリンポンは非常に興味深いが、守備での貢献度の低さはやはり気になるところではある。まぁ守備機会が単純に少ないだけ、という可能性もあるが(レヴァークーゼンはやられる時は大抵カウンターでセンターラインを真っすぐ行かれるし、サイドから仕掛けられる場合もそもそもフリンポンは最前線にいるので戻って来れないことが多い)。

まぁどちらにしろ薬屋からは選手は流出して欲しくないので無。

 

 

どちらも攻撃力は一定数期待できるが、守備力は乏しすぎる。Chimyはタイプ的にも違う。

 

 

ヒューリッヒは割と面白い。攻撃力は申し分ない。キックの精度も高いし、ボールを持った状態でキープしたり相手と間合いを作ってクロスする隙間を作る、カットインしてシュートする、など技も多彩。WBで使うならもう少し守備が欲しいところではあるが。フランコウスキはバランス求めるなら悪くはない。が、それなら今の戦力で良い。

 

 

ドゥンフリースは得点力は高いが、それ以外の評価は難しい。思った以上にxAは高いが、あまりそういう印象無いんだよな…。どちらにしろ守備はもう少し欲しいところだろう。

 

 

サイラスは相変わらず尖っている。昔からWBやってはいたが、それにしては守備のスタッツが低い。Mbabuは悪くないがこれならマズラウィで良い。

 

 

Lees-MelouはあまりWB出来そうなイメージは無い。ポロは攻守にはランスが取れていて悪くないが、ドリブルはもう少し欲しいところだろう。トッテナムで無ければ候補に入ったのだが…。

ただ、今求めているプロファイル的には、右利きならもう少し攻撃力に特徴のある選手が欲しい。

 

 

ネコは守備的すぎ、キエーザは攻撃的過ぎ。まぁキエーザについてはFwでの出場が多かったので、WBで使えばもう少し守備には期待できる人材とは思うが。フィオレンティーナ時代はWBやっていたしね。このまま腐るんだったら試してみても良いのでは。リバプールではあるが。プロファイル的にはマッチしている。

 

 

アルバロは何で売却してしまったのか、全く意味が分からない。ローンだろ、普通。グラナダでは大したこと無かったが、完全移籍したベンフィカではかなり成長した姿を見せてくれている。ベンフィカだとデータが無くて解析出来ないのが非常に残念だが…。

カラブリアはまだまだやれると思うのだが、最近はポジションを奪われ気味。監督変わってどうなるかは分からないが。とは言え、我々が欲しいのは攻撃的WBなのでプロファイルは合わない。

 

 

ガルナチョはまぁ守備力がやっぱり不安だよね。WBで使おうと思ったら。また、アシストよりシュートに特徴がある選手だから、ゴールからあんまり離れた位置で使うのも得策ではないと思う。シャドーに適応してくれたら一番良いんだけど…。ヴァンデルソンはもうちょい攻撃出来るイメージあったが、スタッツは完全に守備偏重。

 

 

ドドは割と面白くはある。ちょっと見ただけで、攻撃センスがあることは分かる。ガンガン前に出ていくタイプなので守備の値は低いが、ルーズボールリカバリーだけは高い。フィオは優秀なライトバックを2枚有しているので、交渉は可能かもしれない。リエリソンはもうちょいチャンスクリエイション部分の貢献が欲しい。価格的にも選択肢からは外れるだろう。

 

 

この辺りは年齢のこともあるし、候補には入ってこない。

 

 

WBでは無いが、個人的な推しなのでいつも入れているウォード・プラウズ。右サイドならクロサーとして使えると思うんだけどなぁ。xAもアントニーより高い。ただ、意外にもクロスのアシストはそんなに多くない。

 

 

リブラメントは将来有望ではあるものの、現時点では長所が分かりづらい。守備面では良いものの、攻撃面で何を自分の持ち味とするかはこれから探っていく必要があるだろう。

ペリストリは一応出しているけど、彼は全くWB向きではない。ギリシャで頑張っているだろうか。個人的には好きだったので頑張って欲しい。

 

 

ステンツェルは相変わらずあまり使ってもらえないが、出場すれば攻守でセンスを見せてくれる。かなり安価で獲得できると思うし面白いのでは。ファンルも出場時間が短いので何とも言えないが、今後が楽しみだ。

 

 

攻撃的な選手二人。特にグリフォは得点関与率も高いし、意外と面白いのではないかと思っている。年齢の問題はあるが…。ゾルテアはクロスブロックが多いのも好印象。

 

 

ビュルターもグリフォと同じく、特に攻撃で持ち味を出せるが守備も悪く無く、でもちょっと年齢がネック。ヴィセンテはそれに比べるともう少しバランス型。だが、そうは言っても守備はアントニー以下だ。

 

 

