日曜の朝日杯は、我がダノンタッチダウンが2着に入り、馬券は3連単4570円が的中。当たったのは当たったが4800円買っていたので、思いっ切りトリガミ。人気上位3頭の買い方をもう少し工夫できたらとも思うが、そんなことよりダノンタッチダウンを軸にして、馬券の払い戻しがあって、馬自身も賞金を加算できたことを素直に喜ぶべきだろう。2歳戦は2着だらけでも、ダノンザタイガー同様、この2着は3歳戦での1着量産への大きな布石になる。目先の勝利より大事なことを、「ダノン」2頭が身をもって証明してくれると信じたい。
それにしても、だ。何とも準Vな一日だった。甲子園ボウルに出場した我が後輩たちとともに“Wタッチダウン”を狙ったワタシの目論見はモロくも崩れた。朝日杯の発走を迎えるころには母校はすでにかなりの劣勢ムード。ということは…。何となく2着が頭をよぎった。2分後、嫌な予感は不思議と当たるもので、2歳マイル王のタイトルにあと一完歩届かなかった。母校もいくらか反撃のポーズはとったものの、34対17で敗れ、悲願の日本一はまたお預けになってしまった。
この流れで夜の大村グランプリに臨むのはかなり不安で、11Rのシリーズ優勝戦で◎毒島が2着に敗れた時には「やっぱりか」と唇を噛んだ。が、最後の最後、グランプリ優勝戦ではこの1年、ボートを見続けてきた自信と全体の流れを読み切ったワタシの直感が、しっかりマッチしてくれた。
①白井の執念の逃げに対し、差しを入れた②原田が流れ、③深谷を圏外に押しやり、代わって空いた内めをスルスルと上がってきたのが期待の④磯部だった。そして、その磯部の後をなぞるように⑥馬場が浮上。焦点の2着争いは前を行く磯部に機力上位の馬場が迫り、磯部が原田に絡まれた間隙を突いて馬場が一歩前に出ると、そのリードを最後まで守ってゴール。邪道ともいえる磯部3着舟券絡みに期待した「白井⇒全⇒磯部」がズドーンとハマり、①⇒⑥⇒④の3連単は6530円。歯痒かった一日を、最後に大笑いで締めくくった。
さて、POG。
朝日杯のダノンタッチダウンに話を戻すと、結果的に「最高の枠」と陣営が喜んだ12番は、前日からの降雨によって最高というよりは少々足かせにもなったように感じた。そんな不利をはねのけて2着に入れたのは、馬の力はもちろんだが川田の巧みな誘導によるところが大きい、
この枠に入った以上は、ということでワタシが想像していたのは、スタートを決めて中団の外めを無理なく追走すること。それが、スタートこそまずまずも、川田が選択したのはいくらか促しながら中団後方のインに入ることで、道中ははたしてこのポジション取りで直線で前が空くのかと心配でたまらなかった。が、実際に直線を向いた瞬間、徐々に外めに持ち出す進路を見つけ出したのが川田の凄いところ。馬へのストレスを最小限に最後は外からしっかり末を伸ばし、2着争いにはきっちり蹴りをつけたあたりが憎らしいくらいの巧みな技だった。
ダノンタッチダウン自身は、前走同様に負けたとは思っていないだろう。これが馬にとっては大事なところで、馬が3連勝の気分で余計なストレスなく順調に成長曲線を描いてくれそうなのが頼もしい。しかも、賞金も大きく上積みできたわけで、こうしたアドバンテージを引っ提げて目標のレースに向けて悠々と調整できるのはPO冥利に尽きる。
春はマイルかクラシックか、とりあえず距離が延びても十分に力を発揮できそうな下地作りを完了したのは確かなわけで、ダノンザタイガーとともにそれぞれの個性を最大限に生かせる道を邁進してほしい。