どうも、Schusseです。
あの後シェシュコも獲得して、最近の話題はバレバに移っている。
正直、シェシュコも割とギャンブルだと思う。彼は特徴が結構ホイルンドに似ていて、デカくて速い。でも実際のところ、周りを使うのはあまり得意ではない。視野が広い訳では無いし、基本はゴールとキーパーだけ把握して他の味方とかは考慮に入れない、典型的なストライカータイプだ。
そういう意味では、似ている選手はハーランドやモラタだろう。
つまり、チームが滅茶苦茶上手く回っていて、彼に良いボールを定期的・高頻度にデリバリー出来るチームであれば輝くが、そうでなければ完全にチームから消えるタイプ。去年のライプツィヒがまさにそんな感じで、シェシュコも不完全燃焼に終わった(前回書いた通り)。ポストはホイルンドに成長の一端が垣間見えて来ていただけに、この決断がどう転ぶかは若干怖いところだ。
さて、それで次はバレバである。
個人的には意味不明。
バレバはブライトンが青田買いした際に、ボールを運ぶ能力が低すぎるのでカイセドの代わりにはなれない、と酷評されていた。少し前の試合しか見ていないが、個人的には私も同じ印象だ。要するに、ボールハントは得意だが、ボール保持時の貢献が少なさすぎる。
さらに、このタイプは既にカゼミロとウガルテがいる。バレバ取るなら、何でウガルテ取ったの? この値段でバレバ取るなら、なんでカイセド取らなかったの?
確かに、ウガルテのプレス耐性の低さは眼を覆いたくなるレベルであることは理解出来るし、もっと他の選手が欲しいのはその通りだが、そんなことはPSG時代から分かっていた。分かっていて獲得したのではないのか?
カゼミロは判断が遅い場合があり、その時にプレスの餌食になることが見られるが、判断に時間がかかりそうであればすぐ戻す、を徹底すればウガルテよりは良さそうに想う。ただ、加齢的にカバーエリアが減少している(スピード不足)はちょっと不安ではある。
ただ、それでも、このタイミングでバレバはどうなのだろうか。
ということで今日は、CHの選手たちの成績を見てみよう。
まずは、前目の中盤の選手。
縦軸がトップ下としての偏差値、横軸がCH(主にBox to Box type)としての偏差値。星の大きさは出場時間だ。
イングランドではデブライネ、マディソン、ブルーノがトップ3。大体実力通りだろう。その中で、ブルーノはOHとしては2位だがCHとして1位になっている。アモリムによる役割変化にもしっかりと順応していると言えるだろう。
バレバはCHとして53、OHとしては50程度だ。予想通り、攻撃性能はかなり低い(CH偏差値に対するOH偏差値割合が最底辺)。
ちなみに、それなりに出場機会を得ている選手の中では、OHとしてクーニャが4位だ。その点でも良い買い物だったことは間違いない。
スペインではモドリッチが今でもトップ。どうなっているんだろうな、彼は。上位は大体順当なところだろう。ベリンガムがかなり出遅れた感はあるが。
見にくいのでモドリッチを除くとこんな感じ。セバージョスは毎年良い仕事するのに不遇だね。
フランス。
ヴィティーニャはうまく紐づけが出来ずデータが無い。
彼を除くとこんな感じ。やはりチェルキは欲しかった。行くべきだったと思うが…。CHとしてはベナセルがトップ。さすが。
それ以外は基本パリの選手が並ぶ。攻撃機会が多いからね。
ドイツでは、抜けた選手が二人いることが分かる。なぜヴィルツはリバプールなんだ…。
キミッヒは別次元のヒトなので除くとこんな感じ。Aleix Garciaの健闘が光る。来年はジャカが抜けるので、彼はより重要になるだろう。あと、アミリ帰って来てくれ。
イタリアはこんな感じ。サマルジッチはいよいよ来たね。後は、やはりアドリは良かった。彼も不遇だ。もう一つ気になるのはDouglas Luiz。偏差値は断然良いんだけど。個人的には、バレバよりはルイスの方が良い。シティ? 関係ないね。
さて、本当はここでもう少し時間を割きたいところだが、現在喫緊なのはDHなので、そちらに先に話を移そう。
縦軸がプレイメイカータイプとしての偏差値、横軸がクラッシャー(マケレレロール)タイプとしての偏差値だ。つまり上に行くほどビルドアップに貢献出来、右に行くほどボールハント出来る選手、となる。
リサマルを除くと、ボール回収能力が高いのはヴィーファー、カゼミロ、Iroegbunam、カイセド、ゴメス、スコット、バレバ、ベンタンクールの順となる。やはり、この点ではバレバは悪くない。ちなみに、ウガルテはそれよりちょっと下(偏差値54強)。
さて、ここが重要なのが斜めの線だ。この線より上に出る選手はビルドアップでも貢献できる選手、下に出る選手はザックリ言うと下手な選手だ。カゼミロはちょうどこの線上、ブルーノはうんと上、ウガルテは斜め線より偏差値1強くらい下だ。この辺りは感覚と大体合っているだろう。
