悪友Ｙから浦和しらさぎ賞の予想をしてほしいと頼まれたので、最初に軽く触れておく。
【しらさぎ賞】
◎⑧ジゼル
○⑤ツーシャドー
★②⑩⑫
３連単◎⇒○⇔★
３連複◎流し○★へ
デビュー11連勝中のジゼルにとって、ここは試練の一戦になるだろうと思っていたが、強力ライバルと目される連中が揃って外枠に配されてしまった。ならば、今の勢いと前走で見せた自在性を信じてみよう。相手は前走でジゼルの２着だったツーシャドー。この馬も前走は一段後ろからの競馬できっちり結果を出した。今回は２㌔減でジゼルと同斤。好枠から自分の競馬ができれば好勝負になる。
さて、桜と皐月賞が終わり、天皇賞を前に今週はちょっと休憩といった感じ。ワタシも１週後に迫った羽田盃に向けて、とにかく運を溜め込んでおこうと、ムダ打ちをできるだけ避けながら生活している。
羽田盃はどこで見ようか…。当初は指定席を確保しようと思ったが、ＧW前で仕事の予定がはっきり見えないので自重した。大井に行って大観衆にまみれての生観戦もいいが、帰りの激混みモノレールを想像すると前向きにはなれず、誰かに誘われたらまた考えるとして、おそらくは自宅でＭＸ観戦。白毛の新年度アイドル誕生の瞬間を、イチローズモルトでも飲みながらのんびり見守ろうと思う。
さて、ＰＯＧ。
今週の出走馬はいないが、ＧＩの空き家となった今週のスポーツ紙では、２歳馬を積極的に扱うところが多かった。
我が軍団のきょうだい馬では、ラケダイモーンの弟「ジェゼル」や、チェルヴィニアの弟「アルレッキーノ」が登場。甘い言葉を並べられながら、良血ぶりが紹介されていた。
新種牡馬サートゥルナーリア産駒のジェゼルは、名繁殖牝馬ラルケットの９番子で、兄姉にはステルヴィオ、ウンブライルといった一流マイラーがいる。当歳セレクトで３億円の高値で金子真人ＨＤが落札。須貝厩舎に決まり、今月入厩予定。一つ上のレイデオロ産駒の兄ラケダイモーンは、馬体のバランスは最高だと思ったが、父の影響からか速い脚に欠けた。父がサートゥルナーリアに替わり、新種牡馬だけに半信半疑ではあるが、その父がロードカナロアで、兄のエピファネイアやリオンディーズよりはスピードと瞬発力に優れていそう。実際に調教で動かしてみてから、積極的に獲りにいくべきか判断したい。
アルレッキーノはチェッキーノの３番子でブリックスアンドモルタル産駒。兄ノッキングポイント、姉チェルヴィニア同様、サンデーＲの募集馬で価格は5000万円。兄と同じ国枝厩舎に決まった。すでに３月21日にゲート試験をパスし、天栄に放牧中。兄姉がどちらも６月デビューから重賞ウィナーになっており、この馬も早期デビューからの活躍が期待されている。
ただし、どうしても気になるのが父ブリックスアンドモルタルの存在。初年度の現３歳世代はゴンバデカーブースがサウジアラビアＲＣで重賞ウィナーになり、クイックバイオもききょうＳを制したが、その他の特別勝ちはダート中距離のイーグルノワールとアンモシエラ。ワタシもスターリングアップを指名したが、競馬を教えるのに時間を要して未勝利のまま。はっきり言って、産駒は期待ほど走っていない。
きょうだいだから獲り続けたいという気持ちは強いが、この父ではなかなか前向きにはなれない。こちらも入厩してからの動き次第か。何かに秀でていてほしいと願うしかない。