この辺りだと、アントニーで良いよね、となる(もちろん右足だから違うのだが、能力的にはアントニー以上が欲しい)

 

 

Mitoma君はドリブルに尖り過ぎ、ゴードンはゴールから離して使うと良さが出ない。

 

 

テテは守備させるなら良いがxAが絶望的過ぎ。Bradleyはそれ以上に守備が強く、攻撃もそこそこ。TAAとの使い分けは容易そうだ。

 

 

最後に、左足ではあるが最近話題にあがっているのがDorgu。ただ、去年の段階では守備も攻撃も今一つだ。ここからどう成長していくのか、見ものではある。

 

 

いかがだっただろうか。

正直に言えば、そんなに候補は多くない。右利きのSBは既に潤沢なので、守備も出来るウィングような選手が欲しい、とは書いた物の、結局一番候補として良さそうなのはトリッピアだ。

次点はヴァイスハウプト、(無いだろうが)ハキミ、フリンポン(出ていかないで欲しい)、ヒューリッヒ、キエーザ、ステンツェル辺りだろう。

 

ちなみに前回出した、左利きの候補は、

まずラウムとマクニール。

次点はルイス・エンリケ、Iling-Junior(アストンビラに移籍しちゃったが)、カイオ・エンリケ、ミッチェルスタット、ペドロサ、エンクンク(フランクフルトの方)、ベステ、Del Castillo、ディエゴ・リコ、シュテーガー、ペドラザ、Doughty、と言ったところ。

 

この中で獲るなら結局トリッピアかラウムかマクニールだろう。安く済ませるならトリッピアだが、彼らが出してくれるかは怪しい。

諸々考えると、ディアロ、アントニー、ダロト、マズラウィ、ショーと頭数は揃っているのでまずはこの面子で何とかすることを考えたいところだろう。(マラシアは数に入らない)。

その上で、カレーラスは買戻したいのと、アマスの成長に期待。

 

 

ただ、最近アモリムはヒヨっているのか両サイドにダロトとマズラウィを固定している。これだとボールキープに難があるし最終局面で崩せないので、中々攻撃で良い形を作れない。アントニー使わない、ディアロはシャドーで使いたい、というのであれば、やはりもう少し攻撃的な選手は1枚追加したいところか…。そうなると、クロサーのラウムやトリッピアより、ドリブルも使えるマクニールの方が良いかもしれない。結局は、どういう選手が欲しいかに依存するだろう。

 

最近全く結果が出ておらず、アモリムに合わせて選手獲得すべき、という意見も出ているが、そんなにお金があるわけでは無い(結構テンハーグの時に無駄遣いしたし)。

CBはそんなに外れているとも思えない。そもそも、スピードもフィジカルもボール技術も戦術理解度もあるCBなんて、ここ10年でファンダイクしか見たこと無い。

完全に戦術に合うCBなどほぼいないのだから、何かは諦める必要がある。マグワイアはスピードと視野に課題があり、デリフトはスピードとフィジカルに課題がある。ここをどうするか、は問題になるだろう。全てを持ち合わせる可能性のあるヨロを真ん中にして、スピードに課題のデリフトを右に回した方が良いかもしれない。

ただ、CBは(デリフトを売却しないなら)金をこれ以上かけられるセクションではない。

獲るなら、すべての要素を満たす可能性のある選手としてブライスヴァイトに行って欲しいところではあるが、若干博打な感は否めない。

 

 

先刻より書いている通り、結局まず優先度が高いのはフォワードとシャドーだ。

フォワードはギョクレシュ、オシムヘン、ラウタロの3択だが、ラウタロが移籍するとは思えないので結局は2択。これ以外に、実績が見込める候補はほぼ皆無だろう。レアルがエンドリッキくれるなら話は別だけど。

 

 

シャドーは前に書いた通り、最優先はヴィルツとシャビ・シモンズだ。

次点はラフィーニャ、チェルキ、クヴァラツヘリア、ルックマン。

その次がエゼ、ブラント、バエナ辺りと考えている。

ただ、クヴァラはパリに行ってしまった。非常に残念ではある(しかも7000万ユーロというのだからなおさら)が、これでシャビを放出する芽は出て来た、と言えるかもしれない。

可能な限り彼を追いつつ、チェルキを確保し、(本当はサンチョかグリーンウッドが戻ってくれば最高だが)シャビがダメだった場合はエゼかバエナ、ルックマンを狙う、というのが基本路線のように思う。

 

まぁでもシャビとヴィルツ欲しいなぁ。

 

この3人(ギョクレシュ、シャビ、ヴィルツ)に夏は全財産を集中させてほしい。

そして、ガルナチョとメイヌーは当面は実力不足なのでレンタルとして頂きたい。売るにはまだもうちょっと早い。メイヌーは要求週給次第だが(今の報道が本当であれば売却で良い)。