ではバレバは、と言うと、斜め線より1くらい下。つまり、やはり想像通りビルドアップへの貢献は低い。ただ、ウガルテよりはちょっとマシ。ボールハント能力もウガルテよりちょっと上。
と言うことは、ウガルテの若干上位互換にはなり得る、ということだ。ただ、だったら何でウガルテ取ったの?と思うし、パフォーマンス比較的にも、ウガルテを売却してその売却額+1000万ユーロくらいで獲得できるのでなければメリットは薄い
それなのに、120億とか出そうとしているよね。ウガルテは売っても50億も行かないだろうから、圧倒的に損。そのお金あるなら他に回しなさいよ、と感じる。
ちなみにメイヌーは横軸51、縦軸49.5くらい。これだとスタメンは厳しい…。シャドーとして使われていたことが多いので、何とも言えないけどね。でもバレバの代わりにそのポジションでメイヌーが台頭してくれると本当は嬉しい。
他のリーグも見よう。
スペインはあまりボールハント系がいないので、成績上位者にもどちらかと言うと「上手い」選手が並ぶ。上位者で斜め線前後に出るのはカマビンガだけだ。
フランスではCBなのにマルキーニョスがトップ。パリじゃなかったらこの選手はもっと評価されたと思うんだけど。
他には、個人的お気に入りのベナセルとホイビュア、どちらもリーグが移っても入パフォーマーであることに変わりは無かった。フランスは割と新しい選手が次々に出てくるので、上位者でも良く知らない選手も多い。
ちなみに、冷遇されたアンヘル・ゴメスは散々な出来だった。マルセイユでどうなるか、見ものである(本当は帰ってきてほしかったけど)
ドイツはとにかくキミッヒ。
ということで彼を除いて見やすくしたのがこちら。意外にも、トップはダイヤーさんだ。他には、ビルドアップが強い選手はジャカ、シュティラー、アレイシ・ガルシア、アミリと納得の面々が並ぶ。アミリも入れればレバークーゼン組が多いのは嬉しい限り。そして、シュティラーが人気銘柄になるのも分かる。まぁクロースとは比較にはならないけど。一方、スペインと同じで、ボールハンター型は少ない。
イタリアはロカテッリがトップ。何だかんだ言われる時期もあったが、今年は(彼個人の出来としては)満足の行くシーズンだったのではないだろうか。
他を見ると、やはりDouglas Luizは守備、ビルドアップどちらの偏差値も高い。まぁこう見るとロカテッリに及ばなかったのも分かるが、レンタル出来るならバレバより断然アリと思う。また、アドリ、ルフェー、ロベッラと言った個人的お気に入り選手も軒並み高いパフォーマンスだったことが分かる。やはりロベッラとアドリは良いと思うんだけどなぁ。まぁプレミアでどうか未知数、というのはあるけど。それなら、去年サンダーランドでプレーしたルフェーは面白い。
他には、エデルソンは前から噂があるが、彼はバレバより足元も断然上手い。私はバレバに120億使うなら、ルイスをレンタルするか、エデルソンに行って欲しい。
最後に、5リーグ統合したのがこちら。以前と同様に、フランスとドイツはリーグのレベルを考慮して若干補正してある。それでもトップはキミッヒだ。ライバル(クロースとベラッティ)がいなくなったので、この牙城は当面崩れそうにない。
ユナイテッドの中盤に問題があるのは分かる。ウガルテはプレスされると極端に弱く、カゼミロは年を取り、メイヌーは守備にもパスにも持ち味がなく、エリクセンはいなくなった。コリアーは将来のためにレンタルさせてあげて欲しい。
しかし最大の問題は、守備的MFのレベルの低さではなく、ブルーノの控えの不在のように私は感じる。去年はエリクセンがいたが、今年は本気で代役がいない。
偏差値比較で分かったように、ブルーノ以外にビルドアップに貢献できる選手(斜め線より上に出る選手)がいない。メイヌーも線より下だ。
ブルーノいなくなったらどうするの?休ませる時どうするの?
理想は、守備も出来るビルドアップに貢献できる選手だ。それがまずは必要だ。そうすればブルーノと組ませることも出来るし、ブルーノ不在時はウガルテやカゼミロと組むことも可能だ。本当はメイヌーがそうなってくれるとベストだが、もう少し時間が必要だろう。今年はシーズンを捨てて彼をその役割でスタメンとして使い続けて育てるか、レンタルに出すか、だ。
候補ではルイス、エデルソン、ベナセルか。アドリやシュティラーは魅力的だが、ブルーノと組ませるには守備強度に不安が残る。
完全に代役としての役割だけ考えるならデパウルが良かったが、彼は移籍してしまった。
皆さんはどう思うだろうか?
次回は、ラダーでもっと詳しく解析してみたい。その頃には移籍も決着が着いているだろう。














