毎年のことながら、年末の３日間はギャンブル好きには時間がいくらあっても足りないほどレースが目白押しになる。昨日も…。
15:40東京大賞典
15:40ＱＣトライアル11Ｒ
16:20ＱＣトライアル12Ｒ
16:30ガールズＧＰ
16:45ＳＳ王座ＴＲ11Ｒ
17:30ＳＳ王座ＴＲ12Ｒ
２時間で６レース。これを働きながら勝負していくのだから、はっきり言って仕事どころではないのだが、そこはすっかり慣れたもの。二刀流で冷静にさばいていく。
的中したのは、東京大賞典の３連単6950円とガールズＧＰの３連単1430円。このブログは競馬がメインなので、東京大賞典を12点でズバッと当てたのは自慢していいだろう。ガールズＧＰは堅めだったので、本命の佐藤水菜が勝って、少しでもプラスになったことに満足した。
メンバー的にこの日一番熱かったＳＳ王座ＴＲ11Ｒは、３着争いの佐藤貴也と鈴木圭一郎の攻防が見応えたっぷり。貴也を応援しつつ、車券的には圭一郎という、ある意味どちらに転んでもWINWINだったので、最後の最後までハラハラドキドキしながらレースを堪能した。
逆に、腹立たしかったのは我らが長嶋万記が出走したＱＣトライアル12Ｒ。５コースからいい感じで捲り差して３着争いに食い込んだと思ったら、２マークで田口の不良航法のあおりを受け最下位に落ちてしまった。これで今年は本日の勝負駆けを待たずにほぼジ・エンド。大晦日の楽しみが１つ消えてしまった。
明けて本日は、30日恒例のＫＥＩＲＩＮグランプリ。今年は出目と義理人情の二刀流で勝負したい。
【ＫＥＩＲＩＮグランプリ】
まずは出目から。
３連単④③⑧14万3920円的中の衝撃は、もう４年も前の話。昨年の３連単⑨①②は、「⑨１着の時の２着は⑧」と少ない傾向から絞りすぎたのが失敗だった。とはいえ、やみくもに点数を増やしても意味がない。今年も感情無視の数字遊びだけで勝ちにいく。
３連単発売以降の22回を分析すると、かなり偏りがある数字が並んでいる。⑨番と⑧番の出現率が高く⑨番【506】、⑧番【036】。この２つの車番による決着も３度あり(いずれも⑨⑧)、実に22年で17回も少なくともどちらかが出現している。⑨番は勝つか３着で、勝ったときは２着に⑧⑦①を連れてきており、⑧番は３着が６回で、２着の３回はいずれも１着は⑨番となっている(⑦の扱いについては後述)。
この⑨番と⑧番がどちらも出現しなかった５回は、①番車が３回と②番車が４回出現し、内枠勢中心の決着。内枠決着は連続して出現したことがなく、少し間隔が空くのが特徴。５年前に①②④、一昨年は④③②で決まったので、今年も可能性なしと決めつけてしまおう。ただし、この６年は⑨と⑧以外はすべて①～④の内枠勢が占めている。⑥は６年、⑤は８年、⑦は11年も出現していないが、舞台が立川に戻り、世代交代が叫ばれる年だけに、このあたりに変化が出てきそうな予感はある。
昨年は「２車単⑨⑧は５年前に出現してから適度に間隔が空いたので、そろそろ注意が必要」とヤマを張ってみたが、⑨が勝っても２着が違った。この⑨のムダ遣いは痛い。④の３連覇以外に連覇はないので、今年は⑨の１着は買いにくくなった。
となると、３着に⑨番か⑧番が出現する、あの14万タイプが今年の狙い目た。
３着に⑨番が出現したときの１着は④⑤⑥⑦番で３つの数字の合計は15～20、⑧番のときは１着は③④⑤⑥番で合計は15～17となる。とはいえ、確率的に３連覇から１年空けてまた④が勝つなんてことがあってはならないのでバッサリ切る。
⑤⇒①②③④⑥⇒⑨
⑥⇒①②③④⑤⇒⑨
③⇒④⑤⑥⇒⑧
⑤⇒②③④⇒⑧
⑥⇒①②③⇒⑧
ブランク系の⑤⑥の１着が買い目に多いのが不安でもあるが、「そろそろ」と前向きに考えることにしよう。ちなみに、⑤⑥を嫌って⑧⑨以外を内枠にこだわると、買い目は③④⑧のわずか１点になってしまう。これが当たるようなら神超えになってしまうが、さて…。
最後に、昨年に続いて取り上げたいのが⑦番。３連単導入前の15年間では７回出現し、⑧⑨と並んで強運の外３車だったのだが、この22年はわずか４回と出現回数が減り、現在11年連続で４着以下に終わっている。過去37回を遡ってみると、最も出現ブランクが長かったのは⑥番の17年で、次いで④番の12年、②番の９年と偶数番が続く。かつての強運数字⑦番としては確率的にも11年のブランクを経て、そろそろ出現してもおかしくない。
⑦番が出現したときの着順は21113112113で、２、３着の後に１着が続く。となると、今回は１着。⑦番が１着の場合、７回中６回で該当するのが、２着①②③で３着①②⑧⑨。
３連単⑦⇒①②③⇒①②⑧⑨
今年もこの10点は“先物買い”で押さえておきたい。
というわけで、出目の勝負買い目は、
３連単⑤⇒①②③④⑥⇒⑨
３連単⑥⇒①②③④⑤⇒⑨
３連単③⇒④⑤⑥⇒⑧
３連単⑤⇒②③④⇒⑧
３連単⑥⇒①②③⇒⑧
３連単⑦⇒①②③⇒①②⑧⑨
以上、３連単29点で今年も神予想に挑戦！
続いて、競輪らしく義理人情予想。
かつては村上義弘の走りに魂を揺さぶられ、グランプリに出れば頭で買うのがワタシのスタイルだった。昨年の引退は本当に残念だったが、現役を退いたことで村上さんとは今春、先輩を介して京都で食事する機会があり、いまや会えば普通に話せる関係になったのだから、自分自身が一番驚いている。
その村上さんが本当の意味で引退できたと語ったのが、魂を受け継ぐ脇本&古性の活躍を外から見たときだった。速い脇本と強い古性。村上さんの持ち味が２人のなかで、それぞれの個性であり武器として育っているのが素晴らしい。ならば、ワタシもその魂を追いかけたい。
昨年は脇本がスピードで圧倒したが、今年は落車のダメージがいくらか残っているとみて、古性の巧さを上位にとる。
車券は、
３連単①⇔⑨⇒総流し
２車単①⇒②③④⑤⑥⑦⑧
こちらは21点。
出目と合わせて50点で、さあ大勝負！