正月競馬の3日間開催は、結局、初日の京都金杯が当たっただけ。まあ、ハズれはしたが中山金杯もフェアリーSもシンザン記念も、狙った馬たちの複数が掲示板に載っており、レースとしては最後まで楽しめたので、2024年はいい流れでスタートできたと勝手に前向きになっている。
金運という意味では、8日の佐賀12Rで今年の初万シューをゲット。真面目に予想して、オッズを気にせず3連単5点だけ買ったわけで…。この日は昼間の平和島ボートで大幅プラスになり、夜の蒲郡12Rの女子戦も当たったので、ツイてる時はノリノリでいこう!と発走が遅れていた佐賀にまで手を出したら大きなお年玉にありつけた。良いときはプッシュして悪いときは引く。これまで以上にメリハリを利かせた買い方が今年の必勝法になりそうだ。
さて、POG。
さあ今週は…といきたいところだが、ついに連続出走がストップする予定。有馬ルールの3歳馬を含め、9月から奇跡的に18週もつながった出馬ラッシュも、さすがに弾が尽きたか。未勝利組のフレミングフープ、アリスヴィクトリア、コンドライトが在厩しているが、今週使ってきそうな気配はない。というより、3歳戦に突入してしまった今となっては、もはや数を使うことより勝てるところを使ってもらわなければならないわけで…。ここから先は、できれば出走機会連続勝利を目指したいものだ。
さてさて、今回の連続出走の立役者になったのが、デビュー5戦連続2着のルディック。連続同一着順の記録を調べると、1976年にタカヨシピットという馬が当時の300万クラスで9戦連続2着、2020~21年にメイショウキリモンが未勝利で8戦連続2着なんていうのが出てくるが、デビューからの記録は見つからなかった。先週書いたヴィータローザのデビュー5戦連続3着も相当レアだったわけで、他に有名どころでは93年にロイスアンドロイスが②②③②②②着からダービー切符を目指して青葉賞に挑戦し③着なんてこともあった(次走で未勝利勝ち)。
競走馬の能力と戦績は必ずしも比例しない。同じ能力を持ち合わせていても強くなれるか否かは紙一重。いきなり1つ勝ってそこで終わってしまうこともあれば、なかなか勝てなかった馬が一度勝つとポンポンと連勝することもある。相手、条件、展開問わずで2着を続けているこの馬は、能力的には十分な資質を備えているわけで、あとはきっかけ。距離短縮によってレース内容が安定したように、何らかの変化がいい刺激になれば、まだまだ激変もあると信じている。