この時期の急な異動は本当に迷惑なもので、すでに埋まっていた予定をこなしつつ、引き継ぎの準備をし、さらに最終週には次の部署での業務打ち合わせに、長男の転勤と自らの健診もあって、スケジュールがパンパンだ。せっかく「一杯やりましょう」と誘ってくれる後輩たちにも、「6月に入ってから」と先送りをお願いしている。
ちなみに、6月1日の異動初日は、新しい部署での挨拶を翌日に回し、今の部署の流れで東京競馬場でお仕事。そう、日本ダービーが最後の仕事になるのだ。サラリーマン人生を振り返る時、「あの年のダービーは」と振り返ることが多く、初めて異動した年はタニノギムレット、大阪に赴任した2年はマカヒキとレイデオロとすぐに頭に浮かぶ。今年はより一層、節目となる日。何が勝っても、いろいろな意味で忘れられないダービーになるだろう。
さて、先週のヴィクトリアマイルは、◎アルジーヌが巧みな進路取りからいい感じで抜け出してきて、あとは◯アスコリピチェーノさえ来てくれれば…と後方に目を移していると、アスコリピチェーノとクイーンズウォークが併せ馬でグイグイ伸びてきたので、「できた!」と思った瞬間、内からシランケドが強襲してきて、まさかのアルジーヌ4着。クビ、ハナ、アタマ差での◯△★◎という歯痒い決着に、ほぼほぼ当たりじゃん!知らんけど…と自らを慰めるしかなかった。
なかなか波に乗り切れない春GⅠだが、今週はもうオークスというわけで、絶好調でダービーを迎えるためには、このオークスをしっかり当てることが重要になってくる。昨年はチェルヴィニアで文字通りPOGのV締めを成し遂げ、記憶に鮮明に残るレースになった。今年はPOGの牝馬が大不振なので、良くも悪くも馬券に集中できる。桜花賞ワンツーのエンブロイダリーやアルマヴェローチェの地力の高さは認めつつ、本命で3着だったリンクスティップの巻き返しに期待しながら、“樫の真の正解”を探していく。