昨日の２重賞は、シルクロードＳが◎○△で３連複1180円、根岸Ｓが◎△○で３連複2070円とダブル的中だった。が、何となく喜び切れないのは配当の安さ。シルクロードＳは４、５着に人気薄がきていたので、３着馬のルメールが頑張らなければ50倍や90倍に跳ね上がっていたのだが…。同様に、根岸Ｓはサンライズフレイムの藤岡康がもっと早く追い出して２着まで持ってきてくれれば３連単がズバリだったのに…。競馬にタラレバは禁物だが、反省すべきは買い方か。シルクロードＳは３番人気を３着に３連単も押さえることは可能だったし、根岸Ｓもサンライズフレイム３着の３連単を買う手もあった。基本は10点予想なのでその枠に当てはめてしまうのは仕方がないとしても、儲かっている時くらいはそれくらいの余裕を持って臨んでもよかったのかも。勝っても課題は多い。
派手な新年会を終えたばかりだが、早いもので１月も最終週。週末からは２月競馬である。そして、この時期は恒例の帯広出張ということで、またまた来てしまった北の大地。空港に降り立つと冷気が襲ってくるのはいつものことだが、今回はあまりに天気が良くて日差しがまぶしすぎるほど。雪の量も昨年よりは少ない印象で、これなら歩道を恐々歩かなくても済みそう。とはいえ、日が落ちると一変するのが雪国である。しかもここは氷の世界。昨年の教訓から今年はコートではなくダウンを着用し、ネックウォーマーも用意。完全防備で氷点下の街を楽しもうじゃないか。
さて、ＰＯＧ。
今週は日曜京都マイルでスターリングアップがデビューを予定している。10月のゲート合格後に「期待馬だからこそ中途半端なことはしたくない」と、ここまで待たされたわけだが、調教タイムからは“大器の片鱗”は感じられないままなので、実戦でどこまで切れる脚が使えるのか気になるところ。いずれにしても、クラシック級の素材であれば、ここは余力残しで軽くクリアしてトライアルに進んでもらわなければならない。スタセリタ～ソウルスターリングの世界的良血らしい走りを見せてほしい。
次走報が２件。
我が軍団の女王候補チェルヴィニアは、桜花賞への直行が決まった。同厩のレガレイラが皐月賞直行ということで、どちらもトライアルを叩かず使い分けるということは、鞍上はルメールで決定的なのだろう。チェルヴィニアにとってはアルテミスＳから半年の間隔になるわけで、常識的な考えでは異例な選択だが、素質の高さに体質が追い付いていない現状では、必ずしも常識にとらわれる必要がなく、むしろ天栄&木村厩舎なら非常識でも信頼できる。距離的にはギリギリの桜花賞をいい叩き台にして、オークスで１冠、あわよくば２冠を願っている。
我が軍団の砂の雄、アマンテビアンコは、めでたく雲取賞の中央枠に入ったとのことで第1関門クリア。あとは大井の砂質に合うかどうかだけ。こればかりは天運を祈るしかないか。